突然ですが、「大阪旅行」と言えば…
USJチケット付きのプランが一番人気ですよね。
でも、ちー婆(ばぁ)の場合、USJで遊ぶよりも「大阪の街での食べ歩き推し!」
食い倒れの大阪で人気のスポット「道頓堀」と、浪速(なにわ)のシンボル通天閣周辺の「新世界」。
そして、新しい観光スポット「あべのハルカス」を旅行のプランに入れてみてはいかがでしょうか。
ということで今回は、先日の大阪旅行の感想から、カップルで楽しめる食べ歩きプランを考えてみました。
これから大阪を訪れようと思っている人や、大阪の旅行プランを考えている人は。ぜひ参考にしてみてください。
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この記事の目次
【大阪食べ歩き旅行プラン】グリコの看板で有名な道頓堀で「たこ焼き」と「お好み焼き」を堪能する!
ちー婆(ばぁ)とぶん爺(じぃ)は、初めての大阪旅行です。
今回の旅行では、楽天トラベルの「JAL楽パック」で、飛行機とホテルの予約しました。
大阪伊丹空港に到着したのは、午前10時30分頃。
そこから、「モノレール」と「阪急宝塚線」、さらに梅田駅で「地下鉄」に乗り換えて中央区の道頓堀(難波)に行きました。
大阪って、電車や地下鉄が数分おきに出ているから、とっても便利ですよね。
ちー婆の住む宮崎では、電車は1時間に一本あるかないかくらい。
なので、大阪のような都会にくると、なおさら関心しちゃうんですよ~(笑)
ちょうどお昼前には、道頓堀(難波)まで行くことができました。
せっかくなので、道頓堀には、「千日前道具屋筋(せんにちまえどうぐやすじ)商店街」を通って行くことに…

千日前道具屋筋は、天下の台所や食い倒れの町と呼ばれる大阪の食文化を「道具で支えた街」です。
プロの目利きが買う、こだわりの調理用具やお土産にもいい食品サンプルなど、いろいろと売られています。
昔ながらの老舗のお店もたくさんあります。
例えば、金ピカの看板が特徴の「境一文字光秀(一文字厨器株式会社)」です。

他の店も、屋台おでん専用の調理器具とか、大阪ならではのたこ焼き器など…
料理が好きなちー婆(ばぁ)も、驚きの調理器具が、売られているお店が一杯!
ぶら~っと歩いて、商品を見るだけでも、楽しい商店街ですよ。
ちなみに、商店街へのアクセスは、大阪地下鉄御堂筋線「なんば駅」3番出口から徒歩5分。
千日前通りを通り過ぎると、吉本新喜劇の「なんばグランド花月」が見えてきます。

吉本新喜劇の「なんばグランド花月」は、本場大阪のお笑い文化を体験できる場所。
入り口付近で、呼び込みをするお兄さんのお誘いも気合が入っていました~^^
でも、今回は「食」が旅行のメインなので「お笑い」は、スルーです。
途中で、「串カツだるま」おじさんの大きな看板が見えました。

大阪の「串カツ」は、浪速区の新世界店が元祖だそうです。
どの場所でも大阪ソウルフードの串カツ、たこ焼き、お好み焼き店をたくさん見かけます。
でもやっぱり、道頓堀と言えば「くいだおれ太郎」が有名ですよね。
ランチの時間も過ぎて、お腹の減ったちー婆(ばぁ)を大阪の「粉もん」のお店が誘惑しますが…
とりあえず、道頓堀の戎橋(えびすばし)まで歩いて、歴代グリコの看板前で定番の写真を一枚!

ちなみに「道頓堀」の由来は、豊臣秀吉に仕えていた安井道頓の名前から付けられています。
当時、道頓堀川は、物資の輸送に利用されていた運河でした。
安井道頓は、さらなる城下町の繁栄のために、地域周辺の開発を任されていました。
そして現在も、道頓堀は観光スポットとして、国内外から多くの観光客が旅行で訪れ、賑わっている場所です。
「大阪に来た!」という雰囲気を全身で感じられる場所なので、カップルで訪れたら、ここでの記念撮影は外せません^^/
【大阪食べ歩き旅行】道頓堀総本店「たこ八」で大阪名物「たこ焼き」を食べる!
たこ焼きのルーツは、明治から大正にかけて作られていた兵庫県の「明石焼き」です。
大阪に伝わって、明石焼きに紅ショウガやネギなどの具を加えて焼く、「たこ焼き」が完成したそうです。
ちー婆(ばぁ)は、家でも小さな電気たこ焼き器を使って、たこ焼きを作るほど、たこ焼きが大好き!
大阪に旅行したら「絶対に本場のたこ焼きを食べたい!」と思っていました。
そんなちー婆(ばぁ)が選んだお店は、たこ焼きの激戦区である道頓堀でも人気のお店「たこ八」。

