「居酒屋ぼったくり」第2巻の中で、登場したレシピが「餃子」。
ちー婆(ばぁ)は、本を読んでいて「居酒屋ぼったくり」の餃子が食べたくなり…
そのレシピを本に書いてある会話から…
想像して作ってみました!
我が家も餃子が好きな家族です。
今回は、再現レシピ「居酒屋ぼったくり」の餃子の作り方と感想を紹介します。
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この記事の目次
居酒屋ぼったくりの再現レシピ!美味しい羽付き餃子を作りたくなった理由って?
今回の「居酒屋ぼったくり」のストーリーで、レシピの主役になるのは「餃子」。
ある日、近所に住む女性が「美味しい餃子の作り方のコツ」を、主人公の美音に教えてもらう場面です。
餃子が大好きなご主人のために美味しい餃子を作りたいけれど、
「うまく作れない!」ということ…。

ところで、スーパーなどには、何種類もの市販の餃子が、売られていますよね。
どの餃子も作り方は簡単で、値段もお手軽…
わざわざ自分で手作りしなくても「買った方が早いわ~」と思う人もいるでしょう。
でも、一度、餃子を自分で作ってみると、食べることよりも、作るまでの過程が意外と楽しい!^^
ちー婆(ばぁ)も、あき坊(ぼぅ)やぶん爺(じぃ)に、手伝ってもらいながら時々作ります。
それで、「居酒屋ぼったくり」の餃子づくりの場面も、興味深々で読んでいました。
すると…
レシピの材料は、ほとんど同じだけれど…
作り方が、ちー婆(ばぁ)とは、少し違うことに気づいたのです。
そして…ちー婆(ばぁ)の好奇心が全開!
「居酒屋ぼったくりのレシピで餃子を作ってみよう!」ということに…
ちなみに、少し作り方が違うなあと思ったことは…
- 餃子の具材の下味(下準備)の仕方
- 餃子の焼き方
この2つです。
それでは、「居酒屋ぼったくり」の再現レシピ「餃子」の作り方を紹介します。
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居酒屋ぼったくりの再現レシピ!美味しい餃子を作るには下味を大切に!
餃子の餡(あん)と言われる中身は、一般的にキャベツやニラ、白菜を使いますよね。
「居酒屋ぼったくり」のレシピも、一年中手軽に手に入る、キャベツとニラが餃子の材料です。
あとは、豚のひき肉に、調味料がいろいろと加わります。
まず、「居酒屋ぼったっくり」のレシピを参考にして材料をそろえます。
準備した主な材料は

- 豚ひき肉
- キャベツ
- ニラ
- 餃子の皮
材料の必要な分量までは、本には当然書いてありません。
「居酒屋ぼったくり」は、小説で、レシピ本ではないですからね。
だから、ちー婆(ばぁ)は、いつも家で作るレシピの分量を目安にしました。
市販の餃子の皮を買うと、袋の裏に基本の餃子の分量が書いてあります。
初めて、餃子を作る場合は、それを参考にするといいかもしれません。
初めに、キャベツとニラは、細かくみじん切りにします。
次に「下味」として、刻んだキャベツとニラをボウルに入れ、塩を少し加えて軽くもみます。
しばらくすると、水気が出てくるので、しっかりとしぼります。
主人公の美音が「切った野菜は、塩でもんでしぼると、水っぽくならないよ」と話していました^^
「なるほどな~」と思い、ちー婆(ばぁ)も、そのまま実行!
次に、豚ひき肉の「下味」として入れるのが…
- 醤油
- 塩コショウ
- 鶏がらスープの素(中華調味料)
そして…
- 生姜のすりおろし
- 片栗粉

この下味も、ちー婆(ばぁ)は、いつものレシピの分量で加えました。
すべての「下味」となる調味料を入れたら、しっかりとこねます。

豚ひき肉に、野菜を加え混ぜ合わせます。


混ぜ合わせた餃子の餡(中身)は、しばらくそのままおきます。
しばらくねかせておくと、味がしみ込んで美味しい餃子になるそうです。
そういえば…
「居酒屋ぼったくり」では、しばらく待つ間、美音と女性は、お茶を飲みながら世間話をしていたような…
最後に、出来上がった餃子の餡(中身)を、餃子の皮に包みます。


