ちー婆(ばぁ)ちー婆(ばぁ)

こんにちは、ちー婆(ばぁ)です。

先日、天気が良かったので、ぶん爺(じぃ)とドライブに行きました。

国道10号線を走っていると「川南湿原植物群落」という看板が目に入り…

ちょっと行ってみようかと軽い気持ちで寄ったその場所は…

 

宮崎県のこの場所でしか見ることができない珍しい希少植物の宝庫!

今回は、約3万年以上前から静かに湧き出る宮崎の水が生んだ「川南湿原植物群落」を紹介します。

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希少植物の宝庫 宮崎県「川南湿原」へのアクセス方法は?

川南湿原は、宮崎県川南町のほぼ中央部に広がる、標高50mの台地に位置しています。

川南湿原の源は、約3万年以上前から今も、ずっと湿原を閏わす、新橋ため池から出る湧き水です。

この湧き水が、川南湿原に生育する希少植物の命を支えています。

 

そんな宮崎県「川南湿原植物群落」を訪れるには…

宮崎県川南町の国道10号線沿いにある、この看板が目印。

 

宮崎市内から北に向かって進むと、途中左手側に、国立宮崎病院が見えます。

国立宮崎病院を過ぎるとすぐ、この看板が見えてくるので、左折します。

道路沿いには「川南湿原植物群落」と書かれた旗も、数本あるのでわかりやすいです。

 

宮崎県「川南湿原」付近の地図は、

  • 住所:川南町大字川南19403-14
  • 開園期間:4月15日から11月30日まで
  • 休園日:毎週月曜日、8月13日から15日
  • 開園時間:4月から9月は9時から17時まで  10月から11月は9時から16時まで

 

午前中の時間帯の方が、開花した湿原植物をたくさん見ることができますよ。

 

国道10号線から入って、右手に田んぼを見ながら細い道を進むと、駐車場が見えてきます。

川南湿原は、田んぼや住宅街に囲まれた「えーっこんな場所に湿原があるの?」と思うようなところ。

 

県外からも多くの見学者の方々が、川南湿原を訪れています。

ちー婆(ばぁ)達が行ったときは、鹿児島と岡山から湿原を見学に来ていました。

 

写真左手の大きな建物が、管理棟。

 

管理棟には、管理者の部屋や大研修室があり、管理棟のすぐ横には、トイレがあります。

 

大研修室では、川南湿原についての勉強会や、見学会が定期的に行われています。

2018年7月22日日曜日には、トンボの観察会(9:30から12:00まで)が開催される予定です。

 

川南湿原の入り口です。

 

川南湿原には、希少植物が数多く生息しています。

過去、その希少植物を盗掘されたことがあったので、希少植物の保護のために高い金網に。

 

川南湿原内に入るとすぐに、植物の紹介看板が…

季節ごとに、川南湿原で見ることができる湿原植物やトンボ、生物の紹介が詳しく書いてあります。

 

看板の説明を読むと、今はどんな植物を、川南湿原で見ることができるのかよくわかります。

管理棟の受付場所にある「川南湿原植物群落」ガイドブックにも、もっと詳しく説明が…

 

一年を通して使えるガイドブックですよ^^

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宮崎県川南湿原で春から初夏に花が咲く希少植物などは?

川南湿原の植物の種類は、78科298分類、湿原に咲く湿性植物は、約110種類です。

その湿性植物の約50種類が、川南湿原の希少植物として保護されています。

 

そんな国指定天然記念物の川南湿原植物群落ですが…

湿原に咲く花は、全体的に花が小さいので、よ~く見ないと花だと気づかないこともあるので注意!

 

4月に花が咲く「」。

 

畳を作るときに使われるイ草の原種で、先のとがった細い茎が、数本束になったような姿です。

地上に見えている茎は、花茎で、実際の茎は、水面の泥の中に、短く埋まっています。

花がもう枯れてしまった後で、ちー婆(ばぁ)は、「イ」の花を見ることができませんでした。

 

名前自体が「イ」何て、面白い植物だな~、でも畳の素なんだ~と身近に感じた植物^^

「イ」よりも小さい植物「ホタルイ」も、川南湿原で見れます。

 

「イ」のように、面白い名前と言えば、「ヘビノボラズ」。

 

