この前久しぶりに、ぶん爺(じぃ)と二人で木城町でランチを食べました。
宮崎県木城町は、河原自然公園や木城えほんの郷でよく知られている場所ですが…
ランチが気軽に楽しめるようなところは、あまりないようなイメージですよね?
そんな木城町でちー婆(ばぁ)がランチを食べたのは、木城温泉の「ゆらら亭」。

温泉を利用しなくても、食事だけでもOKで、意外とランチメニューも豊富!
週末のランチタイムは、食事を楽しむ家族連れなどで賑わっていました^^
そこで今回は、温泉もランチも両方楽しみたいという方へ木城町の「ゆらら亭」を紹介します。
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この記事の目次
自然豊かな木城町でご当地グルメ!「ゆらら亭」のおすすめランチメニューは?
木城町の「ゆらら亭」にはたくさんのランチメニューがありますが…
ここでは、ぶん爺(じぃ)とちー婆(ばぁ)が実際に食べておいしかったメニューを紹介したいと思います。
まず、お肉系が大好物のぶん爺(じぃ)が注文したメニューは…
- ミルキー味噌カツ丼

このボリュームでお味噌汁にお漬物もついて、値段は何と800円!
なかなか、いいお値段だと思いませんか?
プラス100円で、ご飯を大盛りにしてもらえます。
食べ盛りの中学生や高校生も大満足ボリュームですよね。
またたっぷりの千切りキャベツが添えられているので、栄養バランスもばっちり!

実は、ちー婆(ばぁ)、揚げ物が苦手な方です。
でも、あんまり美味しそうだったので、ぶん爺(じぃ)から一切れもらって食べてみると…
肉は全然油っぽさがなくて、とってもジューシー。
おまけにサックリとした揚げ加減も最高!
身がしっかり引き締まっていて味が濃縮され、油で揚げてもあっさり食べられます。
さらにトンカツの上にかかった味噌ソースが、豚肉をより食べやすくしている感じです。
ところで、味噌カツ丼で使われている豚肉は、木城町産の「ロイヤルポークKijyo」。

ちー婆(ばぁ)は、ポスターを見て初めて、木城町は豚肉の産地だったことを知りました~。
木城町の豊かな大自然の中で育てられた豚肉は、栄養もあって安心安全でとっても美味しいです。
そして、トンカツにはソースが一般的ですが、ゆらら亭のカツ丼は「味噌ソース味」。
この味噌は、木城町と南九州大学がコラボして開発されたもの。


木城町産の大豆で作られた味噌に、スキムミルクが混ざっていて、まろやかな味が特徴です。
ミルキー味噌は、木城町温泉の隣にある直売所「菜っ葉屋(なっぱや)」でも売られていますよ。


味噌カツ丼とセットの味噌汁も、ほんのり甘いやさしい味でした。

また、箸休めとして添えられたお漬物は、ぶん爺(じぃ)が絶賛の味!

ご飯にとても合っていたそうです^^
このように木城町「ゆらら亭」のメニューは、地域で作った新鮮な農産物がたくさん使われています。
次に、ちー婆(ばぁ)が注文したメニューは…
- 7月のイベント定食「七夕御膳」

「七夕御膳」は、7月限定で、さらに1日30食の限定メニュー。
- 鶏のから揚げ
- オリーブそうめん
- 茶碗蒸し
- レタス巻き
- 小鉢(切り干し大根の煮物と焼きなす)
- 漬物
- デザート
…と、7点セットで、何と値段は770円!
「770円」というのは、「7月7日の七夕」を意識してるのかな~。
とにかく、イベントごとの行事食が大好きで、量は少なくてもいろんな種類をたくさん食べたいちー婆(ばぁ)にはとっても嬉しいメニュー!
「七夕御膳」は、人気のメニューらしく、毎年7月限定で作られているそうです。
女性だけでなく、お年寄りにも人気があるみたいで、ゆらら亭でも結構注文が多かったですよ。
でも1日30食限定なので、ランチでは運よく食べられても、夕方まであるかどうかはわかりません。
ところで、肝心な「七夕御膳」を食べたちー婆(ばぁ)の感想は…

