お焼香で使う数珠を初めて買うとき、選び方にはいくつかポイントがあります。
数珠にはいろいろな種類や素材があるので、いざ買うときはどれがいいのか迷うことも。
でもお通夜やお葬式のお焼香で慌てないように、自分の数珠を持っていると安心ですよね。
そこで今回は、お焼香で使う数珠を買うときに役立つ「選び方5つのポイント」を紹介します。
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この記事の目次
お焼香で使う数珠の選び方5つのポイントは?
最近は、お焼香で使う数珠もネットや通販でいつでも手軽に買うことができます。
しかし、たくさんの種類があるので、どの数珠を買えばいいのか悩むことも。
何も知らずに買ってしまい、買った後に後悔するのも嫌ですよね。
そんなとき「数珠の選び方のポイント」を知っていると便利です。
数珠の選び方のポイントには
- 数珠の種類「本式数珠」か「略式数珠」で選ぶ
- 数珠の玉の大きさ(サイズ)で選ぶ
- 数珠の玉の意味や素材で選ぶ
- 数珠の房(ふさ)の形で選ぶ
- 数珠の値段で選ぶ
この5つがあります。
それではこれから、それぞれのポイントについて1つずつ詳しく紹介していきたいと思います。
お焼香で使う数珠の選び方 数珠の種類「本式数珠」か「略式数珠」で選ぶ
「数珠」と言えばどんな形を想像しますか?
多分、多くの人が思う数珠の形は、片手で持つコンパクトサイズの数珠でしょう。
しかし数珠には「本式数珠(ほんしきじゅず)」と「略式数珠(りゃくしきじゅず)」という2つの種類があります。
それぞれの数珠は、違った使い方をするので、選び方には十分気を付けてくださいね。
「本式数珠」を選ぶのか、それとも「略式数珠」を選ぶのか?
これは「自分の宗派を知っているか」または「自分の宗派がわからないか」で、だいたい選び方が分かれます。
もし自分の宗派を良く知っているならば、宗派ごとに数珠の形が違う「本式数珠」。
なかには本式数珠でなくてもよいという宗派もありますが…
自分の宗派はどんな数珠を持つのか
事前にしっかりと調べて買うほうがいいと思います。
逆に、
- 自分の宗派が何なのか知らない人
- あまり宗派にこだわらない
このような人は「略式数珠」がおすすめです。
略式数珠は、日蓮宗以外どの宗派でも持つことができる数珠です。
それでは「本式数珠」と「略式数珠」の違いについて、もう少し詳しく紹介しましょう。
本式数珠

本式数珠は「正式数珠(せいしきじゅず)」とも呼ばれていて、数珠の玉の数は「正式な数108個」です。
人の煩悩(ぼんのう)の数である108個の玉があり長いので、二重にして使います。
数珠全体の長さは、男性用が2尺(約60㎝)、女性用が8寸(約30㎝)です。
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略式数珠

略式数珠は、「片手数珠(かたてじゅず)」とも呼ばれていて、片手で持てるくらいの大きさをしています。
この数珠が一般的な数珠のイメージですよね?
略式数珠は、本式数珠を省略した数珠なので、数珠の玉の数が少なく、一重で作られています。
本式数珠の「108」という基本の数をもとにして、例えば半分の54個というふうに玉の数が決められていました。
今はそこまで数にこだわらず、使いやすさや見た目の美しさで作られています。
例えば、男性用の略式数珠なら22玉や18玉などが人気です。
さて、自分の宗派で数珠を選ぶのか、それともどの宗派でも使える数珠を選ぶのか?
今は自分の宗派はわからないけれど、宗派を調べて本式数珠を買ってもいいし…
数珠の種類を選ぶ決められたルールは特にないので、自分で買いたいと思う数珠の種類を選んでくださいね。
参考記事⇒お通夜(葬儀)の焼香で数珠を持つ意味と持ち方 ないのはマナー違反?
お焼香で使う数珠の選び方 玉の「大きさ(サイズ)」の違いで選ぶ
数珠は、「すべてが同じ大きさの玉ではない」のを知っていますか?