「たこ八」は、食べログでも紹介されている人気のお店です。
カウンター席や2階のテーブル席で、ゆっくりとたこ焼きを食べることができます。
でも、本場大阪ではテイクアウトをして、本当の「食べ歩き」をしている人のほうが多かったですね。
とりあえず、ちー婆(ばぁ)は、たこ焼きを買う列に並んで、順番を待つこと5分…
その待っている間、職人さんが、たこ焼きを焼く華麗な技に見惚れていました。


たこ八のたこ焼きは、まわりはこんがり焼けていて、中身は、ふんわりとろけるたこ焼きが特徴です。
秘伝の出汁を使っていて、「大だこ」が、ド~ンと中央に入っています。
隠し味には、お醤油が入っているそうです。

熱々のたこ焼きの上に、お決まりのマヨネーズと鰹節と青のりで、最高のおいしさ!
10個入りを注文すれば、2人で仲良くたこ焼きの話で盛り上がりながら、食べられるのもイイですよね。
ちなみに、大阪道頓堀(難波)にある他の人気たこ焼き店は…
■たこ焼き道楽わかな(千日前本店)
「ソース/釜炊き塩/しょうゆ/うま辛のどろソース」と4種類の味付けを選べるたこ焼き店。 |
■赤鬼(道頓堀店)
2016年、2017年ミシュランガイドでも紹介された、「生ダコ」を具材に使っている珍しいたこ焼店。 |
■たこ家道頓堀くくる(本店)
店先にある大きな「タコ」看板が目印の道頓堀を代表する老舗のたこ焼き店。 |
どのお店も「じゃらん」のおすすめたこ焼き店ランキングで、「ベスト10」入りしているお店です。
でも、「一度にすべての有名たこ焼き店のたこ焼きを堪能したい!」っていう人には…
USJに隣接するUSJシティウォーク大阪4階にある「たこ焼きミュージアム」がおすすめ!
人気たこ焼き店5店舗が集まる「たこ焼き尽くしのフードテーマパーク」です。
次回、大阪に旅行するときは、ちー婆も「たこ焼きミュージアム」を旅行のプランに入れたいと思います^^
【大阪食べ歩き旅行】道頓堀(難波)で大人気「ぼてぢゅう」でお好み焼きを食べる!
たこ焼きを堪能したちー婆(ばぁ)とぶん爺(じぃ)。
次の食べ歩きプランへと進んでいきます。
次の目的地は、道頓堀(難波)商店街で大人気、昭和21年創業、老舗お好み焼き専門店「ぼてぢゅう」です。
お店独特の国産の粉と太麺焼きそば、オリジナルソース(オリジナル・甘口・辛口・ピリ辛)を使ったモダン焼きの発祥店。
今では、お好み焼きにマヨネーズは定番ですが、「ぼてぢゅう」がソースとマヨネーズを組み合わせた発祥の地なんですよ。
粉もん料理をもっと美味しくしようという発想から、酸味が少なく味に深みがある「白い大阪マヨネーズ」を考案しました。
現在は、広く大阪のお好み焼き文化を知ってもらうために、海外にも進出しているグローバルなお店です。
普通は、すぐにお店の中に入ることができないそうですが…
ランチタイムのピークの時間をずいぶん過ぎていたからか、運が良かったのか、すぐに店内に入れました。
大阪の街を歩き疲れて、お腹ペコペコのちー婆(ばぁ)たちが、注文したメニューは…
お好み焼きと焼きそばの組み合わせで、両方の味が堪能できる「モダン焼き」と「チーズ入りモダン焼き」。


広島風お好み焼きと違って、大阪のモダン焼きは、比較的太めの麺が使われているのが特徴です。
太めの焼きそばが、鉄板でよく焼けた部分と生地の中で蒸された部分とあって2つの食感を楽しめます。
また、焼きそばの麺ではなくて、うどんの麺を選ぶこともできるそうです。
太めの麺でかなり食べ応えがあるし、お好み焼きの具も目玉焼き/キャベツ/エビ/イカ/豚肉とたっぷり!
チーズ入りのモダン焼きは、さらに濃厚な味を楽しめます。


熟練した職人さんが丁寧に焼いてくれたお好み焼きを、テーブル席の鉄板の上で切り分けて…
あとは、お好みで鰹節と青のりをかけて、「いただきま~す!」

サイドドリンクとして、大阪名物「ひやしあめ」も注文してみました。
連続テレビ小説「わろてんか」で、主人公のてんちゃんが「寄席の前で売っていた飲み物」が記憶に新しいのではないかと思います。

