(2019年6月8日 にしめら川床の最新情報を追加)
にしめら川床【2019】の最新情報です。
2019年は7月13日(土)~9月16日(月)までの2ヶ月間限定。
西米良温泉のすぐ横にある川床で行われます。
にしめら川床の営業時間は11:00~14:00まで。
川床弁当の種類は2018年と同じで3つ。
(梅1500円、竹2000円、松2700円)
※ 完全予約制なので、電話をしてちゃんと予約を取ってくださいね。
問い合わせ先は、少し下にスクロールしていくと書いています。
[char no=”2″ char=”ちー婆(ばぁ)”]こんにちは、ちー婆(ばぁ)です。[/char]
ニュースでは、猛暑日が続きますとか、50年に一度の暑さですとか…
うんざりするくらい毎日言っていますね~。
ずーっとクーラーの効いた部屋ばかりいるのも。
ということで、涼しさを外に求めて、先日オープンした宮崎県児湯郡西米良村の「西米良川床」に行ってきました。
今回は、大自然の中に夏限定で作られている「西米良川床」の魅力をたっぷりと紹介します。
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この記事の目次
西米良村カリコボーズの里 西米良の川床【2018】で一ツ瀬川の清流を眺めながらゆた~とくつろぐ
「川床(かわどこ)」という言葉を聞いたことがありますか?
「納涼床」とも言いいますが…
江戸時代に京都のある茶屋が、鴨川の中州や浅瀬に、床らしきものを川の上に設置して、そこで食事ができるようにしたのが始まりです。
屋外に設置された川の良く見える「川床」のお座敷は、京都の鴨川や貴舩、高雄などが日本では有名です。
そんな日本の夏の風物詩「川床」が、宮崎県児湯郡西米良村に登場したのが「西米良川床」。
■ カリコボーズの夏あそび「にしめら川床」
- 住所 宮崎県児湯郡西米良村大字村所260-6
- 場所 西米良温泉ゆた~と隣接特設会場
- 開催期間 2018年7月14日(土)~9月15日(土)
- 問い合わせ 0983-36-1833(米良の庄)
- 0983-41-4126(西米良温泉ゆた~と)
- 毎年、7月中旬から9月中旬までの約2か月間、夏限定でオープンします。
- *2018年は7月14日(土)から9月15日(土)まで!

川床は、国道265号線に通る小さな橋の下に、大自然の中に溶け込むように作られています。
西米良温泉ゆた~と前の道路(国道265号線)を、歩いて100mぐらいの場所に「西米良川床」の入り口があります。

「西米良川床」の入り口は、竹で作られた生け垣で、見た目がとっても涼しそう!
川床の看板に書かれた「西米良川床」の文字も、行書体で、流れる川のイメージが…
「西米良川床」の入り口を入ると、また竹の生け垣があって、まるで別世界への通路!

「西米良川床」への通路は、人が一人通れるくらいのちょっと狭い道です。
通路の生け垣も天然の竹で出来ているので、竹と竹の間の隙間から風が通り抜けて、そこを通るときから、とっても涼しい!
さらに通路の奥から、一ツ瀬川のせせらぎが聞こえてきます。
せせらぎの音と川からの風に歓迎され、何とも言えない心地よさ!
川床への通路を抜けると、目の前に広がる一ツ瀬川の流れが…

一ツ瀬川の上流から流れてくる透き通った水が、勢いよく流れているのが見え…
けっこう大きな岩に、流れる水がぶつかって、たくさんの水しぶきも!
そんな一ツ瀬川を横目で見ながら、短い廊下を進むと…そのまま進むと厨房ですが…
下に続く階段を降りると、「西米良川床」の食事会場に着きます。

