西郷どん

「西郷どん」のロケ地in鹿児島へ!龍門司坂と仙厳園を訪れあの名シーンと出会う!

[char no=”3″ char=”あき坊(ぼぅ)”]こんにちは、あき坊(ぼぅ)です![/char]

鈴木亮平さんをはじめ豪華キャスト陣が出演する、2018年の大河ドラマ『西郷どん』。

西郷隆盛の出身地が「鹿児島」ということもあって、オープニングやシーンの要所要所で、県内のロケ地で撮影された映像が使われています。

「せっかく近い県の宮崎に住んでいるわけだし…」という事で、先日、ぶん爺(じぃ)と二人で、鹿児島県に行って来ました!

 

今回訪れたのは、西郷どんでリアルなロケ地になった場所「龍門司坂(たつもんじざか)」と「仙厳園(せんがんえん)」の2つ。

これから西郷どんのロケ地めぐりを鹿児島でしようと思っている人の参考になればと思います。
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西郷どん 鹿児島県のロケ地「龍門司坂(たつもんじざか)」に行って来た

最初にあき坊とぶん爺が訪れたのは、鹿児島県姶良市加治木町にある「龍門司坂(たつもんじざか)」

「りゅうもんじ」と読みたくなりますが、石碑に書かれていた文字が「たつ」でしたので、「たつもんじ」で間違いないと思います(笑)

 

四角形の削られた石を運んで造られた石の道があって、両脇は竹とスギの木に囲まれていました。

2~3分歩けば、現代の雰囲気は一切なくなり、昔の時代にタイムスリップしたような気分と雰囲気を味わえます。

 

この道の整備が始まったのは、今から400年前の寛永12年(1635年)。

薩摩藩の領地になっている場所同士をつなげるために、近くの採石場「樋ノ迫石(ひのさこいし)」から石を削ってきて並べています。

 

最終的に、完璧に完成するまでには約100年の時間がかかっているようです。

この道が開通したおかげで、物資の運搬などが出来るようになり、薩摩藩の発展にも大きく貢献している場所でもあるんですよ。

また、西南戦争のときには、西郷隆盛率いる「薩軍」が熊本に向かう際にも、この龍門寺坂を通って行ったそうです。

 

【参考記事】

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もともと龍門寺坂は、全長が1500メートル程度あったみたいですが、今残されているのはそのうちの464メートルだけ。

とは言っても、最初から最後までゆっくり上り坂が続いているので、実際に歩いてみると、ゴールした時には結構な疲れがあります。

ぶん爺も疲れているようで、終盤になるにつれて、どんどん足取りが重くなっていましたから(苦笑)

 

昔の人はこの坂を今の時代のような靴(くつ)ではなく、足袋(たび)や下駄(げた)で歩いていたわけですし…、そう考えると「凄い!」の言葉しかありませんよね。

石にはコケも生えていて滑りやすかったですし、晴れていてもジクッと湿っていた場所もあったので。

 

現代の靴でさえ滑りやすいのに、昔の靴となると、雨の日なんて歩く事もままならないのではないでしょうか。

ちなみに、今は上り口付近に「貸し出し用の杖」が設置してあったので、持っておくと安全に歩けると思います。

 

龍門寺坂の途中には、大河ドラマ「西郷どん」のロケ地となった場所も発見しました!

どのシーンで使われていたのが分かりますか~?

 

実はこの場所、西郷どんの「オープニング」と「13話目」の2つのシーンで使われています。

 

第26回目の放送からオープニング映像が少し変わっていますが…

それまでのオープニングにはしっかりと龍門寺坂が出てきます。

 

 

主人公の西郷隆盛役を演じている鈴木亮平さんが、スギの木に手を当てているシーンのロケ地です。

 

意見の食い違いからケンカをした西郷吉之助と大久保小助。

一時は小助を置いて京へ向かおうとする吉之助でしたが、どうしても置いていけず後戻り。

小助も、両親や妻に説得させられて吉之助のあとを追うことに。

 

そのとき2人が再開した場所が、この「龍門寺坂」だったのです!

 

映像や写真だと、そこまで傾斜がなさそうに見えると思いますが、実際は地味な傾斜と足場の悪さがあります。

撮影するときも大変だったと思います。

しかし、龍門寺坂は自然に囲まれていて常にマイナスイオンを感じれる道。

あき坊的には気分のリフレッシュになるとても良い場所だったと感じています。
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西郷どん 鹿児島県のロケ地「仙厳園(せんがんえん)」 は桜島を一望できるを絶景スポット

次に訪れたのは島津家の別邸「仙厳園(せんがんえん)」

 

別名「磯の御殿(いそのごてん)」とも呼ばれていて、鹿児島県鹿児島市の海岸沿いにあります。

 

「仙厳園」は、19代藩主島津光久(みつひさ)によって造られた広い別邸です。

現在は、当時使われていた屋敷が残っているだけではなく。

 

薩摩藩の近代化を支えた「反射炉(はんしゃろ)」や、薩摩の剣術「示現流(じげんりゅう)」の練習場を再現した場所もあります。

また、園内にはレストランやおみやげを購入できるショップ、民芸品の販売を行っているお店もありました。

 

そんな仙厳園、一体どのくらい広いと思いますか?

 

実は東京ドーム(約1万4千坪)よりも広く、およそ1万5千坪もあるのです!