あき坊(ぼぅ)とぶん爺(じぃ)が、手伝ってくれたので、あっという間^^
いつものように、たくさんの餃子ができました。
それでは、次に「餃子の焼き方」を紹介します。
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居酒屋ぼったくりの再現レシピ!美味しい羽付き餃子を作るコツは焼き方!
餃子を作るときは、どうやって焼いていますか?
「どうやって焼いている?」と聞かれても…
- フライパンを火で熱して
- 油を入れて
- 餃子を並べて
…と、一般的な焼き方ですよね。
ちー婆(ばぁ)も、餃子の焼き方は、そんな感じでした。
冷凍の餃子には、油も水も使わずに、焼くだけの餃子もありますが…
さて、「居酒屋ぼったくり」の餃子の焼き方は…
まず、フライパンには「油をひかずに」、そのまま餃子を並べます。

次に「コップ1杯の水」に、「大さじ1杯の小麦粉」を混ぜた水をフライパンに回しかけます。


油をフライパンに入れて、餃子を並べて焼いていたので、焦げ付かないかなあと心配でした。
「居酒屋ぼったくり」は、「このままフライパンにフタをして中火」です。
餃子の様子を見るために、時々フライパンのフタを開けてみると…

途中で、フライパンのフタを開けるなんて本当はダメなんだけど、どうしても心配で。
でも、何かとてもいい具合に、焦げ付くこともなく餃子が蒸し上がっていきました。

餃子を焼くフライパンの音が、小さくなったら、中の水がなくなってきている合図です。

ここで、餃子の間に「油」を素早く流し込み、「少し火を強火」にして、フタをします。

ここでは、
- 素早く油を流す
- 少し火を強火にする
これが、コツです。
そして、「餃子を焼く時間」。
小麦粉を混ぜた水を入れたことで、餃子は、もう十分に蒸されています。
だから、餃子を焼く時間は、表面に焼き色が付く程度でOK。
ちー婆(ばぁ)は、1回目に餃子を焼いたときは、焼き時間が長すぎて失敗しました。
でも、2回目は…

