宮崎中央卸売市場の市場商店街に、初めて行きました!
カンカン市場の小さな場所に、昭和っぽいお店がぎっしり入っていて、ちょっと不思議な空間。
- 野菜、肉、魚、地鶏、豆腐、味噌、麺、惣菜などの食料品販売店。
- コーヒー、ラーメン、食堂などの飲食店。
- 陶器、雑貨などの日用品店。
道の左右にずらりとお店が並んでいるカンカン市場は、市場を歩くお客に、お店がとっても身近に感じます。
今回は、ちー婆(ばぁ)のお腹を一杯に満たしてくれた宮崎中央卸売市場「カンカン市場のいなり食堂としょうき庵」について紹介します。
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この記事の目次
宮崎中央卸売市場 旬の野菜や魚が一杯!カンカン市場へのアクセスは?
「いなり食堂」と「しょうき庵」がある、宮崎中央卸売市場に初めて入りました。
あき坊(ぼぅ)は、小学校の社会見学で宮崎中央卸売場に、来たことがあったみたいですが…
自分たちが朝、昼、晩と食べている野菜や肉、魚などの食材が、宮崎中央卸売市場に全~部あるんですよ!
野菜や肉などがどこから来るのかなんて、全く気にせず食べていますけどね~。
最初に、宮崎中央卸売市場へのアクセス方法から紹介します。
- 住所:宮崎市新別府町1185
- 営業時間:市場一般開放時間10:00~14:00まで(月曜日~土曜)
- 定休日:日曜日、祝日、不定期水曜日
- 駐車場:有(市場商店街専用の一般駐車場)
今回は、県北側から宮崎一ッ葉有料道路を通って、宮崎中央卸売市場に行ったので…
宮崎一ッ葉有料道路から、宮崎のイオンに向かう信号で、右折します。

宮崎中央卸売市場の大きな看板が、宮崎のイオンとほぼ隣り合わせの場所に、見えてきます。

宮崎中央市場の正門から中に入ると、遠くのほうに、野菜や魚などの競りが行われる大きな建物が見えます。

宮崎県内外から野菜や肉などを積んでやってくる大型トラックは、競り市場から少し離れた場所が、駐車場。

*宮崎中央市場の関連店舗や食堂は、宮崎中央市場内の右側の建物です。

*カンカン市場に来る一般の人たちは、一般駐車場に車を止めます。
カンカン市場の建物に沿った場所にも、止めることができます。

一般駐車場に、トイレもあるので必要な時は…


宮崎中央卸売市場のカンカン市場通り入り口は、建物の中央だけでなく、左右、前後と数か所あります。

カンカン市場建物の壁に、どんな市場のお店があるのかが、表示されていて便利です。
市場のお店の表示を見て、自分が行きたいお店に行く一番近い入り口から、市場に入るといいと思います。


では、宮崎中央卸売市場のカンカン市場へ行ってみましょう!
宮崎中央卸売市場のカンカン市場でお昼ご飯を食べたい!ラーメン専門店それとも食堂のチャーハン?
宮崎中央卸売市場の一般開放時間は、10時から14時までの4時間です。
市場商店街を散策して、お昼ごはんも市場で食べたかったので、11時過ぎ頃に宮崎中央卸売市場に到着しました。
ちー婆(ばぁ)が、市場で食べたかったお昼ご飯は、市場専門店のラーメン。
味噌ラーメン、とんこつラーメン、醤油ラーメン、塩ラーメン何がいいかな~と考えながら、宮崎中央卸売市場商店街のラーメン屋さんに向かうと…

市場ラーメン専門店の入り口には「open」と書いてあるのだけれど、残念ながら、今日は、休みなのかな~。

市場専門店のラーメンが、食べたかったけれど、休みだったので、しばらく宮崎中央市場商店街を散策すると…
宮崎中央卸売市場の台所ともいうべき市場食堂「いなり食堂」を発見!
宮崎中央卸売市場食堂のいなり食堂さん、営業中!「一生懸命営業中」

市場の食堂なので、朝の6時から営業しているようでした。
宮崎中央卸売市場の人は6時でもOKですが、一般の人は早くても10時まで我慢。

いなり食堂に入る前に、どんなメニューがあるのか確認…
どの料理にも、市場野菜や肉、魚が使われていておいしそう!

