ぶん爺(じぃ)とランチを食べた木城町石河内にある郷の駅「鹿遊茶屋」。

「鹿が遊ぶ」茶屋と書いて、「鹿遊(かなすみ)茶屋」と読みます。
とっても味のある風流な名前だと思いませんか?
「鹿遊」は、木城町石河内に昔からある地区名で、今でも夜になると鹿が近くまで遊びに来るらしいです。

郷の駅の看板もよ~く見ると…
かわいい鹿の絵が描いてあるのがわかります。
そんな豊かな自然に囲まれた山間部で美味しいランチが食べられる!?
ということで、今回は、木城町郷の駅石河内「鹿遊(かなすみ)茶屋」を紹介します。
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この記事の目次
木城町 郷の駅石河内「鹿遊(かなすみ)茶屋」おすすめのランチメニューは?
木城町郷の駅石河内「鹿遊茶屋」は、蕎麦(そば)と素朴な郷土料理がおすすめ。
蕎麦は、木城産のそば粉を使った少し太めで短いコシのある店主の手打ち田舎蕎麦。
カツオ節、昆布、いりこで出汁を取った少し濃い目の味付けです。
その他にも、木城産の旬の食材を使ったメニューが盛りだくさん!

木城町から車で約30分、ちょうどランチ前に石河内に到着して、お腹ペコペコでした。
そして、たくさんのメニューがあって、どれを食べようか迷ったのですが…
ちー婆(ばぁ)「鹿遊定食(980円)」、ぶん爺(じぃ)「村の放牧豚カツ丼(800円)」を注文。
木城町 石河内の食材がぎっしり詰まった「鹿遊(かなすみ)定食」
- 鹿遊定食(980円)

「鹿遊定食」は、田舎蕎麦と木城町の田舎料理をお腹一杯ヘルシーに食べたい方にお勧めのメニューです。
まず、定食についている「田舎蕎麦」は、このボリューム!

短くて太めの田舎蕎麦は、手打ちでコシがあり、出汁と絡んでいい噛み応えです。
蕎麦が苦手な方には、うどん麺が代わりに注文できます。
そして、次に田舎料理の定番「煮しめ」。

- 椎茸(しいたけ)
- 人参
- じゃがいも
- こんにゃく
- 切り干し大根
- 干したけのこ
- 昆布
食材は、全部で7種類!
薄めの味付けなので、食材の味をひとつひとつ楽しめる煮しめです。
次に、和食といえば「天ぷら」。

- 茄子(なす)
- さつま芋
- カボチャ
- ゴーヤ
- 青じそ
- おくら
- ししとう
- ミョウガ
…と、何と食材が8種類も!
木城町石河内で採れた新鮮な旬の野菜が、パリッと揚げられた歯ごたえいい天ぷらです。
衣の上に、薬味入りの塩が少しかかっていて、そのままパクッと食べられます。
もちろん、田舎蕎麦と一緒に食べても美味!
そして、副菜の「酢の物」と「漬物」「ご飯」。



ということで「鹿遊定食」は、全部で6品もあります。
木城町石河内の味を満喫する満腹満足ヘルシーメニューだと思いませんか^^
木城町 石河内新しき村の放牧豚「カツ丼」
- 放牧豚カツ丼(800円)

「放牧豚カツ丼」は、武者小路実篤が創設した新しき村の自然や歴史も味わいたい方におすすめのメニューです。

このカツ丼のボリュームには、さすがのぶん爺(じぃ)もびっくり!?
自然豊かな新しき村の大地で育てられた豚肉は、身がしっかり締まっていて筋肉質。
狭い豚舎ではなく、広い敷地で自由に育てられている豚さんたちなので、筋肉質ですよね。
それに、新しき村の放牧豚は、餌と一緒に自然の草も好んでたくさん食べるそうです。
だから、ストレスもなく、筋肉質でとっても健康的な豚に育つわけです。
そして、カツ丼の濃い目で甘辛い醤油味が、放牧豚の良さをさらに引き出しています。
ご飯の下まで、カツ丼の味がしっかりと染みていて「うまい!」とぶん爺(じぃ)。

カツ丼についてくる味噌汁は、赤出汁です。
旬の野菜、茄子と刻みネギがたっぷり入っていて、カツ丼によく合っています。
ところで、木城町から石河内の郷の駅「鹿遊茶屋」に行くまでの道には、武者小路実篤に由来するトンネルがあります。