「西米良川床」の食事会場に続く階段は、けっこう急な階段です。
足元には、十分気を付けて、ゆっくりと降りてくださいね。
ちー婆(ばぁ)たちが、川床にいる間に、数人のお客さんが川床を訪れました。
特に年配の方は、階段の手すりをしっかりと持って、一歩ずつゆっくりと降りていらしたようです。
階段を降りると、緑色のカーペットが敷いてあるので、そこまでは、土足でOK!
右と左にそれぞれ1つずつ靴箱があり、靴を脱いで靴箱に置きます。
靴箱の横に、風流な「西米良川床」オリジナルの手洗い処が…
西米良の特産品、夏の季節を感じるホオズキが、竹にぶら下げてあり、なかなか風流。
流れてくる水に触ると、と~っても冷たい!
「そうめん流しが、できそうですね。」とお店の方に聞くと、「今はできないけれど、いつかやってみたい」ということ。
一ツ瀬川の水は、とってもきれいで冷たいので、「西米良川床」そうめん流しが、いつか実現するといいな~。
ところで、「西米良川床」は、完全予約制なので、前日の午前中12時までに、予約の電話をしてくださいね!
問い合わせは、(米良の庄) 0983-36-1833 または、(西米良温泉ゆた~と)0983-41-4126
そのとき聞かれることの1つは、予約の時間帯。
「西米良川床」で食事ができる時間は、11時から15時までなのですが…
「予約時間は、11時から、12時から、13時からのどの時間帯にしますか?」と聞かれます。
予約が混んでいるときは、希望の時間帯にならないかもしれませんが、ちー婆(ばぁ)は、ちょうど12時で予約。
もう1つ聞かれるのは、食事をする場所。
「一ツ瀬川上流の川床、中流の川床、下流の川床どこがいいですか?」と聞かれます。
川床の食事会場全体のイメージが分かっていればいいのですが…
初めて川床に行く人は、「どこがいいですか?」と聞かれてもちょっとわかりづらいですよね。
ちー婆(ばぁ)は、「西米良川床」に行くのは、今回が初めてです。
とりあえず、「どこの場所がおすすめですか?」とお店の方に聞くと…
お店の方いわく、「上流の川床は、一ツ瀬川の一番上で、一番涼しい場所です。」と…
川床の食事場所をわざわざ聞かれるのだから…
ちー婆(ばぁ)は、食事場所が、上流・中流・下流と、それぞれ離れて独立して作られていると思っていました。
なので、「じゃあ、上流の川床は、一ツ瀬川の上のほうまで少し歩いていくんですか?」なんて、今思うとちょっと変な質問。
お店の方は、「いいえ、上流の川床と言っても入り口のすぐ近くですよ」と、丁寧に返答してくれました。
よくわからなかったけれど、涼しいのは、いいな~と思ったので、「一ツ瀬川上流の川床」の席を予約。
そして、当日、「西米良川床」に着くと…
ちー婆(ばぁ)のイメージとは、少し違う川床でした!
1つの場所に、「一ツ瀬川上流の川床、中流の川床、下流の川床」とあるのか~、なるほど~。
「西米良川床」の川床は、一ツ瀬川の流れに沿って、3つのスペースに分かれています。
一ツ瀬川下流の川床は、「西米良川床」の一番下側の席で、テーブルは全部で4つ。
一ツ瀬川中流の川床は、真ん中の2つのテーブル。

こんな感じで、中流と下流の川床には、合わせて6つのテーブルがあります。
一番下の下流の川床の席からは、一ツ瀬川が静かに下流に流れていく様子を、こんなに近くで見ることができます。


ちー婆(ばぁ)たちが座った席は、上流の川床4つのうちの1つで2番テーブル。

「西米良川床」の入り口すぐ近くで、靴を脱いで直したらすぐに座れる一番上の席。
一番上の川床の上流席に座って見える一ツ瀬川の風景は、こんな感じ…

お店の方の説明通り、「西米良川床」の中で一番涼しい場所でした。
一ツ瀬川の上流から吹いてくる風が、ひんやりと冷たくて、水しぶきもその風に乗って一緒に届きそうな感じ!
料理が、運ばれてくるまでのひと時を、ゆた~と過ごせます。
予約の状況にもよるかもしれませんが…
「西米良川床」で、一番涼しい川床の席に座りたい方は、上流の川床の席がおすすめです!
でも、入り口近くなので、静かに食事をしたい方は、川床の一番下側の席がいいかな~?
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西米良村カリコボーズの里 西米良の川床【2018】で豊かな西米良の山の幸をゆた~と楽しむ
2014年から始まった宮崎県西米良村の「西米良川床」は、2018年でちょうど5年目を迎えます。
それが理由かどうかは、わかりませんが…
今年から、川床のお弁当「にしめら川床御膳」が、リニューアルされました。
ちー婆(ばぁ)は、「西米良川床」に行くのは、今回が初めてなので、どのようにリニューアルされたかは、わかりません。
でも、とにかくすべての料理がおいしかった~!!
「にしめら川床御膳」は、御膳の内容によって、松・竹・梅の3つの種類のお弁当に分かれています。
値段は、松が2,700円、竹が2,000円、梅が1,500円です。
あき坊(ぼぅ)が代表で、一番豪華な「にしめら川床御膳 松」の 2,700円を注文しました。


お弁当の中身は、竹と梅の「にしめら川床御膳」と、そんなに変わらないのですが…
違う点の1つは…
「西米良鮎」の塩焼きが付いていること。

さすが「西米良鮎」は、新鮮なので、鮎の身と骨が、こんな風にするりと取れます!