こんな感じに、美味しそうな羽付き餃子が完成!^^
水でといた小麦粉のおかげで、とってもきれいな「羽付き餃子」。
小麦粉は、麦の粉なので、たんぱく質を含みます。
材料にまぶして加熱すると風味が増して、カリッと仕上がります。
「居酒屋ぼったくり」のレシピでは…
初めに水で十分蒸し焼きして、最後に少ない油で焼くだけ。
だから、餃子の食感は、皮はパリッとサクサクで、中は、とってもジュウシ―^^
そういえば…
ぶん爺(じぃ)が、大好きなホワイト餃子のレシピも、「居酒屋ぼったくり」と同じ?!
※ ホワイト餃子については、
- ホワイト餃子が延岡で買える?動画で実践!焼き方のコツとは?
こちらの記事で詳しく書いてあります。
ホワイト餃子は、冷凍のままフライパンに入れて、お湯で蒸し焼きします。
そして、8分経ったら油を入れて、餃子を焼くんですよ。
「居酒屋ぼったくり」餃子の作り方と偶然の一致?!
ちなみに、「居酒屋ぼったくり」のストーリーでは…
主人公の美音は、「居酒屋ぼったくり」の元店主である父親から、この餃子の作り方を教えてもらったみたい…
家族みんなで食べるときは、一度にたくさんの餃子がいるので、ホットプレートで焼くと便利とも話していました。
ちー婆(ばぁ)も、次は、ホットプレートで焼いてみようと思います!
とりあえず…
「居酒屋ぼったくり」の再現レシピ「羽付き餃子」が、うまくできてよかった~^^
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居酒屋ぼったくりの再現レシピ!餃子の他に作れそうな料理は?
「居酒屋ぼったくり」という店の名前は、ちょっと物騒な名前ですよね。
でも、インパクトがあると思いませんか?
その名前の由来は、
「どこの家でも出てくるような料理で、金を取るうちの店は、もうそれだけで、ぼったくりだ。」
という、美音の父親の口癖からです。
確かに本を読んでいると、「居酒屋ぼったくり」のレシピは、家庭的な料理が多いのがわかります。
特別な材料や調理器具は使わないけれど、お店を訪れたお客さんたちのお腹も心も幸せにするレシピです。
それではここで…
ちー婆(ばぁ)が、「居酒屋ぼったっくり」の料理で、作ってみたいレシピをいくつか紹介します。
■ ニンジンの葉のごま油炒め
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ゴマ油で炒めて、甘辛く味付けするだけの簡単レシピ。 ふるさとのおふくろの味が懐かしくて…というお客さんのリクエストレシピだったような… ちなみに、ちー婆(ばぁ)は、人参の葉っぱの天ぷらを作ります。 |
■ 鉄板ナポリタン
昔、喫茶店で食べた味のスパゲッティが食べたい!という常連さんのリクエストレシピ。 材料は、玉ネギ、ピーマン、赤ウインナー、そしてスパゲッティの麺。
ケチャップで味付けして、コンソメを入れるのが隠し味。 出来上がったら、鉄板に入れて周りに溶き卵を加え、上から粉チーズ! |
■ とろろステーキ
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材料は、山芋と卵と細かく刻んだネギをたっぷり。 味付けは、白だしに、しょうゆが少々とシンプルです。
上から細かく刻んだ紅ショウガをのせます。 「居酒屋ぼったくり」の美音と妹の馨(かおる)は、山芋アレルギー。 だから、常連客のウメさんに手伝ってもらって作ったレシピです。 |
■ 厚揚げの味噌肉詰め
ひき肉に、ニンニク/生姜/味噌を加えて炒めます。 そのひき肉を切り目を入れた厚揚げに詰めて、トースターなどで焼くだけのレシピ。
実は…このレシピは、再現してみました。 ちょっと薄味?になってしまったけれど、結構ボリュームのあるレシピでした。 |
■ ナスとトマトのグラタン
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ナスを薄切りにして両面を焼き、グラタン皿に敷き詰めます。 そして、短冊切りにしたベーコンと薄く切ったトマトを上からのせます。
味付けは、塩コショウとチーズだけ。 トマトが嫌いな子供のために、美音が作ったレシピです。 |
■ ポテトパンケーキ
すりおろしたジャガイモに、小麦粉とベーキングパウダー、塩と砂糖を加えます。 ホットケーキ風にフライパンで焼いて出来上がり。
美音が要(かなめ)さんのために、クリームチーズとスモークサーモンを添えて出していました。 要さんは、美音がちょっと気になる謎の多いお客さん。 |
以上、ちー婆(ばぁ)が気になる「居酒屋ぼったくり」のレシピを紹介しました。
レシピひとつひとつにストーリがあるのも、小説「居酒屋ぼったくり」の面白さのひとつです^^
どのレシピもすぐに家で作れそうだと思いませんか?
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まとめ 再現レシピ「居酒屋ぼったくり」の餃子について
「居酒屋ぼったくり」は、2014年に小説化された「秋川滝美」さんの連続短編小説です。
東京の下町を舞台に、事故で亡くなった両親のお店を引き継ぐ、姉の美音と妹の馨が中心人物。
身近にありそうな日常のエピソードが、毎回丁寧に小説に描かれている作品です。
2018年には、ドラマ化され、テレビ放送が始まり、さらに注目を浴びました。
撮影が行われたのは、東京の中野区に実在する「居酒屋まつぼっくり」というお店。
そこでは、ドラマで紹介されたレシピメニューを、食べることができるそうですよ。
「居酒屋ぼったくり」は、登場人物とカウンターに座って、自分も食事をしているような気分になる本。
ちー婆(ばぁ)にとって、ストーリーを楽しむだけでなく、料理も作ってみたくなった不思議な本でした。