玉の中でも一番大きな玉を「親玉(おやだま)」と言います。
この親玉の中には、仏様の分身が宿っていると考えられていて、一番大切な玉です。
次に親玉を中心として、数珠の輪を作るためにある一番数が多い玉が「主玉(おもだま)」です。
主玉は、数珠によって数が違いますが、人の煩悩を表しています。
「主玉」の大きさ(サイズ)の違いで、男女の数珠の種類が分かれています。
最後に、数は少ないですが、主玉よりも少し大きめの玉を「天玉(てんだま)」と言います。
天玉は、仏教の四天王(守護神)表しています。
それでは、女性用と男性用、それぞれの略式数珠と本式数珠について詳しく紹介します。
■女性用略式数珠
主玉は
- 6ミリ
- 7ミリ
- 8ミリ
の大きさ(サイズ)に分かれています。
真ん中の7ミリサイズが、標準サイズ。
数珠の内径(ないけい※輪の周りの長さ)は「24㎝」です。
その他の6ミリは「24.5㎝」で、8ミリは「25.5㎝」です。
それぞれが、5㎜単位で微妙に大きさが変わっているようですね。
ネットや通販で簡単に購入できますが、できれば自分の手に取り選んだうえで買うといいかもしれません。
人気があるのは、主玉が8ミリの大きさで、「みかん玉」に加工された略式数珠です。
「みかん玉」とは、数珠の玉を加工することによって、果物のミカンのように少し潰れた丸になっているのが特徴です。
好みにもよりますが、みかん玉に加工された数珠の方が、よりなだらかな丸みがあって、女性らしい優しさがあります。
■女性用本式数珠
本式数珠は、主玉が108あるので、主玉の大きさ(サイズ)は、略式数珠よりも小さい「5ミリや6ミリ」が一般的です。
そして数珠全体の長さは「8寸(約30㎝)」とほぼ決まっています。
本式数珠の持ち方は、2重にするのでこの長さでも大丈夫。
参考記事⇒お通夜に参列する女性の服装は?葬儀での鞄・靴・アクセサリーのマナー
■男性用略式数珠
男性の略式数珠の場合は、主玉の数が基本的に
- 18玉
- 20玉
- 22玉
この3つに分かれています。
主玉の大きさ(サイズ)は、一般的に「13ミリ」や「16ミリ」。
そして、どの数珠も内径は「26㎝」です。
玉の数が多いほど、1玉あたりの大きさが、小さくなっていきます。
一般的には、数が一番多い22玉の数珠を持っている人が多いです。
でも、「少し貫禄のある数珠を持ちたいな」と思われる男性には…
玉の数は少ないけれど、見た目に迫力のある「18玉の数珠」が人気があるようです。
■男性用本式数珠
男性の本式数珠の場合も、女性と同じく主玉が「108個」あります。
略式数珠よりも玉の数がとても多いので、一般的な主玉の大きさ(サイズ)は、だいたい「7ミリから8ミリ」。
数珠全体の長さは「2尺(約60㎝)」とほぼ決まっています。
持ち方は、女性と同じように2重にして使いますが、それにしてもずいぶんと長いですよね。
ということで、男性用と女性用の「数珠の玉の大きさ(サイズ)の違い」で選び方が違ってきます。
参考記事⇒お通夜(葬式)に参列する服装【男性】 仕事帰りの私服スーツも黒色が常識!
お焼香で使う数珠の選び方 数珠の玉が持つ「意味」や「素材」で選ぶ
数珠は、基本的に自分の好みに合わせて、気に入ったものを直感で買うのが一番いいそうです。
いろいろな種類があって迷うときは「数珠の素材や玉1つ1つが持つ意味」で選んでみては?
