先日、マツダCX-8を試乗してきました。

見ての通りCX-5よりも大きな車体サイズのCX-8ですが、エンジンの加速感や勢いは、想像以上にスゴいです。
踏み込めば踏み込むほどスイスイ進んでいく感じで。
走り出しのストレスもなく、大満足の試乗でした^^
そんなあき坊なのですが、実は、CX-8の試乗をするまで内心すごく「ドキドキ」していました。
なぜかと言うと、CX-8のような7人乗りの車に乗るのは初めてだったので、本当に自分が運転できるのかなという不安があったから。
試乗する前にも、運転の感覚をイメージする意味で、CX-8やライバル車の全長・全幅・全高を調べていたりもしましたので。
おそらく、「ライバル車と比較してどうなのか?」という部分は、誰もが気になる所だと思います。
そこで今回はマツダCX-8の全長/全幅/全高を、
- ハリアー
- エクストレイル
- CR-V
- ランドクルーザープラド
- ヴェルファイア
この5種類のライバル車と比較しながら見ていきたいと思います。
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この記事の目次
CX-8の「全長」をライバル車と比較してみた
では早速、CX-8とライバル車のサイズを見ていきましょう。
まずは、マツダCX-8の「全長」がライバル車と比較した時にどう違うのか紹介していきます。
CX-8の全長は「4.900mm」で、ガッシリ系の外車のような見た目をしていました。
ほとんど5メートルの車体だけあって、かなり迫力のあるボディーデザインです。

では、ライバル車の全長はどうなのでしょうか?
■トヨタ ハリアー
全長:4.725mm

■日産 エクストレイル
全長:4.690mm

■ホンダ CR-V
全長:4.605mm

■トヨタ ランドクルーザープラド
全長:4.825mm

■トヨタ ヴェルファイア
全長:4.935mm

比較してみると全体的に4.500㎜を超えるサイズをしていて、CX-8の全長と比べても、それほど大きな差はありませんでした。
しかし、ホンダCR-Vの全長と比べると、30㎝くらいCX-8のボディーのほうが長くなっていたため、運転時には多少の注意をしておかないといけない場面が増えると思います。
参考記事⇒ホンダCR-V新型のサイズと燃費に注目してみました!
また、トヨタヴェルファイアに関しては、CX-8の全長に一番近い大きさをしていたので、サイズの感覚を掴むのにはピッタリの車ではないかと。
ただ、この場合、CX-8のフロントグリルのほうが長い作りをしています。
ヴェルファイアを運転する感覚でCX-8を走らせてしまうと、もしかすると、前方部分を擦ってしまうかもしれません。
その点は十分に気を付けてくださいね。
CX-8は全長が5メートル近い大きな車ではあったんですが、実際に運転してみると、車体のサイズ感はほとんど感じません。
道路の直線を走ったり、カーブを曲がったりはもちろんですが…
駐車をする時でさえも、ぶっちゃけ、あき坊は普段と同じ要領で、「スポッ」と出来てしまったので(笑)
※ 参考記事
⇒マツダCX-8 3列目の広さを比較!乗り心地や収納のしやすさは?
⇒CX-8の加速と馬力が半端ない!他の車種との比較でその凄さが明らかに!
運転を始めて最初の数分間は、今乗っている車と比べて、何となく違和感を感じるかもしれませんが、変な言い方、走っているうちに車と「一体化」してきます。
マツダが掲げる「人馬一体」の体験が、身を持ってCX-8では感じることが出来ると思います^^
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CX-8の「全幅」をライバル車と比較してみた
次に、マツダCX-8の「全幅」がライバル車と比較してどうなのか見ていきましょう。
CX-8の全幅は「1.840mm」となっていました。