「ひやしあめ」は、米飴に生姜の搾り汁を混ぜ合わせた飲み物です。
氷水や冷えた炭酸水で割って飲んだり、冬はホットにしたりして飲みます。
ひやしあめを飲む習慣は、特に関西地方に集中しているので、ちー婆(ばぁ)は、初体験。
飲んだ感想は、炭酸が抜けたジンジャエールのちょっと甘い感じ?
生姜が効いていて、体がポカポカしてきます。
ところで、お好み焼き「ぼてぢゅう」のおすすめメニューは…
低温熟成が作り出したもちもちの太麺と特製ソースが絡んだ創業当時からある定番の味。 特に、焼きそばを薄焼き卵で包んだ「ロール焼きそば」がおすすめ。
かなり大きく切られたネギが大量に入っています。 そのネギに、火を通すとネギに甘みが出て、ソースとの相性がばっちり合う絶品! 特に「すじネギ焼き」がおすすめ。 |
「夕食もたこ焼きとお好み焼きでも、良いかな~」…なんて思いながら、ホテルに向かったちー婆です。
【大阪食べ歩き旅行プラン】通天閣の守り神ビリケンさんと感動の対面!新世界は串カツ店だらけ?!
昭和の雰囲気を味わいたい人に、ぴったりの大阪観光スポットと言えば「通天閣」と「新世界」でしょ?
ということで、行ってきました。浪速(なにわ)エリアに!
まずは、浪速文化の誇りと言われる「通天閣」を目指して歩きます。

今回ちー婆(ばぁ)たちが宿泊したのは、天王寺区の天王寺動物園前にある「東横インホテル」。
だから、浪速区の通天閣までは、ホテルから徒歩で約20分ほどで行けてしまう距離にありました。
【大阪食べ歩き旅行プラン】通天閣の入り口はどこ?展望エレベーターでビリケンさんに会える!
「通天閣」は、地下1階から5階の特別野外展望台まで、94.5mの高さがあります。
そんな通天閣の入り口への行き方は、地下1階にエレベーターか階段で降りて行くこと。
展望エレベーターのチケット売り場も、地下1階にあります。

通天閣の1階は…
通天閣脚の部分(真下)で、初代通天閣の「復刻大天井(てんじょう)画」が描かれています。
1階からエレベーター、または階段を使って地下に降りていくと、通天閣の「わくわくランド」。
森永キョロちゃん、江崎グリコ、日清食品チキンラーメンと各食品メーカーアンテナショップです。
どれも関西に関係のあるお店なので、旅行のお土産を一度に買えて、いいショッピングができそう!
また、ミニ劇場があり、曜日や時間によって違う、通天閣フリーライブが開催されます。
ちー婆(ばぁ)が行った日は、ちょうどご当地アイドルのミニライブ中。


大勢のファンが、アイドルの曲に合わせてノリノリの大声援をおくっていました!
ファンの熱い声援に圧倒されて、しばらくその場に立ち止まってしまったちー婆(ばぁ)^^
旅行プランにはない全く知らないアイドルのライブも面白かったです。
面白いと言えば、通天閣展望台までの展望チケット!
こんな感じなんです。

通天閣の神様ビリケンさんの紙幣に、入場料「700円」に対して「700億円」と印刷しているのが大阪らしい?!
ディスカウントチケットもついていて、通天閣内の買い物をすると割引してもらえます。
展望台への行き方は、まず地下1階から2階(18m)まで円形エレベーターに乗ります。
そこから、展望エレベーターに乗り換えて、4階(84m)「光の展望台」まで行きます。
最初の円形エレベーターが2階フロアに着くと、次のエレベーターを待つ長~い列…
でも、列に並びながら、ゆっくりと2階の展示物を見ることができます。
(新世界ジャンジャン横丁のミニ版や、通天閣100週記念展示で大阪出身のゆでたまごさん作品、キン肉マングッズなど)
待ち時間に展示物を見学できる効率の良さに「大阪文化」を感じたちー婆(ばぁ)です。
さらに…、列に並んでいる観光客全員が撮られる記念写真コーナーも!
「写真が気に入ったら買ってな~」という呼び込みの声は、商人の町大阪ならではだなと思いました。
ようやく、展望台エレベーターに乗ります!
ちなみに、展望チケットを買ってから、展望台エリアに着くまでの時間は「35分」でした。
通天閣の展望エレベーターは、金と銀の2台ありますが…
ちー婆(ばぁ)が乗ったのは、通天閣「銀のエレベーター」。

