ピーマンを保存する場所は、冷蔵庫それとも冷凍庫?
料理の定番食材ピーマンは、新鮮に長く日持ちさせたいですよね。
結論を言うと…
どの保存場所でも「正しく保存すること」が「美味しさの秘訣」です。
美味しいピーマンを使うと嫌いな子供もきっと美味しく食べられます^^
今回は「ピーマンの正しい保存方法」と「ピーマンが嫌いな子供にもおすすめの料理」を紹介します。
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この記事の目次
ピーマンの保存方法と保存期間の目安とは?
ちー婆(ばぁ)は、基本的に「野菜」は、何でも大好きです。
だから、宮崎川南町トロントロン軽トラ市が毎月楽しみ!
軽トラ市で、新鮮な野菜がたくさん買えるから^^
※ 川南町の軽トラ市の様子は、
- 宮崎県川南町のトロントロン軽トラ市って知っちょるけ?
こちらの記事で詳しく書いていますよ。
この前は、宮崎県産のJA尾鈴ピーマン「さらら」という品種の実演販売を見かけました。
そこでは、丸ごと1個のピーマンを豪快にバーベキューの炭火で焼いていました。

炭火で焼いたピーマンに、塩を振りかけただけの料理。
ピーマンのヘタも種もそのままで、丸ごと焼かれたピーマンを皿に盛って「はいどうぞ!」

渡されたピーマンを食べると、中からピーマンとは思えないくらいの甘い汁がジワーッと…
「苦くない!」
「臭くない!」
「ピーマンのスイーツみたい!?」
当然、たくさんのピーマンを買って帰りました^^

この新鮮なピーマンをどんな「保存方法」にすれば、日持ちできて、美味しく料理できるのか?
そこで、「ピーマンの保存方法と保存期間」を調べてみると…
- 常温保存の方法で1週間
- 冷蔵庫で保存する方法で2週間
- 冷凍保存の方法で1か月
- 干して乾燥させて保存する方法で1か月
…ということが、わかりました。
ところが、ピーマンをただ保存すればいいというわけでもないようです。
それでは、ピーマンの「正しい保存方法」を詳しく紹介していきますね。
【ピーマンの保存方法】常温保存に適した温度と正しい保存の方法は?
ピーマンを買ってきて、冷蔵庫に保存するのを忘れていて、しばらくそのまま…
ということが、ちー婆(ばぁ)は、よくあります。
いわゆる、これが「常温保存」の状態なのでしょうか?(笑)
ところで、ピーマンを「常温保存」する一番いい温度は「7度から13度」くらいだそうです。
だから、冬の季節なら部屋の温度に気を付ければ、常温保存で1週間くらいは、料理に使えます。
でも、夏だったら、常温で保存するのは避けたいですよね。
そこで、ピーマンを「正しく常温保存」する方法とは…

1.ピーマンは水気を拭きとって保存する
ピーマンは、水気があると傷みやすくなるので、水気はきちんと拭き取りましょう。
2.ピーマンを新聞紙かキッチンペーパーで、ひとつずつ丁寧に包む
※ ちー婆(ばぁ)は、新聞紙を8分の1枚に切って、小さくして使います。
3.冬場でも風通しの良い「冷暗所(れいあんしょ)」に保存する
「冷暗所」とは、気温が14度以下で、直射日光が当たらない通気性の良い場所のこと。
保存場所が直接太陽が当たる場所や、温度や湿度が高くなりやすい台所だと、保存期間が短くなります。
冷蔵庫がなかった頃は、涼しい床下(ゆかした)に、保存する方法がとられていました。
昔は、どの季節でも、床下に料理をする食べ物を保存していたのですよね。
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【ピーマンの保存方法】冷蔵庫で「丸ごと」それとも「切って」保存?正しい冷蔵保存は?
冷蔵庫の野菜室は、だいたい「5度から10度ぐらい」の温度が保てるようになっています。
だからやっぱり「冷蔵庫」で保存すると、安心ですよね。
でも…
正しい保存方法をしていないと、ピーマンの鮮度が落ちたり、日持ちが短くなったりすることも。
そこで次に、ピーマンを「冷蔵庫で正しく保存する方法」を2つ紹介します。
ピーマンを「丸ごとそのまま」冷蔵庫で保存する方法
買ってきた袋のままで、ピーマンを冷蔵庫に保存していませんか?
常温よりも冷蔵庫は安心しがちですが…
料理の後に残ったピーマンを、そのまま冷蔵保存すると、日持ちが悪くなります。
それではまず、丸ごとのピーマンを冷蔵庫で正しく保存する方法から。