宮崎中央卸売市場いなり食堂のメニューと価格表を見ると…

いなり食堂の料理は、単品でワンコイン500円以内で、注文できるものばかりです。
食堂のセット定食メニューにしたいときは、ご飯(大中小から)と味噌汁(100円)の別注文ができます。
宮崎中央卸売市場専門店のラーメンを食べたいと思っていたし、いなり食堂オリジナルラーメンもあったけれど…
いなり食堂で、ちー婆(ばぁ)が注文したのは、食堂おすすめメニューの「おろしポン酢丼」。

ご飯の上に、ポン酢で炒めた市場の豚肉が、ドンと乗っていて、その上に、市場野菜の新鮮な大根おろしがたっぷり。
市場食堂おすすめのメニューだけあって、今の季節にあうさっぱりした味の旬メニューです。
いなり食堂で、ぶん爺(じぃ)が注文したのは「唐揚げ」。

市場食堂の唐揚げは、カレー味です!
宮崎中央卸売市場で働く人たちが、暑い夏でも食欲がでるようにという、いなり食堂さんの思いやりの味かな?
あき坊(ぼぅ)が、いなり食堂で注文したのは、ボリューム満点の「かつ丼」。

ぶん爺(じぃ)の唐揚げ同様に、市場産直のお肉が使われています。
トロリとした卵は、甘辛い醤油の味で、豚肉にも下味の塩コショウがしっかり効いて、カラッと揚がっています。
全体的に市場食堂の味は、市場で働く人向け用に、濃い味になっているなと思います。
いなり食堂のおじさんが、手際よく注文されたメニューを作っていく隣で、おばちゃんがニコニコと笑顔で応対。
料理を作る人の一生懸命さを身近で感じながら、お店の人との会話も楽しめるのが、市場食堂の良さですね^^
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宮崎中央卸売市場のカンカン市場で食後のデザートを食べたい!市場にコーヒーやデザートはある?
宮崎中央卸売市場の食堂で、グルメランチを満喫した私たち3人は、またカンカン市場の中を散策…
いなり食堂のすぐ近くに、コーヒー専門店を発見!

市場のコーヒー専門店は、ひきたてのコーヒー1杯が100円。
テーブルと椅子が準備されていて、市場を訪れた数名のお客さんが、コーヒーと会話を楽しんでいました。
ぶん爺(じぃ)とあき坊(ぼぅ)は、食堂で昼ご飯を食べる前に、このお店の揚げたてお芋スティックを食べたみたい。
市場産直お芋を、フライドポテト風に揚げたスナック菓子、1袋5~6本入っていて100円だったとか。
しばらくカンカン市場の中をブラブラしていると…
川南軽トラ市で出会った「しょうき庵」さんの宮崎中央卸売市場店を発見!

川南軽トラ市で、しょうき庵さんが販売していたパンや和菓子は、どれもおいしかった~。
今回は宮崎中央卸売市場で、お店産直の出来たてパンや和菓子が、軽トラ市の時よりも種類豊富に並んでる!
■ 川南軽トラ市「しょうき庵」さんの記事(参考)
- 川南軽トラ市(宮崎)美味しいものが一杯あったちゃわ~!


宮崎中央卸売市場のお店では、おじさんと息子さんが、ていねいに1つ1つ手作りでパンや和洋菓子を作っています。


ちー婆(ばぁ)たちは、早速しょうき庵宮崎中央卸売市場店で、食後のデザートを買いました。
ちー婆(ばぁ)が選んだのは、しょうき庵のおばちゃんおすすめの「ピーナッツバターメロンパン」。
甘いサクサクのメロンパン生地の中に、大きいピーナツの粒入り、ピーナッツバターが入っています。
甘すぎないピーナッツバターが好きなちー婆(ばぁ)には、おいしい食後のデザートになりました^^

ぶん爺(じぃ)が選んだ市場デザートは、形がとてもかわいい「うぐいすパン」。
市場産直の野菜えんどう豆を使った、緑色がとてもきれいなあんこです。

あき坊(ぼぅ)が選んだ市場デザートは、ちょっと渋めのデザート「いきなり団子」。
団子の中に入っているあんこが、黒あん、白あん、うぐいすあんの3種類入っていて、うまくブレンドされています。
いきなり団子の皮は、冷えても固くならず、宮崎中央卸売市場から家に持ち帰って食べても、もっちもっち感が残っていました。

市場デザートだけ買って帰ろうと思ったのですが、ちー婆(ばぁ)が見つけた「しょうき庵市場店のオリジナル味噌」。

市場野菜の人参とごぼう、市場魚のちりめんがたっぷり入った、そのままご飯にかけてもおいしい市場味噌。
しょうき庵のおばちゃんが、味噌を使った料理を教えてくれたので、家に帰って、夕食で2品作ってみました。
おにぎりの中に、市場特製味噌を入れて作った「高菜おにぎりとゴマおにぎり」。

旬の野菜、ピーマンとなすびを油でいためて、少し酒を振り、市場特製味噌で味付けした「みそ炒め」。

どちらも簡単に作れて、とてもおいしかったです^^
お会計の時、しょうき庵のおばちゃんが、遠くからわざわざ市場に来てくれたからと、お土産をくれました。
縁起のいい鯛の形をしたしょうき庵の「らくがん」。
宮崎中央卸売市場唯一の和菓子屋「しょうき庵」の伝統の味がしました~。