日日新(ひびあらた)トンネルは、武者小路実篤の有名な言葉から名付けられているんですよ。
ちなみに「日日新」で始まる有名な言葉とは…
- 日日新
- 日日決心
- 日日真剣
- 日日勉強
- 日日成長
木城町石河内新しき村の石碑にも刻まれているそうで、何か心に響く言葉だと思いました。
トンネルの近くには、小さな滝が流れていて、滝の近くまで行くと水しぶきが当たります。

また、その滝のそばで「クサギナ」という山菜も見つけました^^

ちょっと苦みのある山菜ですが、そのまま天ぷらにして食べても、湯がいて味付けしても美味しいそうです。
木城町郷の駅石河内「鹿遊茶屋」で、ランチと石河内の自然も満喫したちー婆(ばぁ)たちです。
※【参考記事】⇒ 木城町でランチを食べるなら木城温泉「ゆらら亭」がおすすめ!多彩なメニューに子供も大人も大満足?!
木城町 郷の駅石河内「鹿遊(かなすみ)茶屋」のランチメニューとお店の雰囲気は?
ここまでで、石河内郷の駅「鹿遊茶屋」のおすすめランチを紹介してきましたが…
他のランチメニューも紹介すると…
木城町のB級グルメ「KK麺」の冷たいラーメン

9月末までの夏季限定メニューですが、暑い夏には最高に美味しそう!
ちなみに、「KK」は「Kijou木城 Konnyakuこんにゃく」の頭文字。
麺には、木城町産のこんにゃく芋が使われていて、食物繊維豊富なカロリー控えめなヘルシーな麺。
田舎蕎麦メニュー


- あんかけ蕎麦
- 放牧豚角煮蕎麦
- 山菜蕎麦
- 蕎麦サラダ
- そばがき天
…と、田舎蕎麦を使ったメニューがとても充実しています。
放牧豚メニュー

- 放牧豚カレー
- 放牧豚カツカレー
- 放牧豚丼
…と、ぶん爺(じぃ)が食べた放牧豚カツ丼以外にもいろいろな種類があります。
また、お子様向けのメニューも準備されているので、家族連れでも安心です。

ちー婆(ばぁ)たちが、ランチを食べているとき、小さな兄弟がお子様ランチを注文していました。
お子様ランチ定番のハンバーグやエビフライ、スパゲッティは、子供が大好きなメニューですね^^
ところで、石河内郷の駅「鹿遊茶屋」のお店の雰囲気は、こんな感じです。
テーブル席が4つ、窓辺に沿って縦に並んでいます。

そして奥には、田舎蕎麦の手打ち体験ができる厨房があります。
出来上がった蕎麦を食べることができるテーブルがいくつかあり、ランチでも使えます。

店内の天井は、吹き抜けになっていて、自然の木のぬくもりを感じるあたたかい作りです。

そして、太陽の光と和紙でできたライトが優しい光で照らしています。
また、石河内郷の駅「鹿遊茶屋」には、木城町の特産品や地元の野菜や加工品なども販売されています。


ランチの後に、覗いてみるのも楽しいですよ。
鹿遊茶屋のスタッフの方が、売られている商品について丁寧に説明してくれます。
ちなみに、ちー婆(ばぁ)は、鹿遊茶屋ようかんと無農薬フルーツトマトを買いました^^
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木城町 郷の駅石河内「鹿遊(かなすみ)茶屋」までのアクセスや営業時間は?
最後に、木城町郷の駅石河内「鹿遊茶屋」のアクセスと営業時間などを紹介します。
郷の駅「鹿遊茶屋」は、木城絵本の郷に向けて進む県道22号線を使っていきます。
途中には、川原ダムがあり、水量が多い時にはこんな豪快なダムの流れを見ることもできますよ。

ところで、郷の駅「鹿遊茶屋」は、道沿いにある大きな木製の看板が目印です。

- 住所
木城町石河内414-3
- 営業時間
午前11時から午後3時まで

- 定休日
毎週月曜日
- 連絡先
0983-39-1080
まとめ
今回は、木城町郷の駅石河内「鹿遊茶屋」について紹介しました。
木城町から車を約30分走らせるだけで到着する石河内の郷の駅「鹿遊茶屋」。
おすすめのポイントは…
- 手打ちの素朴な田舎蕎麦
- 新しき村で育った放牧豚の料理
- 親切で優しい鹿遊茶屋のおばちゃん
木城町石河内は、色鮮やかな山の景色と豊かな川の流れを目で愉しみ、美味しい空気が味わえる場所です。
豊かな自然に囲まれた山間部で美味しいランチを静かに食べたい方は、ぜひ一度行ってみてくださいね。