先日、マツダのCX-8を初めて試乗してきました。
6~7人乗りの車だけにそれなりにサイズもあったんですが、車体の大きさを感じさせない「加速」と「馬力」があり感動しました!

ペダルを踏むと「スーッ」と進んで行くような感覚で、CX-8に慣れてしまうと、運転が楽しくて仕方なくなります(笑)
というわけで今回は、先日の試乗であき坊が体感したCX-8の半端ない加速と馬力について紹介していきます。
馬力に関しては、CX-8がどれだけ凄いのが肌で感じてもらうために、他の車種(アルファード/オデッセイ/デリカD5)とも比較していきたいと思います。
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試乗で感じたCX-8の加速とは
それでは最初に、あき坊が体感したCX-8の「加速」の話をからしていきますね。
今回初めてCX-8を体験したのですが、とにかく加速感がスゴかったです!
運転していても全くストレスが無く、それどころか快適で、「超」が付くほど満足している自分がいるのが分かります(笑)
見た目だけでCX-8を判断すると6~7人乗りの車だけに、
「どうせモッサリ感が残る加速なんでしょ」
誰もがそんな風に思っているはず。
あき坊も最初CX-8を見たときは、結構な車体サイズでしたので正直、加速の面でもあまり期待はしていませんでした。
でも、試乗をしてみてというか…
マツダのディーラーを出てすぐに走り出しの加速の良さに思わず興奮しました。

アクセルペダルを踏み込んだ瞬間から「ビュン」と軽快な走りで、気分のほうもウホウホです(笑)
と言っても、2t近くある車ですから多少の重さは感じますけど、モッサリ感は全くありませんね。
CX-8は初めて試乗した車種ではあるのですが、これだけ加速感を楽しめてしまう車ってなかなか無いと思いますから。
それに、CX-8が「ディーゼル車」という事は知っていると思いますが、出だしの音もかなり静かでしたし。
初心者マークを卒業したてのあき坊から言われても説得力ゼロだと思いますが(笑)、CX-8の加速は100満点でした^^
参考記事⇒CX-8の2列目を深く知りたい!試乗で感じたリクライニングやシートの乗り心地とは
CX-8の加速はここが凄い!
今回の試乗コースには「2車線が1車線になる場所」がありました。
という事はつまり、どちらかの車線が無くなるというわけです。
状況を想像してもらえば分かりやすと思いますが、おそらく、普通の車だったら車線が無くなることを考えて、ある程度手前で車線変更をすると思うんですね。
これが一般的です。
でも、CX-8には普通の車にはない「加速の伸び」があります。
つまり、手前で車線を変えなくても、車線ギリギリまで前の車を追い越すことも可能になるのです!
ペダルを踏んですぐに反応してくれるCX-8だからこそ可能であって、普通の車ならベタ踏みで精一杯だと思いますから。
それに、CX-8は速度がある程度安定してくると「スーッ」という感覚から、ブレの少ない快適な走りに変わりますので、より追い越しもしやすいのかなと思います。
あ、もちろん、あき坊は試乗中だったので、ギリギリで車線変更というのはしませんでしたよ(笑)
それからもうひとつ、CX-8の加速で驚いた事があって…
それが「カーブ終わりからの勢いの良さ」です。
あき坊は運転に変な癖があるのですが、カーブの終わりにさしかかるとペダルを踏んで加速をしてしまいます。
だからというわけではありませんが、加速感がない車だと、ここで「もたつき」を感じてしまうんですね。
ですが、なんとCX-8では…
その「もたつき」を感じませんでした!
カーブに入る時のスピードのままで、カーブを抜けていく感覚があって、アクセルの踏み込みとスピードが一体化しているような感じ。
驚くほど滑らかな加速があって気持ちが良かったです^^
何度も繰り返し言っている「スーッ」という感覚がまさにここで味わうことが出来ますから。
あき坊が住んでいる宮崎県は山が多いので、そういう時にこそ、カーブのもたつきが少ないCX-8だと快適なドライブも楽しめるのかなと思います。
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マツダCX-8と他の車種(アルファード/オデッセイ/デリカD5)の馬力を比較
あき坊が体感したCX-8の加速感、うまく伝わっていましたか?
それではここから、もっとCX-8の加速や馬力の凄さを知ってもらうために、他の車種と比べてどうなのかを見ていきたいと思います。
今回比較の対象として選んだ車種は、
- アルファード
- オデッセイ
- デリカD5
この3つです。
最初に、比較の基準となるCX-8(ディーゼル車)の馬力を紹介してますね。
エンジンスペックを見ると、最高出力ネットが「140KW(190PS)/4500r.p.m」、最大トルクネットが「450N・m(45.9kgf・m)/2000r.p.m」となっていました。
早速、他の車種と比べてみましょう。
まずは、トヨタ「アルファード」との比較からです。

