1月を意味する英語の月名は?
中学校で習った記憶はあるけど…英語の発音は言えるんだけど…
なんて…学校を卒業して以来、英語を使わない生活が続くと、ほとんどの人は忘れてしまうものです。
でも、しっかりとコツをつかんだ覚え方をしているとけっこう記憶に残るんですよ。
ということで、今回は、今勉強している中学生や忘れてしまった大人の皆さんに、英語の月名の覚え方を紹介します。
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この記事の目次
月(month)英語の月名 12か月覚え方のコツは?
1年のカレンダー(12ヵ月)を4つの季節(seasonシーズン)に分けて覚えていくのも、覚え方のコツの1つ!
とにかく、英語は、無数にあるので、一度に覚えようと欲張らないことも大切です。
月の名前に限らず、何か英語を覚えたいときは、最高でも「5個」ぐらいの数に絞って、集中して覚るのがいいですよ。
集中して覚えた後は、その覚えたいと思った英語「5個」を自分で覚えたかどうかのテストをしてみると、効果アップ!
1月を意味する英語「January」は、ローマの神様ヤヌス(Janus)に由来する月名です。
そんな、月の名前の由来なんて~、テストに出ないから、別に覚えなくてもいいんじゃない?!
と、考える中学生…ちょっと、待った!
ただ、Januaryという英語をアルファベットの文字で「J・A・N・U・A・R・Y」と繰り返し呪文を唱えるように覚えてもダメ!
テストが終わったら、すぐに忘れてしまうのが、その呪文のような覚え方…
せっかくだから、英語を楽しく覚えましょう!
英語の由来や意味を考えながらの覚え方…月の名前の英語を覚えるときは、特に効果大ですよ!
英語の月名8月の英語は、「August」。
英語の発音では、「オウガスト」と発音されます。
でも、これが英語の覚え方の落とし穴?
「オウガスト」をついつい、その発音通りのつづりで「Ougast」なんて書いてしまうんですよね~。
ほとんどの英語は、ローマ字読みで、発音しても大丈夫なのですが…
「August」のように、英語の発音とつづりが、つながらない場合もあるから、それが難しい!
だったら、いっそのこと「August」を「アウグ、スト」と発音してみては?
自分流に、英語の読み方を作っていくのも覚え方のコツ!
ということで、英語の月名の覚え方のコツは…
- 数を5個ずつくらい集中して覚える
- 由来や意味を考えながら覚える
- 英語の読み方を自己流に作って覚える
の3つです。
まず最初に、月の名前(month)を、1月から12月までの英語の書き方と、その省略形をまとめてみます。
1月 January (Jan.)
2月 February (Feb.)
3月 March (Mar.)
4月 April (Apr.)
5月 May (May)
6月 June (Jun.)
7月 July (Jul.)
8月 August (Aug.)
9月 September (Sep.)
10月 October (Oct.)
11月 November (Nov.)
12月 December (Dec.)
月の名前の初めのアルファベットは、必ず大文字で書くのがルールです。
固有名詞と言いますが、「名前は大文字!」と覚えておくと、いいですね。
例えば、友達の名前も固有名詞なので、太郎くんなら「taro」ではなく、「Taro」になりますよ。
また、短縮形は、月の名前の最初のアルファベット3文字とその後ろに(.)ピリオドをつけて表します。
ちなみに、May5月の短縮形は、そのままMayで大丈夫!
生活の中で、月の名前の短縮形を使うことも多いので、覚えておくと便利です。
とはいっても、12個の月の名前を一度に全部、英語の意味(日本語)と読み方(発音)と書き方(スペル・つづり)を覚えるのは本当に大変ですよね!
それでは、1月から12月まで、英語の月名の覚え方のコツを紹介していきますね^^
月(month)英語の月名 3月から5月までの覚え方のコツは?
季節は春(springスプリング)、3月、4月、5月の3つの英語の月名の覚え方のコツを紹介します。

■ March 3月の覚え方
月の英語3月(March)は、ローマ神話の神「マルス(Mars)」に由来する月名です。
Marsは、とても勇敢な戦士で、戦いの神様としても知られ、ローマ時代には、みんなに信仰された神様。
また惑星の火星も英語では、Mars(マ―ス)といって、戦いの神様マルス(Mars)に由来しています。
英語の発音では、Marchは「マーチ」。
Mar「マー」とch「チ」で、2つの音のつながりですが…
Marは「マ」と短く切るのではなく、「マー」と伸ばして、Maに「r」の音を付けることがポイント!
ch「チ」は、ローマ字読みで「chi(ち)」のアルファベット「i」まで書いてしまわないように…
ch(チ)の音は、時計(watchウオッチ)など、英語の読み方でたくさん出てくるので、覚え方のポイントです。
■ April 4月の覚え方
月の英語4月(April)は、英語のもとになったラテン語の「Aprilis(アプリリス)」に由来しています。
「Aprilis(アプリリス)」の意味は「開く」で、4月になると花のつぼみが開き始めますよね。
Aprilを英語らしく発音すると「エイポー」。
でも、正しい発音のままでは、英語を書くときAprilとは結び付かない!
