ちー婆(ばぁ)ちー婆(ばぁ)

こんにちは、ちー婆(ばぁ)です。

突然ですが、「あなたの親族は?」と聞かれたら、何人の顔を思い浮かびますか?

ちー婆(ばぁ)は母のお葬式の打ち合わせで、葬儀場の方に「御親族の方は何人参列される予定ですか?」と尋ねられたとき、「5人です」と答えた経験があります。

 

母のお葬式は、参列する人数が多い「一般葬」ではなく、こじんまりとした家族だけの「家族葬を希望」していました。

だから、本当の身内である家族の人数を返事したつもりでした。

 

しかし葬儀場の方は、ちー婆(ばぁ)の返事に対して少しきょとんとした顔…

もう一度、「親族(しんぞく)」の意味をきちんと説明してくれました。

それによると、「親族」と「家族」は、少し意味が違っていたようです。

 

というわけで今回は、「葬式に出席するのはどこまでの親族が対象になるのか」について詳しく紹介していきます。

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お葬式に出席する「親族(親戚)」はどこまで?「親等」とは何?

法的に言われている「親族(しんぞく)」は、一般的に血縁関係がつながっている人のことで、別の言い方で「親戚(しんせき)」とも呼ぶことができます。

こちらのほうが馴染みがあって、聞き慣れた言葉かもしれません。

 

「親族(親戚)」というのを具体的に表すと、

  • 血族(けつぞく)
  • 姻族(いんぞく)
  • 配偶者(はいぐうしゃ)

この3つのパターンに分けることができます。

 

そして、本題にもなっている「お葬式に出席する親族」がどこまでなのかというと、

  • 「6親等」以内の血族(けつぞく)
  • 「3親等」以内の姻族(いんぞく)
  • 配偶者(はいぐうしゃ)

これが正式な範囲になります。

 

 

ここで「〇親等(しんとう)」という言葉が出てきましたが、一体どんな意味があるのでしょうか?

「親等」というのは、一族内での自分との血のつながりの近さや、遠さを表した単位(人間関係の距離)のことを言います。

親等の前の「○」に入る数字が小さいほど、自分との血のつながりが濃ゆくなり、「関係が近い」という事になります。

 

ときどき、普段の何気ない会話の中で、「△さんは遠い親戚だけど、□さんは近い親戚だよ」とか言ったりしませんか?

親等の意味も、そんな感覚だと分かりやすいかなと思います。

 

例えば、自分に対して上の世代である両親(父母)は、すぐ近くの血縁関係なので「1親等」。

自分の祖父母(おじいちゃん・おばあちゃん)の場合は、次の「2親等」にあたります。

同じように考えていくと、血のつながりが遠い世代になるほど、親等の数も大きくなっていきます。

 

逆に、自分から見て下の世代である「子供(息子・娘)」が、一番血のつながりが近いので「1親等」。

そして、孫(自分の子供の子供)が「2親等」となります。

先ほどと同じように、1つずつ血のつながりが遠くなってしまうため、親等の数字は大きくなっていきます。

 

基本的に親等は、自分と縦の関係で考えていくのですが…

自分と横の関係にあるのが「兄弟姉妹」です。

 

同じ両親から生まれてきたわけで、血のつながりも近く、「1親等」としたいところですが…

この場合は、両親を挟んで考えることになるため、兄弟姉妹は「2親等」になります。

少し横の関係はややこしいのですが、兄弟姉妹のパターンくらいなので、覚えてしまえば簡単です。

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葬式に出席する親族(血族)はどこまで?一般的に決まっている親等の範囲

ここまで「親族」と「親等」について説明してきましたが、分かってもらえましたか?

では次に、親族の中にあってお葬式に出席する「血族」についての説明をしていきます。

 

そもそも「血族」というのは、自分と血のつながりのある親族のことを言います。

例えば「血族」には、祖父母など自分から見た上の親族や孫など自分から見た下の親族、さらに甥姪など自分の兄弟姉妹を通した横の親族がいます。

 

親族の関係を一覧にすると、少し分かりやすくなるので「葬式に出席する法的な6親等以内の親族(血族)」をまとめてみますね。

 

1親等

  • 両親(父母)
  • (自分の子)

 

2親等

  • 祖父母(おじいちゃん・おばあちゃん)
  • 兄弟姉妹
  • (子の子)

 

3親等

  • 曽祖父母(そうそふぼ※ひいおじいちゃん・ひいおばあちゃん)
  • 叔父叔母(おじおば※父母の兄姉姉妹)
  • 甥姪(おい・めい※自分の兄弟姉妹の子)
  • 曾孫(ひまご※子の孫)

 