「銀」は、夜空に浮かぶビリケンさんで、「金」は、満月に浮かぶビリケンさんです。
どちらのエレベーターになるか、わからないのも面白いですよね。
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【大阪食べ歩き旅行プラン】通天閣の神様ビリケンさんにご対面!おすすめのお土産はビリケンさんグッズ!
幸運の神様として通天閣を支えてきた「ビリケンさん」の出身は、アメリカです。
1908年アメリカの女性芸術家フローレンス・プリッツが、夢の中で見た神様をモデルに制作しました。
「ビリケンさん」は、その当時大流行した幸運のマスコットキャラクター。
アメリカから、はるばる大阪の新世界まで伝わり、現在は3代目の「ビリケンさん」に引き継がれています。

3代目の金髪ビリケンさんは、光の展望台(87.5m)にある黄金の茶室「ビリケン神殿(神社)」に祀られています。
また「ビリケンさんの足の裏をなでると願いが叶う」と言われています。
もちろん、ちー婆(ばぁ)も足の裏を撫でました^^
通天閣には、他にも色んなビリケンさんが…
- 映画ローマの休日っぽいビリケンさん

- ビリケンさんコレクション

展望台の東西南北に祀られている金の七福神の神様たちも、見どころのひとつです。



記念のスタンプがあったので、全部押して集めてみました^^

ビリケンさんや通天閣グッズは、3階で販売されています。
ちー婆(ばぁ)は、「展望チケット割引」を使って、あき坊(ぼぅ)のお土産を買いました。
- 黄金のビリケンさん入りボクサーパンツ


- 通天閣のトートバッグ

お土産を入れる袋にも、黄金のビリケンさんが!

ビリケンさん以外のお土産が買いたい人は…
通天閣3階の「ぐりこ・や」で、通天閣でしか手に入らないレアな商品がいろいろと買えます。
大阪の昔ながらのお土産なら、人気の「大阪おこし」もおすすめですよ。

甘い味の「粟(あわ)おこし」と生姜味が効いた「岩おこし」の2種類が入っています。

ちなみに、3階には喫茶店の「カフェ・ド・ルナパーク」があります。
「通天閣カフェ」が人気のメニューです。
大阪食べ歩き旅行プランの途中で、寄っておきたい喫茶店ですね。
大阪の街を眺めながら、夫婦・カップル水入らずで楽しめそうです。
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【大阪食べ歩き旅行プラン】通天閣はライトアップされた夜がいい?昼間の景色もおすすめ!
大阪人は「なぜかヒカリモノが大好き!」とよく言われますよね。
通天閣の4階「光の展望台(87.5m)」も、夜になると派手な照明とミラーボールで、ディープな大阪が楽しめます。
残念ながら、ちー婆(ばぁ)は、昼間に行ったので、夜景やライトは見ることはできませんでした。
でも、昼間の通天閣から見た景色も良かったですよ~。
通天閣から見えた景色を紹介すると…
■通天閣の真下にある「新世界」や「ジャンジャン横丁」商店街の賑わい


■通天閣から少し離れた「天王寺動物園」の豊かな自然


■通天閣から離れた近代的な「高速道路」や「あべのハルカス」ビル


通天閣の展望台の高さが、高すぎず低すぎずで、景色を見るにはちょうどいい気がします。
ちー婆(ばぁ)は、展望台をぐるりと一周して、いろいろな景色を見て楽しめる、昼間の時間もいいなと思います。
もっと高い場所から大阪の景色を眺めたい人は…
通天閣の特別屋外展望台「展望パラダイス」(94.5m)にも、別途料金500円で行くことができます。
通天閣とビリケンさんを堪能したちー婆(ばぁ)とぶん爺(じぃ)は、エレベーターで地下1階の入り口に…

展望台エレベーターの扉が閉まるときにも、通天閣が見えたので、思わず写真を一枚^^
通天閣の営業時間は、「午前9時から午後9時(最終受付午後8時30分)まで」です。
【大阪食べ歩き旅行プラン】観光スポット浪速のシンボル「通天閣」の歴史はいつから始まったの?
突然ですが…
現在の通天閣は、昭和31年(1956年)に建てられた「2代目の通天閣」だと知っていましたか?
大阪旅行で通天閣を満喫したちー婆(ばぁ)ですが、通天閣については、正直何も知りませんでした。
そこで、大阪旅行から戻って、通天閣の歴史について調べてみると…
「初代通天閣」は、明治36年(1903年)に開催された第5回内国勧業博覧会の会場跡地に建てられました。
当時の形は、パリの凱旋門に、エッフェル塔をのせたような洋風の塔でした。
そして、「通天閣」という名前は「天に通じる高い建物」という意味。
明治の儒学者藤沢南岳(ふじさわなんがく)が、命名したそうです。
通天閣の高さは75mでしたが、当時の建物としては日本一!
さらに、通天閣の周辺エリアは…
商店街「新世界」と「ルナパーク(遊園地)」という巨大娯楽施設があり、大賑わいだったようです。
当時の様子が、通天閣の展望台フロアで、ジオラマ(模型)が展示されています。

