今日、「2月22日」が何の日だか知っていますか?
そう、「ニャンニャンニャン(222)」の猫の鳴き声の語呂合わせの日。
そして、岩合光昭さんの「世界ネコ歩き写真展」が宮崎で開催される日でもあります!

岩合光昭さんと言えば、生き物が大好きなあき坊にとっては、尊敬する憧れの人物のひとり。
おそらく、猫が好きな人は誰でも、その名前を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
そんな憧れの岩合光昭さんが、あき坊の地元「宮崎」にもやって来るという事で…
開催初日の今日、さっそく、世界ネコ歩き写真展を訪れてみました!
というわけで今回は、「岩合光昭の世界ネコ歩き写真展」について訪れた感想とレビューをしていこうと思います。
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この記事の目次
「岩合光昭の世界ネコ歩き写真展in宮崎」の概要
それでは、まず初めに、宮崎で開催中の「岩合光昭の世界ネコ歩き写真展」のイベント概要から紹介していきますね。

- イベント名:岩合光昭の世界ネコ歩き写真展
- 場所:宮崎県総合博物館2回特別展示室
- 住所:宮崎県宮崎市神宮2丁目4番4号
- 期間:2019年2月22日(金)~2019年4月14日(日)まで
- 定休日:毎週火曜日
- 時間:午前9時~午後5時まで
(※最終入場は午後4時30分)
入場料:
- 大人 当日券1000円/前売り券800円
- 小中高生 当日券600円/前売り券400円
(※未就学児は無料)
昨年の6月に行われた、宮崎駿監督と高畑勲監督がコラボした「スタジオジブリレイアウト展」は、宮崎県立美術館での開催でしたが…
※ スタジオジブリレイアウト展については、
こちらの記事を参考にしてください。
今回のテーマは「猫」に特化した展示会なので、生き物を中心に扱っている「宮崎県総合博物館」で行われています。
以前とは開催される場所そのものが違っているため、来場のときは、メディキット文化センターのほうに行かないよう注意してくださいね。
宮崎で開催中の「岩合光昭の世界ネコ歩き写真展」の感想とレビュー!
それでは早速ですが…
初日の今日、あき坊が訪れたばかりの「岩合光昭の世界ネコ歩き写真展」の感想とレビューを詳しく紹介していきます^^
ニャンニャンニャンの2月22日は、あいにくの雨。
宮崎総合博物館の建物も、少しくすんで見えました。

建物に近づいてくと…
早速、「岩合光昭の世界ネコ歩き写真展」の看板を発見しました!

展示が行われているのは、2階の特別展示室なので、階段もしくはエレベーターで上がっていきます。
会場の入口に到着すると、まずは受付を行います。
あき坊は、宮崎でネコ展が行われるのが決まってすぐにちー婆が前売り券を購入していたため、当日料金よりも安い値段で入場できました。
また、今回あき坊の前売り券は「限定ポスターがもらえる」というチケット。
そのため、入場と同時に、世界ネコ歩き写真展のかわいいポスターも貰いました^^

