お葬式

早朝に亡くなった場合いつお通夜をするの?4つの条件をクリアできるか?!

[char no=”2″ char=””]こんにちは、ちー婆(ばぁ)です。[/char]

早朝に亡くなった場合、お通夜は一般的に夕方からなので間に合う場合もあります。

でも葬儀社との打ち合わせや、親族への連絡など遺族はとても忙しくなってしまうかも。

 

なので、早朝に亡くなった場合は身内だけの仮通夜を行うこともあります。

今回は「早朝に亡くなった場合やその他の時間帯からのお通夜までの流れ」を紹介します。
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早朝に亡くなった場合のお通夜までの流れと4つの条件

実は、亡くなってからいつまでにお通夜やお葬式をするという決まりはありません。

だから、早朝に亡くなった場合でも慌ててお通夜をしなくてもいいわけです。

正式なお通夜ではなく「仮通夜」で故人との最後の別れをゆっくりと過ごすこともできます。

 

しかし、いつまでにお通夜やお葬式をするか決まっていないとは言っても…

亡くなってから1週間、10日と時間が空いてしまうのもどうかなというところですよね。

 

それでは、いつするのか?

 

お通夜やお葬式の日程の決め方には4つの条件があります。

  1. 希望の葬儀場が使えるか?
  2. 火葬場の予約ができるか?
  3. 仏式など宗教者(僧侶)の都合がいいか?
  4. 遺族や親族のスケジュールはあうか?

以上のような条件がそろわないとお通夜ができません。

 

また、もう1つ条件を付け加えると…

「亡くなってから24時間以上経過しないと火葬できない」と法律で決まっています。

 

それでは、早朝(午前5時から8時まで)に病院で亡くなった場合を考えると…

 

病院でなくなった場合は、医師の死亡診断書を発行してもらう必要があります。

死亡診断書には、故人が亡くなった時間が書かれていて、そこから24時間以上経ってからがお通夜です。

 

希望の葬儀社や決まった葬儀社があれば、すぐに連絡をします。

ほとんどの葬儀社が、24時間体制で受付をしていて、すぐに対応してくれます。

 

死亡診断書をもとに、死亡届を役所に提出しますが、葬儀社が手続きをしてくれることがほとんどです。

故人の遺体は、葬儀社の寝台車でそのまま葬儀場か、または自宅へ運んでもらいます。

 

その間に遺族は、入院の片付けや親族への連絡などをしていきます。

■参考記事

お通夜とお葬式ではどっちに参列するべき?受付での香典の渡し方と言葉の掛け方

お通夜(お葬式)の日取りに注意!?なぜ友引の日にやってはいけないの?

 

また、葬儀社の担当者とお通夜やお葬式について、今後の打ち合わせをします。

 

例えば、葬儀の会場の広さ、参列者の人数、遺影写真、祭壇の供物や供花、納棺の種類、通夜ふるまい…

打ち合わせの内容は、非常に多く、精神的にも体力的にも遺族の負担が大きいものです。

 

早朝に亡くなった場合、当日お通夜をすることはできますが、遺族は相当の覚悟が必要かもしれません。

 

それでは、もし早朝に亡くなって当日は「仮通夜」で、次の日に「本通夜」をすることにした場合は…

 

葬儀社の担当者と比較的ゆっくりと今後の打ち合わせをすることができます。

また、告別式の納棺で入れたい故人の想い出の品を選ぶ時間もとれます。

 

故人の遺体は、葬儀社の方がドライアイスでしっかりと保護してくれるので、夏場でも心配する必要はありません。

 

宗教によって「枕飾り(お茶、お水、お団子27個、塩、味噌、ごはん)」を供えたり、僧侶による簡単な読経があることも…

その日の夜は、故人と最後のお別れをゆっくりとすることができます。

 

「本通夜」は、夕方の6時から7時の間に始まるのが一般的です。

当日の午前中に予約ができれば「湯灌(ゆかん)の儀」を行うことができます。

 

家族が見守る中で遺体を清め、愛用していた服に着替えさせてもらえます。

納棺師の仕事の手際よさや美しさは、見ているとしばらく哀しみを忘れてしまうほどです。

 