だったら、自己流の覚え方で「Aエイ・pプ・riリ・lる」みたいにするのは?
最後の「l(エル)」をひらがなの「る」で覚えておくと、間違わずに書くことができます。
■ May 5月の覚え方
月の英語5月(May)は、ローマ神話の女神「Maia(マイア)」に由来する月名です。
女神「Maia(マイア)」は、春になって植物が芽を出し、大地が緑で覆われることを手助けする神様です。
女神には春という季節が、ぴったり合いますよね^^
英語の発音では、Mayは「メイ」。
発音のままだとつい、ローマ字の音で「Me-y」と書いてしまいそう?
覚え方のポイントは、2つ。
Mayをいっそのこと、ローマ字読みを使って「Maま・yイ」とするか?
アルファベットの(a)は、「エー」ではなくて、「エイ」なので、「Maめエイ・yイ」とするか?
自分の間違いやすいポイントにあわせて、覚え方も工夫するといいですよ^^
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月(month)英語の月名 6月から8月までの覚え方のコツは?
次の季節は、夏(summerサマー)、6月、7月、8月の3つの英語の月名の覚え方のコツを紹介します。

■ June 6月の覚え方
月の英語6月(June)は、ローマ神話の女神「Juno(ユーノー)」に由来する月名です。
女神「Juno(ユーノー)」は、女性の神様としては、一番上の位置にいる神様で、結婚と出産をつかさどります。
6月に結婚式を挙げると幸せになれる「June Bride(ジューンブライド)」と言われているのは、女神「Juno(ユーノー)」が守ってくれるから…
英語の発音では、Juneは「ジューン」。
英語の「Ju(ジュ)」は、そのままですが、後半の「ne」は、アルファベット「e」が忘れられがちです。
ここは、自己流の覚え方で「Ju(ジュ)・ne(ね)」でばっちり!
■ July 7月の覚え方
月の英語7月(July)は、ローマの歴史で有名な政治家「Julius Caesar(ジュリアス・シーザー)」に由来する月名です。
また、「Julius(ジュリアス)」の誕生日も7月だったそうです。
英語の発音では、Julyは「ジュラーイ」。
6月の英語Juneの「Ju(ジュ)」と前半は同じ読み方ですね。
後半の「l」を「エル」ではなく「ら」にすると、アルファベット「y」は、いつも「イ」なので…
7月Julyは、「Ju(ジュ)・l(ら)・y(イ)」と3つの読み方で覚えるのがコツです。
■ August 8月の覚え方
月の英語8月(August)は、ロ―マ帝国の初めての皇帝となった「Augustus(アウグストゥス)」に由来する月名です。
皇帝「Augustus(アウグストゥス)」は、7月の由来となった「Julius(ジュリアス)」の息子なので、7月の次の8月になったともいわれています。
英語の発音では、Augustは「オウガスト」。
これは、英語の読み方と英語を書くときの、つながりがない、難しい英語の1つです。
特に前半の「Au」が、なぜ「オウ」と読むの?
なので、8月Augustは、「Au(アウ)・gu(グ)・s(す)t(と)」と4つの読み方に分けて覚えていきましょう!
月(month)英語の月名 9月から11月までの覚え方のコツは?
次の季節は、秋(fallフォール)、9月、10月、11月の3つの英語の月名の覚え方のコツを紹介します。

■ September 9月の覚え方
月の英語9月(September)は、3月から数えて、7番目の月なので、ラテン語の数字の「7」を意味する「septem(セプテム)」から。
現在のカレンダーは、1月から一年が始まりますが、ローマ時代では、春の3月が一年の始まりの月でした。
寒い冬よりも、農業や商業など生活をスタート始めるのは、暖かい春が一番!という考えだったのですね。
英語の発音では、Septemberは「セプテンバー」。
この英語で一番間違いやすいのが、アルファベットの「m」を「n(ん)」としてしまうこと…
なので、こんな覚え方にするといいですよ!
9月Septemberは、「Se(セ)・p(ぷ)・te(テ)・m(ぇむ)・ber(バー)」と5つの読み方にすると絶対大丈夫!
最後の音「ber(バー)」は、9月、10月、11月、12月も同じ読み方で終わるので、一度覚えてしまえば簡単です。
■ October 10月の覚え方
月の英語10月(October)は、3月から数えて、8番目の月なので、ラテン語の数字の「8」を意味する「octo(オクト)」から。
数字の「8」を意味する「octo」ですぐに思い浮かぶのが、octopus(タコ)?!
この「オクトパス」は、「octo(8)」と「pus(足)」という意味で作られているんですよ。
英語の発音では、Octoberは「オクトウバー」。
「O(オ)・c(く)・to(ト)・ber(バー)」と4つの読み方になるのですが…
2番目のアルファベット「c」は、ABCの「シー」と読みたくなりますよね。
でも、英語の読み方では「c(シー)」と読むよりも、「c(く)」と読むほうが多いです。
例えば、料理するを英語では「cook」で「くっク」、クリームも「cream」で「c(く)」。
英語の読み方では「c(シー)」と読むよりも、「c(く)」と読むほうが多い、これも覚え方の重要ポイント!
