先日、宮崎市内のマツダにて試乗してきたCX-3。
おしゃれでかっこよく、走りも楽しむことができました。

でも、CX-3の試乗をしていないなら、
- 後部座席の乗り心地ってどうなんだろう?
- 荷室の広さも気になるんだけど…
- 車中泊ってできるのかな?
そんな疑問が生まれてくる人もいると思います。
今から特に、だんだんと暑くなり、家族や友達、またひとりで旅行やドライブに出かける機会が多くなるはずです。
ぶん爺(じぃ)なら、とても気にするところですが…
ということで今回は、CX-3の後部座席の乗り心地と広さ、そして車中泊はできるのかについて詳しく書いていきたいと思います。
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CX-3の後部座席の乗り心地について
ぶん爺(じぃ)が試乗したCX-3の後部座席は、こんな感じになっています。

試乗したグレードは、1.8L(1800cc)ディーゼルのグレードは「XD プロアクティブ S パッケージ」です。
グレード的にいったら、上、中、下の「中」のグレード。
シートは合成皮革で、色(カラー)はブラック/クロス・ブラックの落ち着いた黒色でシックな感じ。
ぶん爺(じぃ)、試乗していたので後部座席には運転中には座ることはできませんでしたが、試乗が終わって改めて後部座席に座った感覚では座り心地はよかったですよ。
おそらく、シートの質もよいと感じたので、乗り心地もよいかと思います。
参考記事⇒CX-3の気になる評価や評判・口コミを全部まとめて辛口大放出!
CX-3の後部座席の広さについて
いっぽう、CX-3の後部座席の広さというと…
座った時には、窮屈感は感じなかったというのが素直な答えでしょうか。
CX-3の室内空間は、意外にあったのでないかと思いますね。
CX-3自体の横幅があるからでしょうかね。
一応、3ナンバーになるし…
では、広いのか?
ってことになると…
デミオよりは広く感じると思います。
参考記事⇒デミオは狭いからダメなの?デミオの魅力とは何ぞや?
後部座席の足元の空間をもう少し広くすると、広いですよってハッキリと言えるのかな。
正直、CX-3はデミオよりひと回り大きいサイズのSUVとしての立場。
後部座席や後部座席の足元はデミオより広くて当たり前と言ってしまえば、それまで。
ただ、CX-3がデミオよりも全長が長いといっても20cmほど長いぐらい。
CX-3の全長は4275mm、デミオの全長は4060mmです。
「20cmも違えば、後部座席や足元もずいぶん広くすることができるではないか!」
そう思うかもしれませんが、実際はそんなに簡単に広くすることができないのが現状なのです。
バランスや特許の関係など、いろんなことが課題となってあるわけで。
しかも、最近のマツダのマイナーチェンジを見れば、かなり良い車に仕上がって来ているというのが目に見えて分かるはず。
他のメーカーでは、なかなかないと思いますよ、大幅な変更って。
ビッグマイナーチェンジといってもいいぐらいだと思います。
とは言っても、車を購入する側としては、後部座席の広さも広いほうが結果的に乗り心地も良くなりますから、広いほうが歓迎されるわけです。
ぶん爺(じぃ)も後部座席の広さは気になっているので、毎回試乗に行くと必ず足元の写真は撮るようにしていますから。
これがデミオの後部座席の足元の写真。

(デミオ 後部座席の足元)
そしてこれが、CX-3の後部座席の足元の写真です。

(CX-3 後部座席の足元)
分かりますか、どのくらい違うかって?
おそらく、実際に試乗しないとどのくらいの空間があるのかは分からないでしょう。
ただ、なんとなくCX-3はデミオよりも大きいので、後部座席の足元も広いだろうというのが感覚としてあると思います。
ぶん爺(じぃ)の感覚では、CX-3はデミオより少し後部座席の足元は広いと感じています。
※ SUVではないですが、トヨタのカローラスポーツの後部座席や足元の広さがCX-3と似ているので参考にしてみてください。
参考記事⇒カローラスポーツの後席とトランク(荷室)は狭い?寸法はどれくらい?
ただ、狭いと思うのは、後部座席の真ん中に座る人の足元。
真ん中に座る人の足元は狭いというより、大人では無理ではないかと。
4人だと大丈夫でしょうが…
マイナーチェンジする前は、CX-3に4人乗っているとデミオより加速が重い感じがすると思っている人もいたようですが、今回の1.8Lディーゼルエンジンではパワーもあるので問題ないでしょう。
ただ、後部座席の足元に関しては、5人乗りは難しいと思っていたほうがいいでしょうね。
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CX-3の車中泊について
CX-3の後部座席が気になるということなら、
- その後ろにある荷室
- 後部座席を倒して車中泊する
ということにも興味があるのではないでしょうか?
荷室は広いほうがいいでしょう。
たくさん荷物が積めるし。
CX-3の荷室って、意外にいろんなパターンの荷物を置くことができるんですよ。
写真は撮らなかったのですが、2段階式の仕切り板があるので固定しておきたい大事な荷物などもしっかりと入りそうです。
ぶん爺(じぃ)が最初にCX-3のリアゲートを上げて荷室を見た時、「荷室はデミオより広いな」と思いましたから。
やはり、全長が20cmほどデミオより長いのは荷室においても有利になっているようです。
そして、その20cmの差が、今度は車中泊を考えるうえで重要なキーポイントになってきます。
デミオで車中泊を考える場合、
- どうしても室内の長さが狭い…
- 後部座席を前に倒しても、段差がかなりあるのでフラットな床面にはならない
そう考えてしまうと思います。
でも、CX-3なら車中泊も行けるのではないかと思います。
参考記事⇒CX-3新型が1.8L(1800cc)ディーゼルにパワーアップ!
後部座席を倒した時の写真を見てください。

後部座席を前に倒した時の、車中泊できる奥行きは1520mm。
体を真っすぐではなく、斜めに寝るなら車中泊も行けると思います。
でも、この次の写真を見てください。


運転席と助手席の後ろは、後部座席を倒した時に少し隙間ができます。
運転席と助手席のシートを目いっぱい前にスライドさせると…
30cmぐらいの隙間ができます。
隙間の有効活用すると合計で180cmぐらいの奥行きになりますから。
これだったら、真っすぐでも寝ることができるのではないか?
おそらく可能ですね、CX-3での車中泊。
車中泊専用のマットはだいたい2mぐらいなので、端のほうを運転席・助手席の背もたれに当てて直角にマットを折り曲げるようにして使うと車中泊はできると思います。
■ ぶん爺(じぃ)おすすめの車中泊専用マット↓
高密度のウレタン素材をエアーを使って膨らませて使うマットですが、マットが程よい硬さなので寝心地がよく、朝までゆっくり寝ることができると思います。
バルブの開け閉めで簡単に空気を調整でき、自分の好みの硬さにもできるので安心して寝付くことができますよ。
まとめ CX-3後部座席の乗り心地と広さ、車中泊について
今回書いてきた内容をまとめておきます。
- CX-3の後部座席の座り心地は良い
- CX-3の後部座席の広さと足元の広さはデミオよりも広い
- CX-3でも車中泊は可能(ただし奥行きの長さには工夫が必要である)
CX-3の床面が完全な平面ではないので、少し斜めになりますが、寝ることはできると思いますよ。
CX-3で車中泊できるとなると、行動範囲も広くなり楽しくなりますね。
ミニバンなどと比べると室内は確かに狭いですが、CX-3でも車中泊は可能なので遊びの幅も広がり楽しそうです。