1.ピーマンは水気を拭き取ってから保存する
2.ピーマンをひとつずつ新聞紙かキッチンペーパーやラップで包む
3.包んだピーマンをポリ袋に入れポリ袋の口は軽く閉じる
※注 ポリ袋は、しっかりと口を閉じてしまうと、中が蒸れてピーマンが傷みやすくなります。
4.野菜室がない冷蔵庫の場合は冷蔵庫の中でもあまり温度が下がりすぎない場所に保存する
ピーマンの保存温度が、5度以下になってしまうと、低温度で逆に傷みが早くなります。
ピーマンをラップ、さらに上から新聞紙と2重に包んで保存するとか、タッパーなど保存容器に入れると安心です。
ピーマンを「切って」冷蔵庫で保存する方法
料理の後に残ったピーマンの保存は、丸ごと保存するよりも傷みが早まります。
できれば、切ってしまったピーマンは、その日のうちに料理してしまうのが、一番いい方法です。
でも、どうしても使いきれないことだってありますよね。
そこで、切ったピーマンを冷蔵庫で正しく保存する方法は…

1.ピーマンを50度に沸かしたお湯に1~2分つける
切ったピーマンの表面から水分が入り、みずみずしさが長続きすると言われています。
お湯につけると殺菌にもなり、傷みが少なくなります。
ちなみに、簡単にお湯の温度を50度にする方法は、沸騰させたお湯に、同じ量の水を足すといいですよ。
2.お湯につけたピーマンの水気をしっかりと取る
3.ピーマンをラップで包むか保存容器に入れ冷蔵庫で保存する
保存容器を使うときは、湿らせたキッチンペーパーを一緒に入れると日持ちするそうです。
普通に冷蔵保存すると2~3日くらいしか日持ちしないピーマンですが…
ちょっとしたひと手間を加えると、保存期間が延び、衛生的にも安心ですよね。
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【ピーマンの保存方法】ピーマンの正しい冷凍保存の方法は?
最初はピーマンが冷凍できるの?と思っていたちー婆(ばぁ)ですが、冷凍するといいことも。
まず、ピーマンを日持ちさせるには、冷凍保存が一番いい方法です。
ピーマンは、冷凍用保存袋に入れて「きちんと冷凍する」と、約1か月は使えます。
そして、ピーマンは、冷凍保存をすると独特な「苦みや臭いが少なくなる」そうです。
ピーマンが苦手な人にとっては、食べやすくなるのでいいかもしれませんよね。
それでは、ピーマンの正しい冷凍保存の方法は…

1.ピーマンの種、ヘタ、ワタの部分を取り、使いやすい大きさに切る
千切り、乱切り、みじん切りなど、ピーマンを料理に合わせて切っておくと使うときに便利です。
切った形ごとに袋に入れ、分けて冷凍しておけば、料理によっていろいろと使えて時短ですね。
2.切ったピーマンは50度に沸かしたお湯に1~2分つける
生のままのピーマンよりも、軽く茹でて冷凍保存したほうが、変色せず日持ちします。
軽く茹でておくだけで、料理をするときは時短にもなりますよね。
3.ピーマンの水気をしっかりと拭き取る
ピーマンを日持ちさせるためと、冷凍保存をするときにピーマンが、お互いくっつかないように。
4.ピーマンが重ならないようにできるだけ薄く平らな状態で保存袋に入れる
重なって保存されていると、厚みが出るので早く均等に冷凍できません。
また、解凍して使うときも早く解凍できて便利です。
5.保存袋の空気をしっかりと抜く
冷凍保存は、短時間で冷凍させるとより新鮮さが保てます。
空気が残っていると、冷たさが伝わるのが遅くなって、冷凍に時間がかかってしまうのです。
6.保存袋に冷凍したときの日付を書く
冷凍保存の場合は、長く保存できるので、いつ保存したのかを忘れてしまうことも?
保存期間は、1か月が目安です。
冷凍した日付を書いて保存しておけば使うときに安心ですよね。
最後に、冷凍したピーマンを解凍するときは「自然解凍」をしましょう。
冷蔵庫に「8時間」ほど入れておくと、いい具合に解凍されます。
ただし、解凍したピーマンはシャキッとした食感がないので、サラダ料理には、ちょっとむかないかも。
ピーマンを炒めたり、煮たりする料理なら、解凍せずに凍ったまま使えて、とっても便利です。
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【ピーマンの保存方法】冷凍保存と同じくらい日持ちする方法は?
大根や椎茸(しいたけ)は、乾燥させたものを料理で使いますよね。
でも…
「ピーマンを干して、乾燥させて保存する?!」
ちー婆(ばぁ)は、そんな方法があることを初めて知りました。
なので、試しにピーマンを干してみることに…