宮崎中央卸売市場のカンカン市場食堂で食べたお昼ごはんと、カンカン市場で買った食後のデザート。
ちー婆(ばぁ)たちのお腹も心も、満腹満足になりました!
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宮崎中央卸売市場のカンカン市場では野菜、精肉、魚、生花が市場直送だから安くて新鮮!
カンカン市場には、他にも魅力的なお店がたくさん!
その中のいくつかのカンカン市場のお店を紹介します。
新鮮な旬の花が、低価格でいつでもたくさんそろっている、市場の花屋さん。
生花だけでなく、花の鉢物、花の苗物など、毎日宮崎市場から産地直送です。

カンカン市場のお肉屋さん、岡崎牧場「岡崎精肉店」。

宮崎市内にある牧場で、パイナップル粕を加えた、自社こだわりの飼料を使って、牛を育てています。
岡崎牧場オリジナルブランド牛「パイン牛」は、宮崎だけでなく日本各地に出荷されています。

ちー婆(ばぁ)たちは、庭でよくバーベキューをするので、市場の野菜やお肉を材料にして食べたいな~。
入り口の大漁旗が、とっても目立つカンカン市場の魚屋さん。

今、宮崎中央卸売市場で競り落としました~みたいな、本当に新鮮ピチピチの魚が、低価格で買えます。
といっても、自然の海を相手にする漁業なので市況で、価格は多少変動があるかもしれませんが…
ちなみに宮崎中央卸売市場のオンラインショップでは、いつでも市場のお魚セットが売られています。
宮崎魚漁で作るメヒカリマリネ、宮崎で水揚げされたシイラを使った味付けすり身、フライセットなど。
ネットショップをちょっと検索してみると夕食の一品にいいな~と思える市場の魚商品がありますよ。
宮崎市場のおつまみ屋さん「ナッツベリーひやま」。

カンカン市場の通りまで、お店でピーナッツを炒っている香ばしいにおいがしてきそうなお店。
炒りたてのピーナッツやアーモンド、ドライフルーツ、ちょっと懐かしいお菓子などを売っています。
カンカン市場の道一杯に商品が並んで、「陶器市?」と勘違いしそうな「川内陶器」。
お店の中には、何か必ず掘り出し物がありそうな感じがするんだけれど…

宮崎中央卸売市場にはカンカン市場の中央辺りに市場の「休憩所」もあります。

けっこうたくさんの数の椅子が、準備されているので、ゆっくりとくつろげそうです。
カンカン市場で買った食べ物を、市場の休憩所で、すぐに食べることもできますね^^
宮崎中央卸売市場のカンカン市場商店街は、どのお店もアットホームな雰囲気で、なぜだかとても落ち着く場所。
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宮崎中央卸売市場の「カンカン市場祭り」楽しいイベント盛りだくさん!カレンダーの第1第3土曜日に花丸印!
今回ちー婆(ばぁ)は、第4土曜日に宮崎中央卸売市場のカンカン市場に行きました。
宮崎中央卸売市場のカンカン市場商店街は、ちー婆(ばぁ)が想像していたよりは、人の数が少なかった気がします。


ところで、宮崎中央卸売市場のカンカン市場の「カンカン」は、どういう意味だと思いますか?
1つ目の「カン」は、カンカン市場の人たち全員がそれぞれの「勘(カン)」を働かせて市場を盛り上げていくこと。
もう1つの「カン」は、市場を訪れるお客様に「感(カン)謝」の気持ちを込めて接待すること。
「カンカン」市場という言葉の響きもいいですよね。
宮崎中央卸売市場から2つの「カン」が大爆発する日が、毎月第1、第3土曜日に開催される「カンカン市場祭り」です。

7,8月のカンカン市場祭りの日付と内容は…
7月7日(土曜日)七夕の日で、市場特製キムチ鍋が一杯100円というイベント付き!
7月21日(土曜日)は、年に一度の「カンカン市場夏祭り」!
太鼓、フラダンス、市場の模擬競り、市場野菜スイカのふるまいなど特にイベントが盛りだくさん!
8月2,3,4日は、3日間連続でカンカン市場の大売り出しイベント開催。
8月4日(土曜日)は、うどんのふるまい、18日(土曜日)は、市場商品のワンコインセール。
カンカン市場祭りは、10時から13時までの3時間ですが、市場商店街は7時30分から開店しています。
ちー婆(ばぁ)は、市場の祭りやイベントが、特に何も開催されない第4土曜日に行ってしまったけれど…
夏休みに入る7,8月は、カンカン市も祭りとイベントで大賑わい!
夏休みの計画として、ちー婆(ばぁ)の家のカレンダーに、大きく花丸印を付けておきたいと思います^^
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まとめ 宮崎中央卸売市場のカンカン市場商店街について
宮崎中央卸売市場のカンカン市場は、市場で働く人と市場を訪れる人の「食」を満たすつろぎの空間。
買い物客とお店との距離がとても近くて、野菜やお肉を1つ買うだけでも、そこから会話が広がります。
昭和時代から続くカンカン市場を、ほっと一息つける場所として、これからもずっと応援していきたいです。