■2.5Lハイブリッド車
- 最高出力ネット 112KW(152PS)/5.700r.p.m
- 最大トルクネット 206N・m(21.0kgf・m)/4400~4800r.p.m
■2.5Lガソリン車
- 最高出力ネット 134KW(182PS)/6000r.p.m
- 最大トルクネット 235N・m(24.0kgf・m)/4100r.p.m
■3.5Lガソリン車
- 最高出力ネット 221KW(301PS)/6600r.p.m
- 最大トルクネット 361N・m(36.8kgf・m)/4600~4700r.p.m
スペックを見たところ、CX-8は2.5Lアルファードよりかは馬力が強いことが分かりました。
しかし、3.5Lのアルファードとなると、「排気量」という大きな違いから、いくらCX-8でも限界がありました。
ただ、高級車で排気量が2.5Lアルファードに、馬力の面で上回っているのは凄い事なのかなと。
参考記事⇒アルファードのサイズ(寸法)に注目!や全長、幅は?他車との比較も!
では次に、ホンダ「オデッセイ」の馬力を見ていきましょう。

■G・AERO
- 最高出力ネット 129KW/6200r.p.m
- 最大トルクネット 225N・m/4000r.p.m
■HYBRID ABSOLUTE
- 最高出力ネット 140KW/6400r.p.m
- 最大トルクネット 237N・m/4000r.p.m
CX-8と同じく3列目シートがあるオデッセイですが、スペックを見ると、最高出力ネットと最大トルクネットともにCX-8の馬力が強かったです。
街乗りでの「ビュン」とした加速感や、坂道などのパワーを必要とする運転のときは、ディーゼル車のCX-8のほうが軽快な走りが期待できるかもしれませんね。
最後に、三菱「デリカD5」の馬力を見ていきます。

■4WD クリーンディーゼル車
- 最高出力ネット 109KW(148PS)/3500r.p.m
- 最大トルクネット 360N・m(36.7kgf・m)/1500~2750r.p.m
■2WD ガソリン車
- 最高出力ネット 125KW(170PS)/6000r.p.m
- 最大トルクネット 226N・m(23.0kgf・m)/4100r.p.m
■4WD ガソリン車
- 最高出力ネット 110KW(150PS)/6000r.p.m
- 最大トルクネット 191N・m(19.4kgf・m)/4200r.p.m
デリカD5(クリーンディーゼル車)は悪路での走りを得意としているだけに、パワーの強さを表す最高出力ネットは3500回転で109馬力とかなり強いものでした。
ですが、CX-8も負けじと4500回転で140馬力ですから、ホントに僅差ですが、「CX-8」のほうがやや大きな馬力でした。
参考記事⇒デリカD5の燃費はいったいどれくらいなの?実燃費を詳しく知りたい!
CX-8と同じく3列目のシートがある3つの車種を比較してきましたが、どうでしたか?
改めてCX-8の加速と馬力、スゴいと思いませんでした?
最高出力ネットにしても、最大トルクネットにしても、高級車やスポーティーな車にも負けていませんでしたよね。
今回比較した3つの車種は、あくまでもエンジンスペックの数字を見ただけでの判断となります。
そのため、もしかすると走りの感覚によっては違う場合もあるかもしれません。
ですので、あくまでも参考程度に見てもらえればいいのかなと思います。
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CX-8の加速と馬力のまとめ
それでは最後に、CX-8の加速と馬力についてまとめをしていきます。
CX-8の試乗初体験のあき坊でしたが、アクセルのペダルを踏んだ瞬間から「何かが違うぞ!」という感覚がありました。
エンジンとペダル、それから自分の体が車体と一体化しているような感じで運転できて、アクセルを踏むとグングン進んでいきます。
走行中のストレスも一切感じられず、最初から最後まで気持ちの良い運転ができましたから^^
他の車種と比べてみても、CX-8の加速や馬力は良いものだったので、街乗りや山道でも、安定した走りに期待できるのではないかと。
また今回の比較は、数字だけでの判断になったので参考程度に見てもらえれば幸いです。
実際に試乗をしてみて、CX-8の加速感にはホントに驚かされました。
感覚的なところでは、他の車と比較してどうなのか?という事はあき坊には分かりませんが、素直に期待できる車であるのは間違いありません。
「大きな車体だから…」という考えはなしにして、一度近くのマツダディーラーで試乗をしてみるといいかもです。