ちなみに、会場内は一切の撮影が禁止になっています。
あき坊も1枚の写真も撮れていませんので、イメージ写真を見せながら感想を紹介していきますね(笑)
岩合光昭の世界ネコ歩き写真展
宮崎の会場内では、岩合光昭さんが世界中を回って撮影したネコたちの写真が展示されています。
1つ1つの写真に、
- モデルとなった猫の名前
- どんな状況の瞬間を撮影したものなのか
この2つの説明が簡単に書かれています。
展示されている写真は約200点くらいで、イタリアやアメリカ、モロッコやイスタンブル、沖縄など、世界各国で撮影したものを一度に見ることができます。
あき坊の場合は、この説明を見ながら、猫たちと岩合光昭さんがどういう思いで、どういうタイミングでシャッターを切ったのか、という事を考えながら見ていきました。
そのため、最後まで見て回るのにかかった時間は「約1時間30分」。
10分くらいでサッと見る人もいれば…
あき坊のように、30分以上の時間をかけて、じっくり世界ネコ歩き写真展を楽しんでいる方もいらっしゃいました。
要は、楽しみ方は人それぞれってことですね(笑)
それから、岩合光昭さんが撮影した写真すべてに共通していたことがあったのですが…
ネコちゃんの表情や姿がホントに自然体なんです!
何年もその猫ちゃんと過ごしている飼い主さんに見せてくれるような表情をしていて。
見ているこちらまで、癒される感じです。
いや~、さすがプロの動物写真家さんだな~って久しぶりに感動しました。
※ 「ネコ」の事については、
こちらの記事でも紹介しているので読んでみてください。
あと、あき坊が思ったのが、やっぱり人も猫も同じで。
生まれた環境や育った環境によって、「性」の部分が違ってくるのかなと思いました。
例えば、なんですけど…
イタリアで育ったネコっていうのは、岩合光明さんがカメラを見せた瞬間、ポーズをとる子が多かったみたいで。
わりとダンディーな姿をしたネコちゃんの写真が多くありました。
宮崎県のネコたちはおっとりした性格の子たちが多いのかも!?(笑)
こんな感じで、猫も人間と同じように、その環境に適した「性」にだんだん変わっていくのかなと、世界ネコ歩き写真展in宮崎を回りながら、しみじみと思ったところでした。
写真展の最後には、NHKのBSプレミアムで放送されている「世界ネコ歩き」の番組未公開映像が3分くらい流れるテレビが設置されています。
岩合光昭さんが撮影のときに普段から心がけている事や、撮影時の苦労シーンなどを見ることができました。
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ネコ展グッズ販売所
未公開映像のブースを終えると、最後に「ネコ展グッズ販売所」がありました。
岩合光昭さんが撮影したネコたちの写真が載ったグッズ一色に染まっています。
あき坊もサッと目を通しただけなのですが、
- DVD
- クリアファイル
- ノート
- ポストカード
- 付箋
- マグネット
- 缶バッチ
- メモ帳
- ハンカチ
- 図録
- 写真集
- カレンダー
- エコバック
- うちわ
- 帽子
- ジグソーパズル
など、結構たくさんの種類のグッズが販売されていましたよ。
なかでも、エコバックや帽子は岩合光昭さん本人も愛用しているものらしいです^^
ちなみに、あき坊はというと…
「2019年の日めくりカレンダー(432円税込)」を購入しました!

1ヶ月ごとのカレンダーと悩んだのですが、1週間ごとに写真が変わるメリットから日めくりに。
これから1週間ごとに現れる、違った表情のネコたちの姿が楽しみです。
また、家に帰ってから驚くことに気が付きました。
なんと、世界ネコ歩き写真展in宮崎の販売所で購入した「日めくりカレンダー」、もとの値段は「1200円+税」となっていたんです!

だいたい3分の1の値段で買えたことになりますから、買ってて良かった~って感じています。
自分が気になる商品があれば、値段の兼ね合いを見ながら、後悔のないように購入してみてください^^
また、本当であればあき坊、ちー婆と来場する予定だったのですが…
今回の経験から、1人での来場よりも、最低2人で訪れたほうがお互いの意見を聞きながら回ることが出来るので、イベントをより楽しめるのではないかと思います。
誰かと一緒に来場してみてください。
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「ねこ科 岩合光昭写真展」宮崎神宮の森で大きな写真を発見!
宮崎総合博物館の中で行われている「岩合光昭の世界ネコ歩き写真展」を終えたあき坊。
今度は、宮崎神宮の森に展示されている「ねこ科 岩合光昭写真展」を見に行くことにしました。
ちなみに、この展示会はチケットなどは必要なく無料で自由に見ることができます。
外があいにくの前で、面倒くさいなぁ~という思いが若干ありましたが…
せっかく、ここまで来たのですから!
というわけで、屋外での「ねこ科 岩合光昭写真展」を見に行きました。
この展示は、博物館本館建物の横、第一駐車場の脇にある「小さな道」が、一応、展示会場の始まりです。

あ、この道、正式名所は「杜の小道」というみたいです。
看板も立っていましたから。

話は戻りますが…
入口に入ってすぐに、右手側に「野生動物の写真」を発見しました!