「湯灌の儀」が終わった後の故人の顔は、遺体とは思えないほど穏やかで美しさを感じます。

 

夕方に始まる「本通夜」の最終打ち合わせは、開始1時間前ぐらい…

それまでの間は、遺族専用の控室などでゆっくりと過ごすこともできます。

 

ということで、故人とゆっくりとお別れする時間をとりたいならば…

早朝に亡くなった場合の当日は、遺族だけの「仮通夜」、次の日に「本通夜」という流れがいいと思います。
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早朝以外に亡くなった場合ではお通夜までの流れがどうなるの?

 

お通夜は「亡くなる時間帯」によって、いつ行うのが良いのかがほぼ決まってきます。

医師から受けとる「死亡診断書に書かれた時間」が正確な判断材料の1つです。

ここでは、少し詳しく時間を設定して「亡くなった時間とお通夜までの流れ」をまとめています。

夜中(17日午後10時から18日午前5時)に亡くなった場合

  • 遺族の負担はあるけれど、準備が整えば18日にお通夜をすることは可能

だいたい午後10時以降から「夜」という時間帯になると思います。

そして、その時間から次の日の午前5時ぐらいまでが「夜中」になりますよね。

 

この時間帯では、故人が急に亡くなった場合、親族に連絡することをためらってしまいませんか?

葬儀社は、24時間体制なので、すぐに連絡できるならば「18日夕方のお通夜が可能」になります。

 

しかし一晩中起きていたかもしれない遺族の体力や精神的な負担を考えると「本通夜」はとても大変です。

また、火葬場の状況や親族の都合を考えても「本通夜」を18日に行うことは難しいかなと思います。

正午ごろ(18日午前10時から18日午後1時)に亡くなった場合

  • 遺族の負担はあるけれど、大規模なお通夜でなければ18日にすることは可能

午前中の時間帯になると親族への連絡もしやすくなります。

しかし、もし大規模なお通夜やお葬式を希望するならば…

 

葬儀社にすぐ連絡をしたとしても、規模の大きさによっては18日に行うことは難しいことも。

もちろん、火葬場の状況や親族の都合も考えないといけませんよね。

夕方(18日午後3時以降から)に亡くなった場合

  • 法律制限があるので、18日にお通夜をすることは不可能

夕方3時を過ぎると…

「亡くなってから24時間以上経過しないと火葬できない」という法律で18日にお通夜をすることはできません。

なぜなら18日に、もしお通夜をしてしまうと、翌日の19日がお葬式をしても火葬は無理…

 

なので、夕方に亡くなった場合は「18日に仮通夜19日に本通夜そして20日にお葬式」という日程になります。

 

亡くなった時間が「夜中」「正午ごろ」「夕方」と早朝(午前)以外の時間帯別に紹介しました。

絶対に不可能な「夕方」の時間帯を除けば、亡くなった当日のお通夜は可能です。

 

しかし、遺族の負担やお通夜の日取りを決める条件などから考えると…

ちー婆(ばぁ)は、慌てて亡くなった日の当日にお通夜を進めなくてもよいのではないかなと思います。
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まとめ 「早朝に亡くなった場合とお通夜までの流れ」について

今回は「早朝に亡くなった場合や他の時間帯に亡くなった場合のお通夜までの流れ」を紹介しました。

人が亡くなるという事実は、死亡診断書に書かれた死亡時間で現実になります。

その時間が、早朝であっても昼間でも、真夜中でも…

 

しかし、どの時間帯に亡くなっても、遺族が故人と別れるという現実は変わりませんよね。

急な別れの場合やずっと横で見守ったすえの別れの場合もあります。

 

ちー婆(ばぁ)の場合は、早朝の電話で母の危篤を知り、突然の別れになりました。

 

亡くなった後は、お通夜をしてお葬式をするという決められた儀式があります。

だからこそ、亡くなったその日は、最後の時間を故人と一緒に過ごしたいとちー婆(ばぁ)は思いました。

家族と母の想い出を語り、葬儀の準備をした「仮通夜」も、母との想い出の時間になったなと今は思います。

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