ニンニクの下味がついていてふっくら柔らかな鶏肉に、甘いタルタルソースが絶妙です。
鶏のから揚げ2個に対して、野菜が倍以上添えられているので美容にいいなと思いました。

鶏肉の出汁がしっかりと効いていて、茶わん蒸しの卵も滑らかな舌触りです。
銀杏(ぎんなん)や三つ葉の風味も効いていました。

程よい酸味のマヨネーズ味で、カニ棒とレタスが巻かれています。
お寿司の付け合わせは、新ショウガでさわやかな味!
ちなみに、レタス巻きは、お昼の数量限定メニュー「レタス巻きセット」650円で食べられます。
レタス巻きに、ミニうどん(そば)、天ぷら、デザートにわらび餅もついています。

小鉢は、木城町産の食材を使っているので、季節によっていろいろと変わるようです。
「七夕御膳」には、夏野菜の新鮮なナスが、よく冷えた焼きナスになっていました。
そして女性には嬉しい一口サイズのミニデザートが、2つもついていてちょっと幸せな気分^^

最後に、オリーブそうめん。
オリーブの果実が麺に練り込められていて、表面にオリーブオイルも塗られています。
爽やかなオリーブの香りがほんのりとして、のど越しもとってもいいそうめんでした。
見た目もグリーンで涼しそうな麺。
しかも、真っ赤なミニトマトとかわいいコラボですよね。
なぜ木城町でオリーブなのかなと不思議に思って調べてみると…
木城町は、2014年から町の特産品としてオリーブの栽培を始めて、町内の農園で作っているらしいです。
ランチの後に、木城温泉の販売所で、「オリーブうどん」が売られていたので購入してみました。


残念ながら木城町産ではなくて、手延べそうめんで有名な香川県の小豆島産ですが…
自宅で麺を湯がいて、冷やしうどんにして食べてみました。

食べた感想は、そうめんよりもしっかりたモチモチ感の麺は、食べ応えがあります。
いつか木城町で生産されたオリーブを使った麺で、イタリア料理を食べてみたいです^^
ということで、木城温泉「ゆらら亭」でランチに何を食べようかと迷ったら、ここで紹介したメニューをぜひ注文してみてくださいね。
※【参考記事】⇒ 木城町石河内でランチ?!郷の駅「鹿遊(かなすみ)茶屋」の田舎蕎麦と郷土料理
木城町温泉「ゆらら亭」で食べる他のランチメニューは?
今回ちー婆(ばぁ)とぶん爺(じぃ)は、ミルキー味噌カツ丼と七夕御膳をランチに食べたわけですが…
「ゆらら亭」には、他にどんなメニューがあるのかも紹介しますね。
ところで、どんなお店もですが、入り口にある看板に紹介されたメニューって気になりませんか?

ゆらら亭の入り口の看板には、「冷や汁定食」と「七夕御膳」が紹介されています。
ちー婆(ばぁ)は、この看板を見て、7月だけの限定メニュー「七夕御膳」に惹かれました^^
食材の写真写りが良くて美味しそうに見えたし、「限定」という言葉がついていると食べたくなるんですよね^^
次に「ゆらら亭」のメニュー表です。
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メニューの内容もわりといろいろあって、家族でランチを食べに来ても、みんなが食べたいものを注文できそうです。
それに、メニューの値段が、ほぼ1000円以内というのも、ランチにはお手軽価格でうれしい!
小さな子供も、カレー・お子様ランチ・ハンバーグ・お寿司からメニューが選べて、量も値段もちょうどいい!
さらに「ゆらら亭」おすすめメニューは、写真付きで紹介されていました。