4親等

  • 高祖父母(こうそふぼ※曽祖父母の父母)
  • 従兄弟姉妹(いとこ※父母の兄弟姉妹の子)
  • 伯叔祖父母(おおおじ・おおおば※祖父母の兄弟)
  • 姪孫(てっそん※兄弟姉妹の孫)
  • 玄孫(やしゃご※子の曾孫)

 

5親等

  • 5世の祖(父母の高祖父母)
  • 伯叔曽祖父母(はくしゅくそうそふぼ※曽祖父母の兄弟姉妹)
  • 伯叔父母(はくしゅくふぼ※父母のいとこ)
  • 従姪(じゅうてつ※いとこの子)
  • 曽姪孫(そうてっそん※兄弟姉妹の曾孫)
  • 来孫(きしゃご※子の玄孫)

 

6親等

  • 6世の祖(父母の5世の祖)
  • 伯叔高祖父母(はくしゅくこうそふぼ※高祖父母の兄弟)
  • 伯叔従祖父母(はくしゅくじゅうこうそふぼ※祖父母のいとこ)
  • 再従兄弟姉妹(はとこ/またいとこ※父母のいとこの子)
  • 従姪孫(じゅうてっそん※いとこの孫)
  • 玄姪孫(げんてっそん※兄弟姉妹の玄孫)
  • 昆孫(こんそん※子の来孫)

 

どうですか?

「6親等以内の血族」を一覧にすると、自分を中心にして結構たくさんの人数と関係が生まれるということが分かりますよね。

 

自分から考えて4親等までの血族は、何となくイメージが沸く範囲ですが…

5親等以上になると、例えば自分から上の世代で「5世の祖」は、「ひいひいひいおじいちゃん、ひいひいひいおばあちゃん」で、ご先祖様的存在になります。

 

その他の親族も、「曽祖父母の兄弟姉妹」や「いとこの孫」など、血は確かにつながっているけれど、ほとんど会ったこともない親族ではないでしょうか。

 

今現在のお葬式に出席できる親族というのは、いくら法的に「6親等以内までの血族」と決められていても、限度がありそうだなと思います。

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葬式に出席する親族(姻族/配偶者)はどこまで?一般的に決まった親等の範囲

「血族」というのは、「自分と血のつながりのある関係」の親族のことでした。

では、「姻族(いんぞく)」というのは、どのような親族でしょうか?

 

「姻族」とは、婚姻(こんいん:男女が結婚すること)によって、血のつながりはないけれど、「縁がつながった関係」、つまり「義理(ぎり)」の関係の一族です。

 

日常の会話でも「義理の母から野菜を送っていただいたので、そのお返しに…」などと義理の○○という言葉を使いませんか?

具体的に言うと、例えば、男性ならば、結婚することによって配偶者(はいぐうしゃ)である妻の父母や兄弟姉妹が「姻族」にあたります。

 

同じように女性の場合は、結婚することによって配偶者の夫の父母や兄弟姉妹が「姻族」になります。

「血族」と同じように親族の関係を一覧にすると、やはり分かりやすくなるので「葬式に出席する法的な3親等以内の親族(姻族)」もまとめてみますね。

 

1親等

  • 配偶者(夫または妻)の両親(父母)

 

2親等

  • 配偶者の祖父母(おじいちゃん、おばあちゃん)
  • 配偶者の兄弟姉妹

 

3親等

  • 配偶者の曽祖父母(ひいおじいちゃん、ひいおばあちゃん)
  • 配偶者の伯父叔母(おじおば)
  • 配偶者の甥姪(おいめい)

 

ここで、ちょっと質問。

「自分の配偶者の姉の子供」は、何親等になると思いますか?

 

自分から義理の父母が1親等、義理の姉が2親等、そして、その子供と数えていくので「姻族の3親等」になります。

法的にお葬式に出席する親等の範囲が狭い分、「姻族」は「血族」よりもずいぶんシンプルで、分かりやすかったのではないでしょうか。

 

最後に一言付け加えると「配偶者」である夫や妻は、結婚によってつながった縁になるのですが、「姻族」の親等には数えません。

「配偶者」という立場は、親族の親等から独立した存在です。

 

だから、もし夫婦が離婚をしたとしたら、「配偶者」との縁が切れるのは当然ですが、「姻族」として縁がつながった「配偶者」の父母なども親族ではなくなります。

 

でも夫婦の間に子供がいるならば、その子供は血がつながっているので「血族」として、親族に残ります。

このような場合は、シンプルな「姻族」の関係も、ややこしくなってしまいます。



お葬式に出席するのは親族だけ?故人を見送るために大切なこと

ここまで、お葬式に出席すべき法律上の一般的な「親族」の範囲を紹介してきました。

「親族」と一言で言っても、血のつながった「血族」と婚姻で縁が結ばれた「姻族」の両方から考えると、お葬式には多くの人が関わってくることが分かったと思います。

 

そして、この法的な「親族の範囲」をもとにすれば、どこまでの親族に参列してもらうとか、もらわないとか、反対に自分がお葬式に出席するかしないかの判断で悩むこともなくなるはずです。

 

しかし、自分からあまりに遠い親等になると、お葬式に出席してもらうように連絡するのは、心情的にちょっと躊躇しませんか?