一方で、ライバル車はと言うと…
■トヨタ ハリアー
全幅:1.835mm

■日産 エクストレイル
全幅:1.820mm

■ホンダ CR-V
全幅:1.855mm

■トヨタ ランドクルーザープラド
全幅:1.885mm

■トヨタ ヴェルファイア
全幅:1.850mm

2列目に3人乗りができるスペースがある車種が多いだけに、全体的に車体の全幅も大きめでした。
全幅だけでいうと、CX-8もライバル車もほとんど同じ横幅をしています。
CX-8の全長は「1.840mm」でしたが、車内幅をみても「1.540mm」ありました。
つまり、シートを倒しフルフラットの状態にすると、150㎝くらいまでの身長の人なら「横寝」ができるという事です。
2列目や3列目もゆったりできる広さでしたし、家族でお出かけしたり、車中泊したりも問題なく出来そうです。
また、もしも今、この5種類の中にあるひとつの車に乗っているなら、車幅の感覚はCX-8と同じだと思うと分かりやすいかもしれませんね。
逆に、軽自動車や横幅の狭い車からCX-8への乗り換えを考えている人は、まったく違う感覚を味わうことになります。
普段から何気なく使っている細い道、駐車場でも、いつも以上に慎重な運転を心がけておく必要があるのかと思います。
対向車を避けるために少し左にずった所、ボディーを擦ってしまったり…
駐車スペースに入らなかったりが起こるかもしれませんから。
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CX-8の「全高」をライバル車と比較してみた
最後に、マツダCX-8の「全高」がライバル車と比べてどうなのかを見ていきます。
CX-8の全高は「1.730mm」と、あき坊の身長(175㎝)くらいの高さをしていました。

試乗のときは具体的な数字までは覚えていなかったのですが、感覚的には、自分よりも大きいと思っていましたから。
「ドン」とした迫力のあるボディーが、数字以上の見た目を感じさせるのではないでしょうか(笑)
では、ライバル車の全高を見ていきましょう。
■トヨタ ハリアー
全高:1.690mm

■日産 エクストレイル
全高:1.740mm

■ホンダ CR-V
全高:1.680mm

■トヨタ ランドクルーザープラド
全高:1.850mm

■トヨタ ヴェルファイア
全高:1.950mm

CX-8の全高は「ハリアー」や「CR-V」と比べると高かったものの、「ランドクルーザープラド」や「ヴェルファイア」と比較すると10㎝以上の差がありました。
運転席からの視線や見晴らしの部分で、走行中の景色が違って見えるかもしれません。
日産エクストレイルに関しては、CX-8の全高とほとんど一緒で、また、車高を見ても同じ「20㎝」でした。
座席の作りでも感覚が変わってくると思いますが、イメージとしては「エクストレイル」からの見晴らしが、5種類のなかでは一番CX-8に近いのではないでしょうか。
それから、「全高」という事で、室内の床から天井までの高さ「室内高」の大きさも見てみました。
すると、ヴェルファイアが「1.400mm」と断トツで一番大きくて、その後に、
-
-
- エクストレイル(1.270mm)
- ランドクルーザープラド(1.240mm)
- CX-8(1.250mm)
- ハリアー(1.220mm)
- CR-V(1.215mm)
-
このような順番になっていました。
室内高では、「ランドクルーザープラド」と「エクストレイル」がCX-8の感覚に近いのかと思います。
試乗したあき坊の素直な感想をいうと、CX-8の運転席からの見晴らしは、かなり気持ち良かったです!
大きめのガラスで視野が広かっていたのと、走るの軽快さがあったおかげで、余計に運転が楽しくなっているのを自分でも実感していましたから(笑)
CX-8にはそういう面白さもあったので、試乗ときは是非そのあたりも見てみてください^^
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マツダCX-8の「全長/全幅/全高」をライバル車と比較した結果は…
ここまで、マツダCX-8の「全長/全幅/全高」をライバル車と比較してきました。
全長だと感覚的にCX-8に近いのが「ヴェルファイア」、全幅だと「ほとんどどれも同じ」、全高だと「エクストレイル」という結果になりました。
となると、結局どの車種が一番CX-8の大きさに近いの?って思いませんか。
乗り心地や内装のことは無視して、単純に車体サイズだけを総合的に見ると、CX-8に一番近いのは「トヨタ ランドクルーザープラド」だと、あき坊は感じています。
決め手にしたのは、全長・全幅・全高の大きさの差。
5種類をみて、その差が一番小さかったのが「ランドクルーザープラド」でしたので。
ただ、今回は見た目だけでCX-8に近いかどうかの判断をしたため、運転の感覚をイメージするときの参考にしてもらえれば嬉しいです。
試乗するまでは、ホントに自分が運転できるのか半信半疑なところを感じるかもしれません。
ですが、「CX-8」には運転をしやすくするマツダならではの色んな工夫がされています。
見た目は大きくても、その大きさを感じさせない運転を体感できるはずです。
実際に、あき坊も体験しているので(笑)
何がともあれ、まずは生でCX-8を試乗するのに限ります^^