- 冷や汁定食
宮崎の夏と言えば「冷や汁」、9月までの限定メニューです。
「めざし」が付いているのが、面白いしヘルシーだなと思います。
- 夏メニュー
「冷や汁」の他にも、夏に食べたい「ざるそば」や「冷やしそば」。
そばが苦手な場合は、うどんでも代用できるというサービスが嬉しいですね。

- KKザル麺
木城町ご当地グルメ「KKざる麺(ごまダレ味)」。
「KK」というのは、「木城」と「こんにゃく」の頭文字です。
木城産のこんにゃく芋と小麦粉を混ぜ合わせて作った麺は、食物繊維が豊富でカロリーも低くとってもヘルシーです。
木城町内には「KK麺」を使ったラーメン屋さんもあるようですよ。

- ピリ辛餃子
写真の餃子の色を見るだけで、その辛さが伝わってきそう?!
暑い夏には、辛めの食べ物が食欲をそそりますが、ちー婆(ばぁ)には無理…

- ソフトクリーム
ランチを食べた後やお風呂上りなど、夏でなくても一年中食べたいのがソフトクリームですね^^
ということで、「ゆらら亭」のメニューをいくつか紹介しました。
何か気になるメニューがありましたか?
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木城町「ゆらら亭」店内の雰囲気は?のんびりとしたランチタイムが楽しめる!
明るい木目調の床とクリーム色の壁、高い吹き抜けになった天井が特徴の「ゆらら亭」。
木城町「ゆらら亭」の雰囲気をひとことで言うなら「開放感」です。
吹き抜けの天井のおかげで圧迫感がなく、店内が全体的に広々としています。
また「ゆらら亭」の窓からは、周りの景色が一望できるので、自然の中でランチしているような感じがします。
今の季節は、木城温泉敷地内に植えられた満開のひまわりの花を見ることができます。

季節ごとに変わる外の景色を見ながら食事ができるのもいいですよね。
店内には、4人掛けのテーブル席が10席程と床よりも一段高くなった座敷席が2つあります。
また奥には、カウンターテーブルもあるので、ひとりランチも大丈夫。

ちー婆(ばぁ)が訪れたときには、座敷席に小さな子供を連れた家族がランチを楽しんでいました。
また、テーブル席を使う子供連れの家族のためには、スタッフの方がお子様用の小さな椅子を準備してくれます。
人数が多い場合は、テーブル席を素早く移動させて、人数分の席を作ってくれます。
食事が終わった席の片付けも早いので、ランチの時間もそんなに混雑せず、待ち時間も短いような気がしました。
「ゆらら亭」スタッフの方々の動きは、とても親切で丁寧だなと感じました。
開放的な雰囲気の店内とスタッフさんの笑顔に、ゆったりとした気持ちで過ごせ、癒されました^^
※ 【参考記事】
児湯郡の美味しいお食事処なら…
木城町「ゆらら亭」でランチの前に温泉!露天風呂16個と滑り台もある?!
木城町「ゆらら亭」は、温泉施設内にあるお食事処です。
温泉施設を利用しなくても、誰でも食事ができる「ゆらら亭」ですが…
温泉も利用したいという方のために、ここで少しだけ木城温泉について紹介したいと思います。
木城町の木城温泉(ゆらら)は、2005年にオープンした単純温泉(低張性弱アルカリ性質)です。