世界ネコ歩き写真展の展示物よりも、ひと回り大きな写真で、迫力満点です^^
これは、サバンナで、ライオンがシマウマの狩りをしている様子でしょうか?
2~3歩のところに、今度はオシキャット?サーベルキャット?ハバリ?のような猫が何かを捕まえる瞬間の写真がありました。

今度は、森の中に「チーターがガゼルを追いかけている写真」がありました。
一体化しすぎて、写真がどこにあるのか分からないくらい(笑)

こんな感じで、小道を歩きながら、写真を見ていくのが「ねこ科 岩合光昭写真展」の醍醐味です^^
「杜の小道」を進んでいくと…

「民家園」という場所があります。


この場所にも、岩合光昭さんが撮影した「ネコ科」の動物の写真がありました。
場所を教えてしまうと楽しみがなくなってしまうので、全部で何枚の写真があったのかだけを紹介しておきますね。
あき坊が見つけた限りですけども、おそらく、民家園の中には「6枚」の写真が展示していました。






また、「ねこ科 岩合光昭写真展」すべてを合わせると、全部で「10枚の写真」が展示されていると思います。
もし、この写真もあったよ!という事があれば、教えて頂くと幸いです^^
たくましく生きる野生動物の一瞬が、1枚1枚の写真に詰まっていました。
決定的瞬間というべきものばかりだったので、その1枚を撮影するまでには、かなりの時間がかかっていると思います。
写真家としての岩合光昭さんの熱意を感じることができる展示場所です。
また、「ウォーリーを探せ」ならぬ、宮崎で「ねこ科の写真を探せ」をしているようで。
ゲーム感覚で写真を探していくので、恥ずかしながら、一人で時間を忘れて楽しんでいました(笑)
あえて言うなら、この展示会場を訪れるのは、晴れの天気のほうがいいのかなと…(苦笑)
親子で楽しめると思います!
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「岩合光昭の世界ネコ歩き写真展」の期間中に行われるイベント
これまで岩合光昭さんが撮影したネコたちの写真が展示される「世界ネコ歩き写真展」。
そのイベントの開催期間中には、同時進行で、様々なイベントが行われる予定です。
岩合光昭 ギャラリートーク&サイン会
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■ギャラリートーク
- 時間:約30分
- 定員:事前予約先着各100名
- 参加条件:事前予約をする必要があります
(※事前予約が定員に達したため現在はこのイベントへの受付は行っていません)
■サイン会
- 時間:約1時間
- 定員:先着各回200名
- 参加条件:参加のためには、イベント当日に会場のほうで「図録」もしくは「写真集」を購入して、サイン会への整理券を貰う必要があります
2019年3月9日には、なんと、岩合光昭さんご本人が宮崎県内で開催されている展示会にいらっしゃいます。
おそらく、「岩合光昭さんに会ってみたい!」と思っている人、多いと思いますが…
残念ながら、「ギャラリートーク」のイベントは事前予約制で、申込受付も終了しているので、参加することはできません。
ただし、ギャラリートークの後に行われる「サイン会」のほうには事前予約なしで参加できます!
ですが、参加のためには、当日(3月9日)に世界ネコ歩き写真展のグッズ販売所で、「図録」もしくは「写真集」を購入してもらえる「整理券」が必要です。
整理券も午前と午後で「先着100名」という制限があるため、「サイン会のほうには絶対参加したい!」と思う方は、開場と同時に展示会を訪れておくと安心だと思います。
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みんなのねこ展~ねこちゃん写真
世界ネコ歩き写真展の特別開場入口の目の前に、一般の方が応募した「自慢の愛猫たち」の写真が紹介されていました。
ホントにどの写真も、「飼い主さん渾身の一枚だな~」って思うものばかりで、どの写真も最優秀賞レベルの傑作作品でしたよ^^
3月9日には岩合光昭さん本人が、「いいな~」と思う写真にシールを貼っていくみたいです。
いや~、きっと悩むと思いますよ、本当に良い写真ばかりでしたから。
ただ、我が家にも愛猫たちがいるので、申し訳ないですが、やはりうちの子たちが一番って飼い主だから思っちゃいます(笑)
それから、一般の方が応募した「自慢の愛猫たちの写真」は、世界ネコ歩き写真展in宮崎の公式Facebookのほうにもアップされています。