ちなみに、このジオラマ(模型)は、通天閣の南側(天王寺区側)から見た様子です。
南側は、ニューヨークの遊園地(ルナパーク)、北側は、パリの街をまねて作られていました。
しかし…
太平洋戦争が始まると、空襲の目標にされるということで、塔全体を迷彩色に塗られたり…
昭和18年(1943年)1月、通天閣の真下にあった映画館の火事に巻き込まれ全焼したり…
さらに戦争が激しくなると、軍事資材として塔の鉄を解体されたり…
通天閣は、戦時中に姿を消してしまいました。
初代通天閣が姿を消してから13年後…
通天閣の復興を強く願う地元の声をきっかけに、現在の2代目通天閣が誕生。
塔の高さは「108m」、東京タワーをデザインした内藤多仲(ないとうたちゅう)の設計です。
だから、通天閣と東京タワーは、形が何となく兄弟のように似ていますよね。
そして、現在最新の通天閣は…
各月ごとに違う全12色で、夜12時までライトアップされたり、天気予報のサインを出したりしています。
また、約60年間アナログだった大時計も、日立製作所によってLEDデジタルタイプにリニューアルされました。
大阪浪速のシンボル通天閣には、明治時代から現在までの長い歴史があります。
だからこそ、大阪の人たちは、通天閣を心から愛しているのだと思います。
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【大阪食べ歩き旅行プラン】新世界は串カツだけじゃない!個性的な店が溢れる魅力的な街
通天閣をたっぷりと観光したちー婆(ばぁ)たちは、次に周辺の商店街「新世界」を散策するプランです。
道頓堀と同じように、ディープな大阪の雰囲気を味わえる場所が「新世界」。
以前は、「治安が心配だ」という観光客もいたようですが…
1990年代ごろから昭和を感じさせるレトロな街の雰囲気が人気になり、国内外から多くの観光客が訪れています。
また、大阪を舞台にしたドラマや映画で新世界が紹介されて、おすすめの観光とグルメスポットになっています。
新世界の特徴は、昔ながらの狭い道幅の商店街の両端に並ぶ、大きく派手な看板が目印のお店。
また、店先には、いろいろなスタイルの神様ビリケンさんが、ほとんど飾ってあります。


ところで、新世界の中でも、歴史の古い「ジャンジャン横丁」という名前を聞いたことがありますか?
「ジャンジャン」とは、三味線が鳴り響いていた音からつけられ、コテコテの大阪観光を楽しめます。
ちー婆(ばぁ)も、大阪の雰囲気を味わいたかったので、ぶん爺(じぃ)と行ってみました。
ジャンジャン横丁の道幅は、新世界の中央部よりもさらに狭く、もっと個性的な店が多い印象です。
例えば…
立ち食いができる飲食店、格安で食べ放題の店。
将棋が打てる店、レトロパチンコのスマートボール、ガチャガチャなど安いゲームができる店。
昔ながらの大衆演劇を楽しめる劇場や映画館。
古き良き大阪の雰囲気を感じながら、夫婦・カップルで食べ歩きしてみると、きっと楽しいと思います。
ジャンジャン横丁の中でも、ちー婆(ばぁ)が興味を持ったのは、昔ながらの射的ゲームができるお店。
「射的」って言えば、お祭りの屋台にもありますよね。

観光客のおじさんたちが、楽しそうにゲームしていました^^
そんな中、射的の商品の中に座っているビリケンさんを見つけてびっくり!