例えば、「血族」で5親等の従姪(じゅうてつ)は、いとこの子になります。

 

近所に住んでいて、故人とも生前、けっこう交流があった場合は別ですが、そうでなければ出席してもらう連絡をするのは悩みますよね。

逆に法的には、とても近い親族の範囲であっても、遠方に住んでいて、故人(亡くなられた方)との交流がなかった場合、どうするべきなのか同じように悩むでしょう。

 

では、どうするのがいいのでしょうか?

お葬式で主となる人は、出席する親族でもありませんし、故人の家族でもありません。

 

故人のお葬式なので、「故人の気持ちを一番に考える」ということが大切なのではないかなと、ちー婆(ばぁ)は思います。

 

母のお葬式には、訃報を聞いてその日のうちに遠く県外から、飛行機で葬儀に駆けつけてくれた方がいました。

その方は、親族ではなく、母の小学校からの親友です。

 

母が病気療養中のときも頻繁に電話をかけたり、手紙を書いてくれたりして、母を励ましていただきました。

 

このようなことから考えても、法的な親族だけではなく、

  • 昔からの友達
  • 仕事で親しい同僚
  • 趣味を通しての仲間
  • 親しかったお店の方

など、故人のことを慕った人が、お葬式に参列することは、問題ないと思います。

 

ですから、もしも、故人が葬儀に来てもらいたいだろうなという親族以外の知人がいれば、親族から直接、その方へと連絡するのが、良いのではないでしょうか。

故人のことを慕っていたとしても、自分からお葬式に参列するというのは、ためらう気持ちのほうが強いですからね。

 

反対に、故人とはとても親しくて近い親族が「今回はやむを得ない理由があってどうしても葬儀に参列できない」という場合は、お悔やみの気持ちを別の手段で伝える事もできます。

 

例えば、

  • 香典を現金書留で送る
  • 供花を送る
  • 弔電を送る

など…どの場合でも、お悔やみの気持ちを自分の言葉で、一言でも書いて添えると故人にさらに気持ちが伝わります。

 

参考記事⇒お焼香を遺族の自宅でするときは?気を付けたい基本的なマナーと作法

 

また、故人との関係だけではなく、喪主(もしゅ※葬儀の主催者)との関係で、葬儀に出席することもあります。

お葬式は、基本的に「故人」のために行うものですが…

 

故人と縁があまりなくても、喪主に親しい人だったら、「慰めたい」という気持ちから出席したくなるもの。

お葬式で喪主が一人悲しんでいるよりも、誰かに勇気づけられている姿を見るほうが、故人もより安心した気持ちになるのではないかと思います。

 

故人を「心から見送りたい」という人がたくさん参列すると、悲しみの中にも温かい気持ちが溢れるお葬式になることでしょう。

 

まとめ お葬式に出席する親族はどこまでについて

今回は、「お葬式の出席にどこまでの親族が範囲なのか」について紹介しました。

法律上で決まっている親族は、血がつながっている「6親等以内の血族」と、直接は血のつながらない「3親等以内の姻族」が範囲になります。

 

一般的に決まっている範囲があるからという理由で、葬式への参列を決めるのも義務でありマナーのひとつ。

また、一般的に決められている範囲があったとしても、故人に対して心情的な思いの強さがあるのであれば、葬式への参列を決めても良いと思います。

 

母のお葬式には、子の私が知らない親族や母の親しい知人が、数多く参列してくれました。

 

「家族葬でこじんまりと静かに家族だけで見送りたい…」と考えていた、ちー婆(ばぁ)。

しかし、多くの親しい人たちに見守られた母の顔は、どこか喜んでいるようにも見えました。

 

母のお葬式を通して、あらためて母の歩んだ豊かな人生を垣間見る思いがして…

見送る側の子としても嬉しい気持ちで一杯です。

 

故人の思いを十分に尊重。

そして、見送る側にとっても見送られる側にとっても、心に残るお葬式であってほしいと思いました。

 

いざという時の葬式の出費を少なくする方法とは

人生最後の儀式というのは、突然やって来るもの。

実際の葬式にかかる費用は、平均で200万円ほど。

意外に高いのです。

 

 

そして、
葬式だけのために貯蓄をしている人は…

あまり多くいません。

 

でも、いざという時の
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