枝に鋭いトゲがあって、ヘビも木に登ることができない、ということから「ヘビノボラズ」。

花は4月に咲き、秋には赤い実がなります。

 

西日本では、宮崎県の児湯地域だけにしか見られない、希少植物です。

 

名前が、古風でかわいいな~と思った植物が「コムラサキシキブ」。

 

写真ではわかりづらいですが、初夏に淡い紫色の花が咲き、秋には紅紫色の実をつけます。

紫色の花が満開に咲くと、とてもきれいということなので、また見に行きたいです^^

川南湿原では、食中植物も見ることができます。

 

その中の1つが、「コモウセンゴケ」。

4月から8月にかけて花が咲きます。

 

日当たりのいい酸性湿地に生えて、葉はしゃもじの形をして、地面に広がっています。

たくさん群生すると、赤いジュウタンのように見えます。

 

葉からフワフワした腺毛が付いていて、そこからネバネバした液を出しています。

そのネバネバで、虫を捕まえて食べる食虫植物、スゴイ!

ちょっと触ってみると、本当にネバネバしていて、ゴキブリを捕まえるあのシートみたい?

 

同じように粘液で、虫を捕まえる植物が「シロバナナガバノイシモチソウ」。

名前が、長いですよね~。

名前を区切って読むと、こんな感じ「シロバナ ナガバノ イシモチソウ」。

 

葉から生える長い繊毛の先から、粘液を出して虫を捕まえます。

6月から8月にかけて花が咲きます。

 

西日本では、川南湿原だけに分布している希少植物です。

 

湿原の食虫植物には、水に浮かんだプランクトンを捕まえて食べる種類も…

花茎の先端に、6月から8月にかけて黄色い小さな花をつける「ミミカキグサ」。

 

地下に伸びた茎の先に、プランクトンなどを捕まえるための袋があります。

水面に網を張って、獲物を捕まえ食べるなんて、生きる知恵だわ~、スゴイ!

 

食虫植物の仲間ではないけれど、同じように水面に浮かんでいるのが「ホソバミズヒキモ」。

 

溜池や水路に生育する浮葉植物です。

細い茎が地下まで伸びて、水の底を這い、土の中の栄養を取っています。

花が咲くのは、5月から9月です。

 

川南湿原のガイドブックには、紹介されていませんが、今回見ることができた植物は…

白い小さな花の「イソノキ」。

 

今、花が満開でたくさんのミツバチが、花の蜜を集めるために飛んでいました!

 

小さすぎてわからない花ですが「ミゾカクシ」。

 

良~く見てくださいね、花びらの数が5枚でしょ。

花の半分側にしか、花びらが付かない珍しい形の花なんですって!

植物なのに、なぜか2匹の動物の名前が入っていて面白いなと思った「イヌタヌキモ」。

 

水中に浮かんでいる青のりみたいな植物です。

川南湿原に、5月の連休辺りに行くと、一番きれいな状態で見ることができる「花の植物」は…

茎の一番上に紅紫色の花を1つ付ける「トキソウ」。

 

花の色が、トキ(朱鷺)の翼の色に似ていることが、この名前の由来です。

 

高さ10㎝ほどで、茎の先端に青紫色の花を付ける「ハルリンドウ」。

 

朝、日光を受けると花が開き、夕方になると閉じる植物です。

規則正しい生活をする植物だなと思いました^^

 

一般的な花菖蒲園で見られる栽培種ではなく、野生種(原種)の「ノハナショウブ」。

 

川南湿原で咲く花の中では、かなり大型で、観察道の近くからでもよく見えます。

 

残念ながら今回は、もうあうべての花が終わってしまった後。

なので、主に春に咲くこの3つの花は、見ることができませんでした。

来年の春に、写真ではなく、本物の花を見れるといいなと思います。

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宮崎県川南湿原で夏に花が咲く希少植物などは?