こんなところにもビリケンさんがいるんだ~!と感心しました。
通天閣周辺の商店街「新世界」は、明治45年に大阪の新名所として誕生しました。
大正から昭和の初めに全盛期を迎えましたが、戦争で壊滅状態に…
多くの困難を乗り越えて、大阪の人たちのパワーで復興し、現在に至っている新世界。
通天閣の神様ビリケンさんが、いつも街を見守ってくれていたのではないかなと思います。
【大阪食べ歩き旅行プラン】新世界おすすめグルメは串カツだけじゃない!?
大阪の道頓堀で食べ歩きを堪能したちー婆(ばぁ)とぶん爺(じぃ)は、新世界での食べ歩きも楽しみ!
「新世界だったら、串カツだよね~。」と下調べもばっちり!
ところが…
道頓堀のランチを食べすぎたのか、まだそんなにお腹がすいていない…
とりあえず、串カツで有名な「元祖串カツだるま」の店の前まで行って写真を一枚。

道頓堀店の串カツだるまと同じトレードマークのおじさんに会えて、何だかほっとした気持ち?
串カツだるまのおじさん人形は、インスタで大阪の観光名所にもなっています。
特に新世界のお店は、串カツソースの「二度漬け禁止!」というルールの発祥でも有名な超人気店。
下記の地図は、新世界にある串カツだるまの「新世界総本店」のマップです。
今考えると、無理してでも大阪の串カツを食べておけばよかったなあと少し後悔しています。
そこで、また大阪に行くときのために、新世界の串カツ専門店やその他のグルメを調べてみました。
■大阪(新世界)串カツ専門店
ジャンジャン横丁で創業50年を超える老舗串カツ店「八重勝」。 きめの細かいパン粉で揚げた串カツだけでなく、大阪名物「どて焼き」も八重勝の人気メニュー。
八重勝の隣にある人気店「てんぐ」は、厨房を囲むようにカウンター席があるだけのシンプルな店。 素材が大きく、厚めの衣をしっかりめに揚げられた串カツが特徴。
「いっとく」の串カツは、薄衣であっさりしているのが特徴。 安い料金でたくさんの串カツを食べたい人におすすめのお店。
新世界にあるその他の串カツ店は、
|
■大阪(新世界)の老舗グルメ店
通天閣の真下にあるうどん一杯170円のメニューからある立ち食いうどん店。 調べてみると、「きつねうどん」は、大阪発祥の食べ物らしいですよ。
大きなフグの看板が目印、刺身や唐揚げ寿司などすべてのメニューがフグ料理。 フグと野菜の美味しさが絶妙の「てっちり鍋」も名物料理。
創業70年の老舗洋食店の名物は「ビーフヒレ(ヘレ)カツサンド」。 厚めの牛ヒレカツをレア感が残る程度に揚げたヒレカツはとってもジューシー。
昭和23年創業の新世界老舗喫茶店で大阪名物「ミックスジュース」の発祥店。 バナナが多めに入った優しい味わいのジュースが特徴。 |
■大阪(新世界)の新グルメ店
最近オープンしたピンク色を基調にした外観のかわいいカフェ。 どらパフェやボトルに入ったタピオカミルクティなど、どのメニューもインスタ映えすると女子に人気の店。 |
調べてみると…
「さすが食道楽の大阪新世界!」
と拍手を送りたいくらい、たくさんのお店がありました。
食べ歩き旅行をするときは、しっかりとしたプランが大切ですね。
次の大阪食べ歩き旅行には、必ず「串カツ」と、その他のお店をプランに入れて堪能したいと思います。
【大阪食べ歩き旅行プラン】あべのハルカスのレストランでディナー!ハルカス300からの絶景は?
「あべのハルカス」とは、2014年にオープンした大阪阿倍野区にある日本一高い超高層ビルです。
「ハルカス」という名前の由来は、伊勢物語の古語「晴るかす=晴ればれさせる」から付けられています。
レストランだけでなく百貨店やホテル、美術館やオフィスもある複合ビルです。

「あべのハルカス」までの地図は下記のマップを参考にしてください。
そんな最新のビルあべのハルカスで、ちー婆(ばぁ)とぶん爺(じぃ)は、ディナーを堪能!
食事の後は、高さ300mの展望台「ハルカス300」で、大阪の景色とイルミネーションも楽しみました^^
カップルのデートコースとして、とても人気のある観光名所だそうですよ。
ということで…
ここからは、大阪の最新観光スポット「あべのハルカス」について紹介します!
【大阪食べ歩き旅行プラン】あべのハルカスの交通アクセス(移動手段)は?
ちー婆(ばぁ)たちは、大阪伊丹空港に到着して、最初に池田市のカップヌードルミュージアムに行きたかったので…
ちなみに、カップヌードルミュージアムについては、あき坊が詳しい記事を書いてくれています。
空港からモノレールやJR、地下鉄などの鉄道を使って移動しました。
初めての大阪旅行でしたが、駅の表示サインを頼りに進めば、何とか目的地まで行けます。
「現在地から次の駅は…電車の運賃は…」
と、ぶん爺(じぃ)と奮闘しながら行くのも、なかなか楽しかった?!
でも、「切符の購入/ターミナル内の移動/階段の上り下り」など、電車を乗り継いでの移動は、結構大変でした。
おまけに、空港から直行だったので、重い荷物を持ったまま…最悪ですよね。
反省として、交通アクセスの旅行プランも、しっかりと考えておくべきだったと思います。
そこで、大阪旅行から戻って、大阪の交通アクセスを調べてみると…
大阪伊丹空港から出発する「空港リムジンバス」が、とても便利なことがわかりました。
何と言っても大阪の観光スポット最寄り駅への直行バスなので、電車のような乗り換えがない!
例えば、大阪伊丹空港から、次のような大阪市内の場所に、行くことができます。
- 新大阪駅
- USJ(ユニバーサルスタジオジャパン)
- 大阪駅前(梅田)
- なんば駅前/JR難波駅
- あべの橋駅(天王寺駅)
「あべのハルカス」への交通手段は、「あべの橋駅(天王寺駅)行きのバス」です。
あべのハルカスの地下2階に地下鉄天王寺駅、地下1階に近鉄あべの橋駅のターミナルがあります。