さらに、あき坊(ぼぅ)は、魚の食べ方がとっても上手で、食べ終わったときの鮎の姿は、こんな風に…

鮎の塩焼きは、ちょうどいい塩味加減で、と~っても美味しかった~!
もう1つの違う点は、サイドメニューが別皿に、おしゃれに盛られていること。

別の皿に盛られたサイドメニューは、全部で5種類!
西米良の山で獲れた2つの肉「猪と鹿」が、ミックスされた「猪鹿メンチかつ」。
西米良の特産物「椎茸」の出汁が美味しい「出汁まき卵」。
西米良の猪の肉を時間をかけて甘辛く煮込んだ「猪肉の角煮」。
ローストビーフだけれど「牛」ではなく「鹿肉」のさっぱりした味「ローストビーフ」。
そして、西米良の山菜で作った「佃煮」。
「にしめら御膳 竹」(2,000円)には、お弁当のサイズが少し大きくなり、弁当箱の中に、この5種類が一緒に入っています。

ちなみに、松・竹・梅のどのお弁当の中にも入っていて美味しかったものは…
西米良の伝統的なおふくろの味「お煮しめ」。
西米良の山の幸「大根・ごぼう・椎茸」を昆布と煮てあるやさしい味。
普通は焼いて食べることが多い煮干し魚も、野菜と一緒に煮てあり、甘くて食べやすかったです。
西米良のソウルフード「椎茸南蛮」。
卵やキュウリ、玉ネギが入った甘いタルタルソースをたっぷりかけていただきます。
椎茸南蛮のほかに、「筍南蛮」と「舞茸南蛮」もあり、甘酸っぱい南蛮のタレによく合っていました。
野菜が好きなちー婆(ばぁ)には、大満足の一品です^^
定番の「チキン南蛮」も付いているので、肉が好きな方も安心してくださいね!
そして、もう1つのメニューは、西米良名物「煮しめらコロッケ」。
普通のコロッケは、ジャガイモの中に、牛のミンチが入っていることが多いのですが…
このコロッケには、西米良のおばちゃんたちが作った煮しめを、小さく刻んだものが入っています。
また、コロッケ全体に西米良の素朴な煮しめの味がしみ込んで、何とも言えないおいしさで、ウマい!
さらに他にも、「唐揚げ、魚の南蛮、酢の物」などもお弁当に入っています。
サイドメニューのお吸い物は…
夏限定の冷たい御出汁に、ごぼうのささがきとソーメン、ウズラの卵入りですよ!
ちー婆(ばぁ)は、一番小さいサイズの「にしめら御膳 梅」(1,500円)を注文しました。

「にしめら御膳 松と竹」のご飯は…
麦ご飯の上に、素材そのままの味を活かした入り卵と「西米良サーモン」の鮭フレークが振りかけてあります。
「にしめら御膳 梅」のご飯は、西米良で採れた山菜入りの「ちらし寿司」です。
食後には、すべての「にしめら御膳」に、デザートが付きます。

竹の器に入った夏バテにも効果がありそうな「梅ゼリー」。
少し梅ジュースに塩が入っていて、甘すぎず後味が、とてもさわやかです。
「西米良川床」のメニューを見ると、飲み物と食べ物「にしめらサーモンの刺身」もあります。

西米良村特産の「ゆず」ジュースが、ちょっと気になりませんか?
西米良村カリコボーズの里 西米良の川床【2018】 いつも晴れの天気ばかりではない!
つい最近、2018年7月まで、大雨の天気が続き、九州や四国は、大変だったですよね。
そんなとき、今は「西米良川床」の下を静かに流れる一ツ瀬川は、どうだったんだろう?
…と気になって、お店の人に聞いてみました。
その時は、土台は、もう出来上がっていたけれど、テーブルやその他の飾りは、まだ準備中だったそうです。
また、「西米良川床」は、毎年季節になると川床を一ツ瀬川の小さな橋の下に組み立て、季節が終わるとすべて解体されるそうです。
2018年の夏はまだ始まったばかりで、これからの台風も宮崎県なら特に気になりますよね。
そんな時は、どうするの?
お店の方いわく、「毎年、開催中に何回か台風が来るので、その時は川床全体を片付けるんですよ。」と笑顔で答えてくれました。
「西米良川床」の中流と下流の川床席は、ワイヤーで持ち上げ、動くように作られているそうです。
台風などが近づいてくるとわかった時は、川床の荷物をすべて直し、板は外して川床の両側の岩の上に片づけます。
昨年も何度か、大雨が降り川床全体を避難させたとか…
ちー婆(ばぁ)が、「西米良川床」を訪れた日は、いつもどおりのいい天気でした。
水の流れも穏やかです。

「西米良川床」の裏側には、そんな自然との闘いがあったなんて…
西米良の豊かな大自然に囲まれた「西米良川床」だからこそ、自然の恵みだけでなく、自然の厳しさもあるんだなと思いました。
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まとめ 西米良村カリコボーズの里 西米良の川床【2018】の魅力について
今回は、西米良村カリコボーズの里「西米良川床2018」一ツ瀬川の涼風景と「にしめら御膳」を紹介しました。
大自然の中に、夏限定で作られている「西米良川床」の魅力が、少しは伝わったでしょうか?
夏本番は、これから!
西米良村には、「川床」の他にも、花火大会やキャンプや魚釣りなど、夏を感じて楽しめるイベントがたくさん!
今年の夏の計画のひとつに入れてみませんか?
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