写真の奥にある山も仙厳園の敷地内なので、どれくらい大きいのか分かりますよね。

実際、あき坊とぶん爺は仙厳園のなかを1周回りましたが、だいたい2時間近くかかりましたから(汗)

 

確かに、仙厳園の敷地内には見どころとなるような建物や場所が多くあって、写真と撮ったり説明文を読んだりしていました。

それでも2時間もかかってしまうなんて、「どれだけ広いんだよ!」っていう話になりますね。

若干あき坊、初めて訪れた場所で、なおかつ西郷どんのロケ地にもなった場所でもあったため興奮気味でしたが…(笑)

 

仙厳園の中で、大河ドラマ「西郷どん」のロケ地として使われた場所はいくつもあります。

御殿の前にある「大池」で島津家の親子が話をしているシーンだったり…

1話目に西郷小吉たち郷中の仲間がいっしょに「磯の御殿内」に忍び込むシーンであったり…

 

色々な場面のロケ地になっている仙厳園ですが、一番代表的なシーンと言えば「5話目の御殿相撲」でしょうか。

 

斉彬公が主催して行われた相撲大会に参加した吉之助たち。

順調に勝ち進み、見事に優勝することが出来たのですが、次の相手はなんと斉彬公自身。

周りの人からは「絶対に勝ってはいけない!」と言われながらも、相撲に勝ってしまった吉之助でした。

 

そのとき御殿相撲が行われた場所が、ここ仙厳園です。

ちょうどこの辺りで御殿相撲が行われていたと思われます↓

 

美しい桜島をバックに相撲がとれるなんて、何とも贅沢ですよね。

仙厳園はホントに、開けた場所ならどこからでも桜島が見えるくらい好立地で、思わず何度も写真を撮ってしまいました(笑)

美しさだけではなく、仙厳園は薩摩の近代発展にとっても非常に重要な場所。

景色を見て「きれいだなぁ~」と思う一方で、常に先を見ていた薩摩藩の先見の目に大きな魅力を感じることが出来ました。
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鹿児島県内にある西郷どんのロケ地をまとめてみた!

今回あき坊とぶん爺が訪れたロケ地は「龍門寺坂」と「仙厳園」の2つでしたが…

鹿児島県内にはまだまだ、西郷どんのロケ地になった場所があります。

最後に、2つ以外に県内でロケ地となった場所を紹介していこうと思います。

精矛神社(くわしほこじんじゃ)

鹿児島県姶良市加治木町にあって、島津義弘公を祭っている由緒のある「神社」です。

西郷どんでは、1話目に放送された郷中同士の競い合い「妙円寺詣り」で、200人の鎧をかぶった子供たちが駆け下りていくシーンのロケ地となっています。

掛橋坂(かけはしざか)

鹿児島県姶良市蒲生町にある石畳の階段で、江戸時代まで使われていた地方の「街道」です。

現在は661メートルのみが当時のままの姿で残されています。

 

西郷どんでは、1話目の妙円寺祭りの中で、別の郷中の子どもと争いになった部分で登場するシーンです。

 

雄川の滝(おがわのたき)

鹿児島県南大隅町を流れる「雄川の上流にある滝」です。

落差46メートル、幅60メートルの圧巻のスケールと美しい大自然を満喫できるスポットです。

 

西郷どんのオープニングで登場するコバルトブルーの滝が「雄川の滝」となっています。

 

重富海岸(しげとみかいがん)

鹿児島県姶良市の海岸にある「海水浴場」です。

西郷どんでは、1話目に西郷小吉たちが仙厳園に忍び込むために、船で海岸を渡るシーンで使われたロケ地になります。

知覧武家屋敷庭園(ちらんぶけやしきていえん)

「知覧武家屋敷庭園」は、鹿児島県南九州市知覧町にあって、武士の住んでいた街並みがそのまま残されている場所です。

今は7つの庭園で観光ができます。

そのうちのひとつ「森重邸庭園」では、薩摩藩重臣の赤山靱負(あかやまゆきえ)が最後を迎えるシーンのロケ地になっています。

小牧の棚田(こまきのたなだ)

鹿児島県霧島市隼人町にある「棚田」です。

 

西郷どんでは、2話目に西郷吉之助がコメの収穫高を調べているシーンや、農民の娘ふきを助けるシーンのロケ地になった場所でもあります。

 

長野滝

「長野滝」は鹿児島県薩摩川内市の山の奥にある「滝」です。

西郷どんでは、島津斉彬公が病になってしまったときに、吉之助が病気の回復を願って、冷たい滝に打たれながら祈願するシーンのロケ地となった場所です。
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西郷どんロケ地in鹿児島県のまとめ

ここまで紹介してきて来た鹿児島県内にある西郷どんのロケ地、いかがだったでしょうか?

たくさんの場所で撮影が行われていますが、今回あき坊とぶん爺が訪れたのは「龍門寺坂」と「仙厳園」です。

実際にロケ地となった場所を訪れてみると、「あの時のシーンだ!」という大きな感動がありました。

と同時に、テレビの中で見たシーンの場所に今自分が立っている事が信じられなくて、何とも不思議な感覚にもなりました。

 

ロケ地を回ることで、その場所ならではの雰囲気や、役者さんたちがどんな思いで役を演じていたのかなど直接感じることが出来ます。

また、最終回まで残り3ヵ月を切った「西郷どん」も、より楽しんで見れるようになると思います。

この記事をきっかけに、今度はぜひ鹿児島県に足を運んでみてくださいね^^

 

【参考記事】

「西郷隆盛」が通ったとされる場所

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