バスから降りてすぐに、あべのハルカス店内に入り、ショッピングを楽しめますよ。
ところで、空港リムジンバスの時間や料金も気になりますよね。
まず、バスの時間は…
飛行機の到着時間に合わせてあり、長い待ち時間もなく、バスに乗ることができます。
また、バスは一般の道路ではなく、高速道路を経由するので、渋滞せずに予定時間通り、どの場所にも「30分以内」で行けます。
そして、バスの料金(大人)は…
新大阪駅までが「500円」、大阪駅前/なんば駅前/あべの橋駅(天王寺駅)が「640円」、USJまでだと「930円」です。
バスを利用すると、時間も交通費も節約できてお得ですよね。
さらに、観光地最寄りの駅まで着いたら、コインロッカーなどに荷物を預ければ、身軽になって旅行も楽ですよ!
ちー婆(ばぁ)も、次の大阪旅行では「バス」というアクセス方法を入れて、プランをたてようと思います。
【大阪食べ歩き旅行プラン】あべのハルカスの店舗(美術館やホテル)は何階?営業時間が違う?!
あべのハルカスは、地下2階から60階まである超高層ビルです。
ちー婆(ばぁ)とぶん爺(じぃ)は、14階のあべのハルカスダイニングで食事をしました。

ここでは、順番にあべのハルカスの「店舗」とそれぞれの「営業時間」を紹介します。
まず、あべのハルカスの地下1階から14階までは「あべのハルカス近鉄本店」です。
各階で、主にどのような買い物ができるのかというと…
■地下2階
おしゃれなデパ地下です。 他に、7店舗の飲食店が入っている「あべの市場食堂」があります。 うどんや串カツ、回転ずし、中華など手軽なランチメニューを楽しめる場所です。 |
■地下1階
|
■1階
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■2階
地下2階から2階までの営業時間は、午前10時から「午後8時30分」まで。 ただし、「あべの市場食堂」の営業時間は、午前10時から「午後10」までなので、夕食もOK。 |
■4階から11階
営業時間は、午前10時から「午後8時」まで、地下2階からの店舗よりも30分早く終了します。 |
■百貨店の最上階12階から14階
営業時間は、「午前11時」から「午後10時」まで。 「あべのハルカスダイニング」は、百貨店の営業時間よりも1時間遅い開店です。
気軽に行けるカジュアルなお店を中心に、19店舗あります。 「「大阪通」には、千里しゃぶちんやピッコロカレーなど、地元で古くから親しまれている店も。
家族連れや女子会などに利用される店が、12店舗あります。 京都北山ダイニングや自然食ビュッフェ、韓国料理店が人気です。
関東の新しい食文化と関西の老舗の味を、落ち着いた大人の雰囲気で、両方楽しめる店が、13店舗あります。 日本初上陸の店や関西初出店話題の店などもあり、記念日など特別な日の食事にピッタリ!
ちー婆(ばぁ)とぶん爺(じぃ)は、14階にある「サーフサイドキッチン」でハワイアン料理を食べました。 ![]()
南国の雰囲気がする明るい店内で、窓からは、大阪の夜景がきれいに見えました。
注文したメニューは…
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どれも、ハワイ独特のスパイシーで、チーズがたっぷりと使われている料理です。 ドリンクが進みました~^^ |
■16階
誰もが気軽に芸術や文化を体験し楽しめる「都市型美術館」です。 休館日が月曜日、火曜日から金曜日は、午前10時から「午後8時」まで。 週末と祝日は、午前10時から「午後6時」まで。 |
■「19階~20階」と「38階~55階」
360室の客室を持つ上層階の天空高級ホテルです。 57階にホテルのレストラン「ZK」があります。 営業時間は、ランチが午前11時30分から午後3時まで、ディナーは午後5時から9時まで。 |
そして、「58階~60階」までが、ハルカス300(展望台)です。
また、紹介した以外の階は、オフィスフロアになっていて、様々な企業が使っています。
日本一高い複合型超高層ビル「あべのハルカス」は、いろいろな楽しみ方があるビルです。
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【大阪食べ歩き旅行プラン】 あべのハルカス展望台ハルカス300に行くには?人気のイベントは何?
ちー婆(ばぁ)とぶん爺(じぃ)は、ディナーの後に展望台の「ハルカス300」に行ってみました。
ハルカス300の当日券は、あべのハルカス16階のチケットカウンターで販売されています。