冬は、太陽の光が弱いのか、2日間干したピーマンは、まだ乾燥していませんでした。

ピーマンを干して保存する方法をまとめると…
- ピーマンを半分に切り、中の種とワタを取り出す。
- ピーマンの切った断面を上向きにして、新聞の上などに置く。
- 天日で2日ほど干して乾燥させる。
- 干したピーマンは、保存袋や容器、ビンなどに入れて冷蔵庫で保存する。
ピーマンは、きちんと乾燥させると1か月ぐらい日持ちするそうです。
さらに、干して乾燥させると、野菜の旨味や栄養分が凝縮されて美味しくなります。
ちー婆(ばぁ)が、2日間干したピーマンでも、食べるとちょっと甘さを感じました^^
ピーマンが嫌いな子供も食べれる!おすすめのピーマン料理
「ピーマン」って、子供から大人まで「苦手」「嫌いだ」と、言われる野菜です。
確かに、生のピーマンをそのまま食べると、味も臭いも独特で、クセがありますよね。
でも、組み合わせる食材によって、とっても美味しいピーマン料理に変身します。
ここでは、ツナ(シーチキン)やチーズ、ポテトサラダを組み合わせたピーマン料理を紹介します。
ピーマンを使った料理【簡単ツナマヨサラダ】

■ 材料
- ピーマン 2個
- 玉ネギ 2分の1個
- ツナ(シーチキン)缶詰 適量
- マヨネーズ 適量
- 塩コショウ 適量
■ 作り方
1.玉ネギを千切りにして、軽く油で炒めてから冷ます

2.ピーマンを半分に切り、ヘタと種を取る
切ったピーマンは、軽く湯通しをして、冷水にさらす。
3.玉ネギにツナとマヨネーズ、塩コショウを合わせて混ぜる

4.ピーマンに、3で合わせたツナをのせる

ツナとマヨネーズは、最強の組み合わせ!
ピーマンと一緒に食べると、苦みが消え、食べやすくなります。
また、ピーマンは、お湯で軽く茹でると、苦みが少なくなるのでおすすめです。
玉ネギも、炒めると甘くなり、美味しく食べられます。
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ピーマンを使った料理【簡単チーズたっぷり餅ピザ】

■ 材料
- ピーマン 2個
- ベーコン 3枚
- 切り餅 1個
- とろけるチーズ 適量
- パセリ
- ケチャップ
■ 作り方
1.ピーマンは1㎝くらいの幅で細切りにする
2.ベーコンは2分の1の大きさに、切り餅は2~3㎜の幅に薄く切る
3.クッキングシートを敷いたフライパンに切ったベーコンを並べる

4.ベーコンの上にピーマンと餅を順番にのせる


5.最後にチーズを適量のせ、中火でフタをしてチーズが溶けるまで蒸し焼きにする

6.チーズが溶けたら、トースターやグリルで軽く焼き、焦げ目をつける

7.出来上がったピザの上に、お好みでパセリやケチャップをかける
ベーコンの旨味と、とろけた餅とチーズに挟まれたピーマンは、最高の美味しさです。
苦みが少なくなる冷凍したピーマンを使えば、ピーマンが嫌いな子供でも美味しく食べられます。
ピーマンを使った料理【ピーマンの簡単ポテサラ詰め】

■ 材料
- ピーマン 3個
- ベーコン 1枚
- ジャガイモ 2個
- チーズ 適量
- マヨネーズ
- 塩コショウ
■ 作り方
1.ピーマンを半分に切りヘタと種を取る
2.ジャガイモを電子レンジで数分加熱しポテトサラダを作る

3.ピーマンにポテトサラダを詰める

4.ポテトサラダの上に小さく切ったベーコンとチーズを適量のせる

5.トースターやグリルで、2~3分焼く
ピーマンの中にひき肉を詰める「ピーマンの肉詰め」がピーマン料理の定番です。
しかし、ピーマンの中に詰めるものは何でもOKだと思います。
子供が好きなものをピーマンに詰め込んであげると、喜んで食べてくれるのでは?^^
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【まとめ】「ピーマンの正しい保存方法」と「ピーマンが嫌いな子供にもおすすめの料理」について
ちょっとひと手間をかけたり、保存のコツがわかると、ピーマンも美味しく保存できます。
今までは、野菜の保存はすべて「冷蔵庫」に任せていたちー婆(ばぁ)ですが…
環境にやさしい昔ながらの常温保存も、料理の時短ができる冷凍保存もいいなと思いました。
ピーマンは、どんな料理にも使いやすく、栄養もたっぷりある野菜です。
ピーマンが嫌いな子供にも、美味しく食べれる料理を、工夫していけるといいですよね。

最後に、「苦みが少ないピーマン」の見分け方を紹介します。
ヘタの形が「六角形」のピーマンを探すといいそうです。

ピーマンは、普通花びらが5枚なので、ヘタの形は五角形になります。
でも、栄養が十分あると花びらが6枚になり、ヘタの形も六角形になります。
ヘタの形でピーマンを選ぶのも、面白いかも^^
ちー婆(ばぁ)が、軽トラ市で買ったピーマンに、「ヘタが六角形」のピーマンを発見!
今度、ピーマンを買うときは、ヘタの形を意識して買ってみようかな?^^