数珠の素材や色で、見た目や雰囲気が全く変わってきますよ。
ちー婆(ばぁ)は、数珠をいろいろと調べていて、本当にたくさんの素材があるんだなと驚きました。
だから、今の自分の気持ちや将来の夢や目標に合わせて、数珠の意味を考えるのも選び方の1つです。
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いろいろな数珠の素材とその意味について
ほとんどの数珠の玉は、天然素材で作られています。
「天然素材」というのは、木の実や銘木(めいぼく※希少価値のある木)、石(宝石)などのことを言います。
数珠の材料になる木の実や銘木、石には1つ1つ色々な意味があるので、選び方のポイントになるかもしれません。
木の実
一番有名なのは、「菩提樹(ぼだいじゅ)」の実。
仏教の教祖であるお釈迦様が、菩提樹の木の下で悟りを開かれたという言い伝えがあります。
菩提樹で作られた数珠は、とても神聖なもので、縁起が良い物として扱われています。
菩提準の実には「金剛菩提樹(こんごうぼだいじゅ)」や「星月菩提樹(せいげつぼだいじゅ)」などもあります。
木の実は、時間がたつほど艶を増して美しくなる天然素材です。
銘木
「紫檀(したん)/黒檀(こくたん)/鉄刀木(たがやさん)」の3つの木が「唐木(とうぼく)の三代横綱」と言われています。
- 紫檀(したん)
マメ科の広葉樹の1つで、心材(しんざい※木の中心)は、赤褐色と黒色のしま模様が入っています。
バラに似た香りもするので「ローズウッド」とも呼ばれています。
材質は、とても固く、磨くと美しい光沢が出てくるので、高級家具の素材にも使われています。
- 黒檀(こくたん)
柿木と同じカキノキ科に属する常緑広葉樹で、心材は黒色と淡い赤色が交互にあるしま模様です。
まれにすべてが真っ黒な黒檀もあり、それは本黒檀(ほんこくたん)と言われます。
材質は非常に強く、朽ち難い木で、多量の油分を含むので使うほどに艶と光沢を増します。
黒檀独自の落ち着いた木目が、数珠だけでなく家具や仏壇、楽器にまで使われています。
- 鉄刀木(たがやさん)
「鉄刀木」を「たがやさん」と読むことができる人がどれだけいるでしょうね。
しかし、その字のごとく鉄や刀でも、なかなか切ることができないくらい非常に固い木で、水にも沈むという厚さも特徴です。
海外では、「インディアンアイアン」とも言われ、数珠の素材として人気があります。
■ その他の数珠の銘木としては、
- 栴檀(せんだん)
加工性に優れているので、古くからお寺で使われる木魚(もくぎょ)や楽器の琵琶(びわ)の同部分などにも使われています。
また、色合わせも良い木で価格もお手軽です。
- 正梅(しょううめ)
本物の梅の木を正梅と呼びます。
材質は、とても固く美しい艶があり、水に強いという特徴から仏教の水行の数珠としても使われます。
数珠だけでなく、仏壇の仏具の素材にも使われ、使うほどに色合いがなじみ美しくなる木です。
- 白檀(びゃくだん)
三大香木(こうぼく※良い香りのする木)の1つである白檀は、甘いさわやかな香りがします。
インドネシアやマレーシアなどで栽培され、心材は淡い黄色で固く仏像や扇の材料としても使われます。
以上6つの銘木を紹介しましたが…
天然の実や木は、数珠を作った時に「とても軽くて使い込むほど手になじみやすく扱いやすい」のが特徴です。
見た目は、それほど派手ではありませんが、自然の木目が美しく、優しい気持ちになります。
天然石(宝石)
天然石の中で、最もよく知られているのが「水晶(すいしょう)」。
水晶は、数珠に使われる代表的な天然石で、仏教の七宝(しっぽう)のひとつに数えられています。
英語では「quartz(クオーツ)」としても親しまれ、本水晶(ほんすいしょう)が「crystal(クリスタル)」です。
「邪気を払い浄化作用がある」と言われる水晶は、古代から宗教の道具やお守りとして世界中で使われています。
水晶の透明感から「先を見通す力や潜在的な能力を引き出す力がある」と言われています。
どの天然石とも相性がいいのも特徴です。
- 茶水晶(ちゃずいしょう)

水晶の仲間で、英語では「smoky quartz(スモーキークォーツ)」と呼ばれています。
上品で落ち着いた色合いなので、男女を問わず人気のある数珠の素材です。
浄化作用が強いので、古代から持ち主を邪悪から守る「守護の石」として使われていました。
また、母なる大地からのエネルギーを放ち真実を見出す「生きる力を与える石」とも言われています。