世界ネコ歩き写真展in宮崎公式Facebookページはこちら
かわいい写真から、思わず笑ってしまうお茶目なネコたちの写真まで、さまざまにあります。
興味のある方は是非見てみるといいかもしれません。
鳥巣至道(とりすしどう)氏 講演会
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動物病院の病院長先生による、猫についての講演会が行われます。
イベントに参加するためには、こちらも事前応募が必要となっています。
2月22日現在はまだ申込受付ができる状態です。
興味のある方は、電話/ファックス/メールのいずれかで申し込みを済ませてください。
定員の100名になり次第、募集が締め切られるので注意しましょう。
- 電話番号 0985-26-9303
- ファックス 0985-29-5276
- メール:jigyo@the-miyanichi.co.jp
ねこマルシェ
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「世界ネコ歩き写真展」という事に合わせて、ねこをイメージした食べ物や雑貨などが販売されます。
岩合光昭さんってどんな人?世界ネコ歩き写真展in宮崎を訪れる前に
岩合光昭さんと言えば、「猫の写真を撮りまくっている写真家さん」というイメージを持っている方、多いと思います。
実をいうとあき坊も、少し前までそんな風に思っていました。
でも、実は、岩合光昭さんは猫の写真だけではなく、世界中を駆け巡って野生動物の写真を撮影する「動物写真家さん」なのです!
その中でも、特に猫をメインとして撮影することが多く、身近なネコたちを40年以上に渡って撮り続けているそうです。
昔の記憶なので、間違っている部分があるかもしれませんが…
以前、NHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」という番組で、岩合光昭さんを特集をしていた時がありました。
参照:プロフェッショナル仕事の流儀 第326回2017年5月29日
その中の一節で、
「もともと写真家になろうとは思っていなかった」
という事を知り、驚愕した記憶があります。
僕自身、岩合光昭さんを知ってから、「生き物の写真を撮る人」というイメージしかなかっただけに、すごく驚きました。
それなら、なぜ写真家になろうと思ったのか?
きっかけは何なのか、気になりますよね。
それは、岩合光昭さんがまだ19歳だった頃。
写真家の父、岩合徳光さんの助手として、赤道直下にあるガラパゴス諸島を訪れたとき。
自然や野生動物のたくましく生きる姿に感動したのがきっかけで、写真家になることを決意したそうです。
その事が、今の岩合光昭さんの写真家としての作品への「美しさ」や「想像力」をかき立てる、原点になっているのかもしれません。
今ではお馴染みとなった、写真家としての岩合光昭さん。
もし、19歳のときにガラパゴス諸島を訪れていなかったら、僕たちが岩合さんの作品に触れる機会もなかったかもしれないのですね。
そして現在の岩合光昭さんはというと…
世界各国の野生動物の撮影から、身近なネコたちの撮影まで、幅広い分野で活躍しています。
これまで猫たちの撮影で訪れたのは、ヨーロッパやアジア、アフリカやアメリカなど全部で15の国と地域までに広がっています。
そして今回、そんな岩合光昭さんが渾身を込めて撮影したネコ写真の数々が、宮崎県でも見られるというわけなんです!
「岩合光昭さん」という人物を知った上で、今回の世界ネコ歩き写真展の展示品をみると、1枚1枚の写真が面白いものに見えてくると思います。
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【まとめ】岩合光昭さんの世界ネコ歩き写真展in宮崎について
今回は、宮崎で開催中の「岩合光昭の世界ネコ歩き写真展」について感想とレビューをしていきました。
初日の今日はあいにくの雨となりましたが、世界ネコ歩き写真展in宮崎を訪れて、心も体もほっこり温かい気分になりました。
豊富なネコ経験のある岩合光昭さんだからこそ撮影できた、「素のままのネコちゃんたちの姿」に注目しながら、展示会を楽しみましょう。
また、「岩合光昭さん」という人物を知った上で、世界ネコ歩き写真展を訪れると、また違った視点からイベントを楽しめるようになると思います。
世界ネコ歩き写真展は「2月22日~4月14日まで」の開催となっているので、友人や家族を連れて、ぜひ訪れてみてくださいね^^