夏や秋に花が咲く植物だけれど、今回見ることができた植物もありました。

まだ花が満開というわけではないので、数は少ないですが…

川南湿原の遊歩道をのんびり歩いていると、こんな風に偶然出会うこともあって楽しいですね。

 

鮮やかな黄色い花なので、湿原の中では目立つほうの花「ミズギク

 

でも競争力が弱いので、ほかの植物のあまり生えていない場所に生育します。

西日本では、川南湿原だけに見られる希少種です。

 

花の色が柿の色に似ているので「カキラン

 

川南湿原で見たカキランの写真は、少し見にくいので…

 

花だけをアップさせるとこんな感じで、黄褐色の花が茎の先に10個咲きます。

 

今回は、まだ花がない状態だったけれど、咲いた花を見るのが楽しみな「サワヒヨドリ」。

 

茎がまっすぐ直立していて、50㎝くらいの大きさになります。

日当たりの良い場所に生える植物です。

 

淡い紅紫色や白い小さな花が密集したような感じで花が咲きます。

この花の蜜を吸うために、海を渡ってこの場所にやってくる蝶がいることを知って驚きました。

ぜひ、次回は花を見たい!

 

☆湿地性の多年草として全国的に見られ人気のある「サギソウ」。

 

シラサギが翼を広げた形に似ていることが、この名前の由来です。

 

花は、8月から9月に咲くので、まだ見ることができませんでした。

この花も、ぜひ次回は見たい!

 

花は、9月から10月に咲くけれど、なぜか今回見ることができた2つの花は…

3㎝くらいの黄色い花が咲く「スイラン」。

 

午後なので花は閉じていましたが、開いた花は上向きに咲きます。

茎は細くて、少し赤みを帯びていることが多いです。

葉や花が春欄に似ていて、湿原に生えるので「スイラン」と名前が付きました。

 

もう1つの花は、本州から九州にかけて見られる多年草の「サワシロギク」。

 

7~17㎝くらい長く伸びた花茎の上に3㎝ほどの花を咲かせます。

花は、初めは白色ですが、だんだんと赤色になるのが特徴。

今回は、まだ花が白い状態の時だったので、赤色に変化するなんてなんか不思議^^





宮崎県「川南湿原」の歴史と希少植物の保護

川南湿原の歴史は、約3万年以上前から始まったと考えられています。

その長い時間の中で、気温の変化や環境の変化などに影響を受けながら、湿原は姿を変えていきました。

 

戦時中、川南湿原の源「新橋溜池」は、軍隊の馬の洗い場や水飲み場として使われていました。

 

また、川南湿原の近くにある空挺落下傘部隊の給水塔の水源にもなっていました。

 

今でも川南湿原から、給水塔を見ることができます。

生活用水としての川南湿原が、注目されるきっかけになったのは…

 

戦後、湿原近くの病院で病気の療養中だったある男性の存在です。

その男性が、川南湿原で植物を採取していたとき、あまりにも植物の種類が多いことに気づき…

宮崎大学に調査を依頼すると、川南湿原は珍しい植物の集まりの場所だとわかりました。

 

昭和41年に県指定天然記念物、そして昭和49年に国指定天然記念物に認定されました。

しかし、急速な時代の変化とともに、平成元年ごろから湿原の環境が、徐々に悪化していきました。

 

そこで…

平成7年から平成22年にかけて、植物、希少植物の保護を目的に調査や整備が行われました。

 

その詳しい内容は、川南湿原の看板に書かれてあります。

 

そして川南湿原は、平成22年から一般公開されました。

幸いにもボランティアの方々の保護活動も続けられているので、現在も静かな環境を保っています。

 

湿原を流れる豊かな水…

 

湿原に住む多くの生物たち…

 

希少植物だから、保護しなければならないというよりも…

今の川南湿原が、どれだけの時間をかけて作られた姿であるかを考えることが大切だと思います。

 

この姿を今後もずっと残すために、私たちにできることは…

 

川南湿原を訪れたときは、マナーを守って、静かに自然を楽しんでください!

いつものように、速足で歩かず、ゆっくりと…

そうすれば必ず、湿原に生きる小さな小さな生物たちの姿が見えてきます^^

まとめ 宮崎県「川南湿原」の希少植物とその仲間たち

今回は、宮崎県の春から初夏にかけて、川南湿原で多く見られる植物の一部を紹介しました。

初夏の川南湿原を訪れると、植物だけでなく、いろいろな種類のトンボも迎えてくれます。

 

季節がすすむと、ヒュウガホシクサやエダウチシロホシクサなどの希少植物も、ここで見ることができます。

また、ぶん爺(じぃ)と一緒に、川南湿原を訪れたいと思います^^

 

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