■入場料金
- 大人1500円
- 中高生1200円
- 小学生700円
- 幼児4歳以上500円
■当日券販売時間
- 午前8時50分~午後9時30分まで
ハルカス300「1day」チケット大人1950円を購入する、一日中何度でも入場可能です。
昼間の大阪の街や夕日、夜景…と買い物や食事をしながら、一日展望台からの景色を見るのも楽しみ方のひとつ^^
入場券を買ったら、エスカレーターに乗って、16階から60階(288m)まで、一気に上がります。
60階は、ハルカス300屋内回廊「天上回廊」です。
東京スカイツリーの次に広い展望台として人気があります。
ちー婆(ばぁ)が、夕食後の午後8時30分ごろ、ハルカス300から見た景色は…


ハルカス300は、「ガラスカーテンウォール(ガラス張りの壁)」で、どこから見ても景色は最高!
昼間、気候条件が良い時には、京都から六甲山系、明石海峡大橋などの絶景も見渡せます。
夜間は、大阪の夜景をバックに「ハルカス300光と音のショウ」というイルミネーションイベントが毎晩行われています。
なにわ淀川花火大会では、ハルカス300にイベント特別閲覧席も準備されるそうです。
カップルのデートや記念日には、最高ですよね。
今回、ちー婆(ばぁ)は、夜景しか見れなかったけれど…
夕方から夜にかけて、大阪の街が変わる景色をゆっくりと見るのも素敵だろうなと思います。
また今年は、あべのハルカス5周年で、記念イベントがたくさんあるようですよ!
ところで、ハルカス300には、カフェレストランやお土産ショップもあります。
■58階(278m)屋外広場
ここでのおすすめは、「パインアメソフトクリーム」。 パイナップル飴で有名な老舗のお菓子メーカー「パイン」製造の人気のスイーツ。 天空庭園で食べることもできるので、インスタにもばっちり! |
■59階(288m)
ここでちー婆(ばぁ)は、あき坊(ぼぅ)と自分のお土産を買いました。 ![]() ![]() |
また59階には、日本一高い場所にあるトイレもあります。
男性用トイレも女性用トイレも、東側のガラスウォールカーテンから外の景色を楽しめます^^
ハルカス300を十分楽しんだ後は…
エレベーターで59階まで行き、下りのエスカレーターに乗って帰りましょう!
ちなみに、60階展望フロアの上は、ヘリポートの発着になっています。
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まとめ「大阪食べ歩き旅行プラン」について
今回は、大阪に初めて旅行するちー婆(ばぁ)の「旅行プランと感想」を紹介しました。
観光した場所は、
- 大阪難波区「道頓堀」エリア
- 大阪浪速区「新世界/通天閣」エリア
- 大阪阿倍野区「あべのハルカス」エリア
大阪を旅行するなら「ここに行くべき!」…という3つの定番エリアかなと思います。
そして、大阪を旅行するおすすめの季節は、「春」が一番です。
ぶん爺(じぃ)とちー婆(ばぁ)は、それぞれの場所で、大阪の味を堪能しました。
また、初めて行く場所なので、何を見ても大興奮でした。
でも、もっと詳しいプランをたてておけばよかったかなとも思います。
※ こちらの記事では、大阪の隣「京都」の観光プランも考えてみました。
参考までに、ぜひ読んでみてください。
例えば、観光場所への移動手段やおすすめのお店、お土産について…
それに、訪れる観光地の歴史を少し前もって調べるだけでも、旅行の楽しさが増します。
大阪は、穴場スポットや見どころ、美味しいものがたくさんある街。
昔ながらの場所や、最新の観光スポットをまた調べて、計画をたてたいです。
ぶん爺(じぃ)と二人で行く、次の「大阪食べ歩き旅行」も、楽しみにしています^^
彼氏、彼女をつれて、大阪の街を存分に楽しんでみてくださいね。