- ローズクオーツ
天然石の中でも「愛と美の女神を象徴する石」で、恋愛成就に抜群の効果を発揮します。
石を持つ人を柔らかい波動で包み込み、感情を落ち着かせます。
女性にとても人気のある天然石です。
- 紅水晶(べにすいしょう)
薄いピンク色をした美しい天然石で「真実の愛と美しさを育むパワー」を持っているとされています。
ローズクオーツよりも色が控えめで透明感があります。
女性らしさや美しさを引き出してくれる石です。
- 虎眼石(とらめいし)


和名では虎眼石ですが、英語では「tiger eye(タイガーアイ)」として有名です。
虎の眼のように「すべてを見通す洞察力を高める力」があるとされています。
古代のエジプトでも「幸運の石」として身に付けられていました。
新しいことに挑戦する「勇気も与えてくれる石」です。
- 翡翠(ひすい)
中国では、皇帝の石として大切にされた歴史があります。
現在でも、数珠用の玉のなかでも非常に値段が高いです。
薄緑色が特徴で、神秘的な感じがする翡翠なので、古くから魔力的な力があるとされていました。
「成功」や「繁栄」という意味があり、厳しい時代も生き抜く「お守り」として使われてきました。
- ターコイズ(トルコ石)
実際は、ペルシャ産の石をトルコの商人がヨーロッパに持ち込んだので、この名前が付いたと言われています。
独特の濃い水色をしていますが、石そのものは柔らかくとてもデリケートな石です。
アメリカの先住民族は、歴史を通して魔除けや幸運をもたらすとして、この石を大切にしてきました。
癒し効果があり「出世の助けをしてくれる石」としても有名です。
- 瑪瑙(めのう)

英語では「agete(アゲート)」と呼ばれ、赤い色の瑪瑙がよく知られています。
赤瑪瑙は、古来から心臓の象徴とされて「人の意志を決定させる魂が込められている石」とも言われています。
マイナスエネルギーに負けない強さが「感情を安定させてくれる力」があります。
また、心臓(ハート)にエネルギーが充電されるように、恋愛運や家庭運を向上させる効果も。
ここで紹介したのは、ほんのわずかな天然石ですが、他にもいろいろと素敵な石が存在します。
例えば、珊瑚(さんご)、籐雲石(ラベンダーアメジスト)、真珠(パール)などは、女性に人気の天然石です。
どの石にも独特の艶や輝きがあり、色の種類も多いので、数珠を選ぶときは逆に迷ってしまうかもしれませんね。
そんな時は、それぞれが持つ石の意味や力(パワー)、自分の誕生石で選ぶという選び方もありますよ。
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お焼香で使う数珠の選び方 意外と存在感のある数珠の「房」で選ぶ
数珠には必ず房(ふさ)が付いています。
どれも同じように見える房ですが、大きく分けて次の4つの形があります。
- 切り房(きりふさ)
- 梵天房(ぼんてんふさ)
- 頭付房(かしらつきふさ)
- 紐房(ひもふさ)
例えば、「切り房(きりふさ)」は、複数の糸が箒(ほうき)のように長く垂れさがる形で、先が切りそろえられています。
手触りが軟らかくボリュームがあります。
また、「梵天房(ぼんてんふさ)」は、細い糸を束にして刈りこみ、丸いぼんぼり型に仕上げた昔ながらの房です。
良質な房は、1本1本が切りっぱなしではなく、ひねりが掛けられていて、糸が触れ合って絡まらないように加工してあります。
また房の素材には、「天然の素材」と「人口の素材」という2つの種類があります。
- 正絹(しょうけん)
混じりけのない絹糸で天然の絹(シルク)です。
手触りが良く、独特の光沢があります。
- 人絹(じんけん)
人工に作られた化学繊維の絹糸です。
天然のシルクとは見た目ではあまり変わりはありません。
しかし手触りや光沢は天然の正絹とは違います。
数珠の房で気を付けることは…
僧侶が使う本式数珠には、房の形や房の結び方、紐の違いなどが決まっている宗派もあります。
しかし、日常で使う略式数珠の場合は、房の形や色に宗派による決まりはありません。
自分の好みで選んでも大丈夫です。
また、房は付け替えが可能なので、年齢や好みなど状況に合わせて、あとから自由に交換できます。
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お焼香で使う数珠の選び方 数珠の「価格」や「予算内の範囲」で選ぶ
「数珠の値段」は、いくらぐらいだと思いますか?