いろいろな英語の覚え方で、応用できますよ^^
■ November 11月の覚え方
月の英語11月(November)は、3月から数えて、9番目の月なので、ラテン語の数字の「9」を意味する「novem(ノベム)」から。
英語の発音では、Novemberは「ノウヴェンバー」。
「ve」が、「be」になったり、「m」が「n」になったりする間違いが多い月の英語です。
こんなときこそ自己流の覚え方!
「No(ノウ)・ve(ヴぇ)・m(ぇむ)・ber(バー)」と4つの読み方に区切ちゃいましょう!
「v」は、「ぶイ」ではなくて「ヴィ」、「b」は、「ヴ」でなくて「ぶ」。
アルファベットの「v」と「b」を使い分けておくと、とっても役に立ちます^^
(参考) 月に関係のある記事
- 【神秘】月の満ち欠けや満月、十五夜について
月(month)英語の月名 12月から2月までの覚え方のコツは?
最後の季節は、冬(winterウインタ―)、12月、1月、2月の3つの英語の月名の覚え方のコツを紹介します。

■ December 12月の覚え方
月の英語12月(December)も、3月から数えて、10番目の月なので、ラテン語の数字の「10」を意味する「decem(ディセム)」から。
現在のカレンダーができるまでのローマ暦では、3月が一年の始まりの月だったので、Decemberが一年の終わりの月でした。
英語の発音では、Decemberは「ディセンバー」。
9月のSeptemberから始まって、10月October、11月Novemberと、-berで終わる最後の月。
今までのまとめとして、英語の読み方で区切ると…
「De(デ)・ce(せ)・m(ぇむ)・ber(バー)となります。
「ce(せ)]を「se」にしない、「m」を「n」にしない、この2つが覚え方のポイントです。
■ January 1月の覚え方
月の英語1月(January)は、ローマ神話の神「Janus(ヤヌス)」に由来する月名です。
神「Janus(ヤヌス)」は、頭の前と後ろにそれぞれ顔がある神様で、門を守る神様とされています。
あらゆる物事の「始まり」をつかさどると言われているので、1年の始まり1月にふさわしい神様ですね。
英語の発音では、Januaryは「ジャニュアリー」。
つづりが長くて覚えにくそうですが、ローマ字の音に合わせて、区切ると大丈夫^^
「Ja(ジャ)・nu(ヌ)・a(ア)・ry(ぅリイ)」と4つの読み方に区切ります。
最後の「ry」の書き方を「ly」と間違いやすいので、rの音をイメージして「ry(ぅリイ)」にするのが覚え方のコツ!
■ February 2月の覚え方
月の英語(February)は、贖罪(しょくざい:罪を償うこと)をつかさどる神「Februus(フェブルウス)」に由来する月名です。
古代ローマでは、2月15日に清めの儀式「Februa(フェブルア)」も行われていました。
英語の発音では、Februaryは「フェブラリィ」。
1月の月名Januaryの応用編の月名なので覚え方も簡単!?
「Fe(フェ)・b(ブ)・ru(ル)・a(ア)・ry(ぅリイ)」。
英語の読み方後半の「-ary(アぅリイ)」は同じなので、間違いやすい「b(ブ)」の音を「bu(ぶ)」にしないこと!
アルファベットの「b」はABC…「エービーシー」の「ビー」よりも、book(本)など「ブっく」…「ブ」と読む英語が多いですよ。
日本語の【月】を表す意味は英語の月の名前【month】と月【moon】の2つある?
英語の月【month】の名前は、一年間を表すカレンダーなどで使う英語です。
月【moon】は?
夜空に輝く星と一緒に見えるお月さまですが、この月【moon】にも英語の意味と読み方(発音)と書き方(スペル・つづり)がありますよ。
満月 full moon (フル ムーン)
三日月 cresent moon (クレッセント ムーン)
半月 half moon (ハーフ ムーン)
新月 new moon (ニュー ムーン)
月が見えないdark moon ( ダークムーン)
日本では、もっと細かく月【moon】の名前を呼んでいるのですが…
英語での月【moon】の名前は、月の形をそのまま直接言葉で表しています。
こんなところにも、国と国との言葉の文化の違いが見られて、嬉しいですよね。
まとめ 英語の月名(month)の覚え方にはコツがあるについて
今回は、英語の月名(month)、1月から12月までの英語の覚え方について紹介しました。
覚え方のコツをもう一度まとめると…
- 数を5個ずつくらい集中して覚えよう!
- 由来や意味を考えながら覚えよう!
- 英語の読み方を自己流に作って覚えよう!
以上、3つのポイントになります。
英語をアルファベットの記号として覚えても、すぐに忘れてしまうし、面白くないですよね。
なので、「英語の月名には、1つ1つ面白い由来や意味がある!」というふうに考えを変えれば…
英語の月名を覚えることも苦でなくなり、楽しみながら覚えていくことで、しっかりと記憶にも残ります^^
月名(month)以外の英語でも、3つの覚え方のコツを使って、英語をどんどん記憶していってくださいね。(good-luck!)