温泉といえば、白くにごった濁り湯を想像しますが、木城温泉は「無色透明」の温泉です。
しかし、単純温泉は日本の温泉で一番多く、日本最古の道後温泉や伊豆の長岡温泉など有名な温泉もこの泉質。
そして多くの成分が含まれている単純温泉は、幅広い効能があるそうです。
だから、お年寄りから子供まで、さらにちょっと肌が弱い人でも安心して入れる温泉なんですよ。
木城温泉は、露天風呂が16個と内湯の他に遊び池やエステの湯、ジャグジー設備もあります。
遊び池には滑り台もあって、あき坊(ぼぅ)も子供の頃楽しんでいました^^
また身体の不自由な人のためには、予約制の特別浴室も準備されています。
入浴料は、大人(中学生以上)が500円、子供(小学生)300円、小学生以下は無料です。
ところで、ちー婆(ばぁ)が木城温泉を利用したとき思ったのは「何となくスポーツジムみたい」という感想。
というのも、木城温泉には目的別入浴コースというのがあって…
- 健康づくりコース
- ストレス解消コース
- 腰痛肩こり解消コース
- 美容コース
- 高血圧コース
自分の目的に合わせた入浴ができるというのが、木城温泉の特徴のひとつです。
そして、それぞれのコース別に入浴時間や入浴方法が、温泉内に掲示されています。
それらを参考にしながら温泉に入ると、温泉効果がより高まるというわけです。
ちー婆(ばぁ)は、自分の好きなようにのんびりと温泉を楽しみたい派。
なので、まだ一度も目的別入浴コースを利用したことがありません。
でも、次に木城温泉に行ったら「美容コース」を試してみたいなと思います。
あなたも木城町「ゆらら亭」で、ランチを食べたら温泉も満喫してみませんか?
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木城町「ゆらら亭」の営業時間とアクセス方法、駐車場は?
最後に、「ゆらら亭」の営業時間、アクセス方法、駐車場を紹介します。
1 営業時間
- ランチタイム 午前11時~午後2時30分まで(LO午後2時30分)
- ディナータイム 午後5時~午後8時30分まで(LO午後8時30分)
土日祝日のみですが、軽食タイム(午後2時30分~午後5時まで)の営業があります。
また、定休日は木城温泉と同じで、毎週火曜日がお休みです。
2 アクセス方法
- 住所 木城町大字高城1403-1
- 連絡先 0983-32-2525
左手側に木城町役場を見ながら進み、次の信号を右折します。
ちなみに左折すると、木城町河原自然公園です。
右折した後、道なりに進むと、木城温泉の看板と建物が右手側に見えてきます。
3 駐車場
入り口からすぐに、木城温泉直売所「菜っ葉屋」が見え、緩めのカーブを道なりに進みます。
すると、木城温泉の駐車場が正面に見えてきます。

「ゆらら亭」で食事をするときは、木城温泉の駐車場に自由に止めることができます。
駐車場は、とても広く、大型バスやEV車も駐車可能です。

広い駐車場ですが、来館者が多い時は、ちょっと遠くに駐車しないといけないので大変かも。
まとめ 木城町「ゆらら亭」でランチを食べるおすすめポイント
今回は、家族連れでも1人でも、気軽にランチを食べることができる木城町の「ゆらら亭」を紹介しました。
「ゆらら亭」のおすすめポイントをまとめると…
- 多彩なメニュー
- お手頃な値段と木城町産の新鮮な食材
- 開放的で明るい店内
余談ですが、7月「七夕御膳」のようなお楽しみ限定メニューが、母の日や父の日、敬老の日など他にも行事ごとにあるようです。
各種イベントについては、木城温泉のホームページや「湯ららかわら版」で紹介されていますよ。
また、「プレミアムフライデー」には、30食限定のスペシャルメニューが、毎月準備されています。
参考までに過去のメニューを紹介すると…
- ロイヤルポークの陶板焼き
- 都萬牛のハンバーグ
- 日向新しき村の放牧豚カツレツ
- 山鶏のあまから照り焼き
など…そして「プレミアムフライデーメニュー」は、食事+入浴料+ソフトドリンク付きで1000円です!
ちー婆(ばぁ)も機会があったら、「プレミアムフライデー」に、ぶん(じぃ)とゆらら亭で食事と温泉を楽しみたいと思います。
温泉もランチもイベントも楽しめる木城町「ゆらら亭」に、家族で行ってみませんか?