数珠の金額は、一般的に数珠に使われている素材や、素材の品質で決まっているようです。
なので、5千円以下で買える手軽な価格の数珠から、素材によっては数万円から数十万円する数珠まで値段の幅があります。
高級素材の翡翠(ひすい)や香木(こうぼく)を使う数珠は、高いもので数百万もする数珠も。
数珠の種類では、本式数珠の方が玉数が多いので、略式数珠よりも金額は高いです。
値段が高い数珠を選ぶのがいいというわけではないので「それぞれの予算や好みで選ぶ」といいと思います。
数珠は、年齢を重ねるごとに使う機会が増えてくるもの。
良い数珠を選んで、もし壊れたら「修理をしながら長い間使う」というい選び方もいいかもしれませんね。
お焼香で使う数珠 扱い方と修理の仕方
自分の気に入った数珠を選んで、買ったとしても長く使うと、少しづつ汚れや、くすみが気になることもありますよね。
また、大切にしまっておいても、数珠の房に変な癖がついて見た目がカッコ悪くなったり、壊れてしまったら…
最後にそんなときの「扱い方や修理の仕方」を紹介します。
数珠の扱い方
数珠の素材が汚れたり、くすんできたときは、眼鏡拭きのような「柔らかい布」でやさしく拭いてください。
ここで注意してほしいのは「水や洗剤で数珠を洗わないこと」。
汚れないように数珠を持ち歩くときは、数珠入れ(数珠袋)を使うといいですね。
また、長く数珠を保管するときは、「専用の箱に入れて房をきれいに伸ばした状態」にしておくといいのですが…
それでも、房に変な癖がついてしまったときは…
「正絹房の場合」は、お湯を沸かして、鍋から湯気がでてきたらその蒸気に充てます。
蒸気にあてながら房をやさしく伸ばすようになでていくときれいに元に戻るそうです。
ただし「人絹房の場合」は、あまりきれいに戻らないことも。
数珠の修理の仕方
数珠を長く使っていると、数珠の糸がちぎれてしまうことがあります。
数珠が切れてしまうと、「何か縁起が悪い!」と感じる人もいるかもしれませんが、大丈夫。
仏教の考え方では「仏様が悪縁を断ち切ってくださった」と捉えるのが、普通だそうです。
切れてしまった数珠は、仏具店に修理を頼んでもいいし…
もし捨てようと思うのなら、お寺に供養を頼んで捨ててもらうようにしましょう。
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まとめ お焼香で使う数珠の選び方について
今回は「数珠を購入するときの選び方のポイント」として、数珠の種類や素材、値段などを紹介しました。
5つのポイントをまとめると、
- 数珠の種類「本式数珠」か「略式数珠」で選ぶ
- 数珠の玉の大きさ(サイズ)で選ぶ
- 数珠の玉の素材で選ぶ
- 数珠の房(ふさ)の形で選ぶ
- 数珠の値段で選ぶ
となります。
ちー婆(ばぁ)も、初めて数珠を買うときは、何もわからずどの数珠を選んだらいいのか困っていました。
しかし、数珠についていろいろと調べていくうちに、数珠が持つ神秘的な魅力に興味を持ちました。
数珠は、お通夜やお葬式で使う大切な「仏具」です。
特に、お焼香の時には、仏の世界につながると言われる左手に持ち、故人と自分との心をつなぐ神聖なもの。
常に持ち歩くことによって、煩悩を消し去り身を守るお守りにもなります。
数珠についていろいろとわかると、もっと価値ある存在になると思いませんか?
夫婦や親子、子供となど数珠をペアで楽しく選びながら、数珠について興味を広げるのもいいのかなと思います。
ちー婆(ばぁ)の書いた記事が、あなたの参考になれば幸いです。