夏になると、無性に「キャンプしたい!」って感じる事ありませんか?
ムシムシした湿度といい、暑い気温といい、そういう宮崎の雰囲気が、宮崎県民のキャンプ心を揺さぶるのだと思います(笑)

しかし、いざキャンプ場に宿泊するにしても、何かと料金が高く、夏の間に何度も行くと、さすがに出費が…。
おもけに、運が悪いと値段の割にあまり設備が整ってなくて、「ガッカリした…」なんて経験をしたことがあるかもしれません。
そこで今回は、宮崎県内にある無料だけど十分に楽しめるキャンプ場を、ランキング形式でベスト5を紹介していきます。
合わせて、無料のキャンプ場ならではの注意点や、必須の準備物をまとめてみました。
これからのシーズン、ぜひ参考にしてくださいね。
[quads id=1]
この記事の目次
宮崎県内のキャンプ場(無料)ベスト5!
それでは早速、あき坊(ぼぅ)が選んだ、宮崎県内の無料で泊まれるキャンプ場ベスト5を紹介します。
ランキングの基準は、
- 快適性
- 設備
- トイレ
この3つの重点的に見て、最終的な判断を行いました。
あき坊(ぼぅ)の私見が入っているので、多少の食い違いがあるかもしれませんが、最後まで読んでみてくださいね^^
第1位 美郷町にある「板ヶ原オートキャンプ場」
キャンプ場の名前 | 板ヶ原オートキャンプ場 |
場所/住所 | 宮崎県東臼杵郡美郷町北郷黒木672-1 |
トイレ | 男女各1つずつ、身障者用トイレ |
シャワー | 男女1つずつ(有料:5分あたり200円) |
炊事場 | 有り(水道3つ、調理台1つ) |
かまど | 炊事かまど3つ |
予約の有無 | 予約なしで利用できる |
お問い合わせ | 北郷支所企画情報課(TEL0982-62-6201) |
注意点 | 山間部にあるキャンプ場なので、夏でも朝晩の冷え込みが激しいです。防寒対策は確実にしておきましょう。 |
「板ヶ原オートキャンプ場」は宮崎県美里町北郷にあって、ツーリング愛好家やキャンプが好きな人からも、高い評価を受けている人気のキャンプ場です。
キャンプサイト(宿泊場所)は7区画あり、炊事場やかまど、トイレなどもきちんと整備されているため、子供連れでも安心して宿泊ができます。
さすがにシャワーは有料ですけど、その他の面で見ると、普通のキャンプ場とほとんど変わりません。
あき坊(ぼぅ)の印象としては、「キャンプ場」というより、どこか「道の駅」のような雰囲気を感じました。
すぐそばには川が流れているので、暑い夏はバーベキューを楽しみながら、川遊びも楽しむことができます。
このキャンプ場は「ホントに無料なの!?」と疑いたくなるレベルの設備の充実ぶりで、テントや食料などを持参していけば、夜でも快適に過ごせるはずです^^
第2位 日向市にある「御鉾ヶ浦公園キャンプ場」
キャンプ場の名前 | 御鉾ヶ浦公園キャンプ場 |
場所/住所 | 宮崎県日向市細島 |
トイレ | 水洗トイレ |
シャワー | なし |
炊事場 | コンクリート製で丈夫だが、調理台がない |
かまど | グリルの網も設置されていて、耐熱のレンガが素材として使われている |
予約の有無 | 事前に予約が必要 |
お問い合わせ | 日向市役所市街地整備課公園街路係(0982-52-2111) |
注意点 | 炊事場には調理用のテーブルがなく、少し不便さがあります。海辺で見晴らしの良い場所ですけど、口コミを見ていると、野良猫の出現が多いようです。何もしなければ、猫のほうも何もしてきませんから安心を。しかし、食料を外に放置していると、食べられるかも。 |
「御鉾ヶ浦公園キャンプ場」は、宮崎県日向市の海岸沿いにある、宮崎県の美しい海が見られるキャンプ場です。
日向市内からそんなに離れたところにあるわけではないので、わりと好立地かと。
食材やキャンプ用品で忘れたものがあっても、楽に調達できる面では、かなり助かりますね。
無料のキャンプ場だけあって贅沢は言えませんが、、シャワー設備がないため、事前にお風呂は済ませておきましょう。
また、近くには「馬ケ背展望台」や「御鉾ヶ浦海水浴場」があるため、「昼間はたくさん遊び、夕方からキャンプ場に向かう」なんて事も可能です。
第3位 新富町にある「富田浜キャンプ場」
キャンプ場の名前 | 富田浜キャンプ場 |
場所/住所 | 宮崎県児湯郡新富町日置964-1 |
トイレ | 照明が自動的に点灯する水洗トイレ、洋式便座もある |
シャワー | |
炊事場 | なし |
かまど | コンクリートで作られたかまど、グリルの網は無し |
予約の有無 | 事前予約をしておく必要がある |
お問い合わせ | 新富町生涯学習課(0983-33-1022) |
注意点 | キャンプ場は町内の小学校が、夏休みの期間中のみ利用できる。その期間中、宿泊は午後1時から翌日の午後12まで。海辺の松林やその周辺での宿泊となるため、蚊(トウゴウヤブカなど)への対策は必須です。 |
「富田浜キャンプ場」は、宮崎県新富町の海岸近くにある無料のキャンプ場です。
広い駐車場ときれいなトイレがあり、基本、一夜を快適に過ごすための要素はそろっています。
ただ、「テントを張るには平らな場所が少ない…」という口コミが多く、宿泊の拠点となる場所選びには苦労するかもしれません。
キャンプ場から1キロ圏内には、町民愛用の「サン・ルピナス温泉」や、定食屋さんなどの飲食店がたくさんあるので、その点は安心です。
もちろん、キャンプ場には炊事場やかまどもあるため、材料と炭を用意しておけば、自炊も可能ですから。
第4位 美郷町にある「おせりの滝自然公園」
キャンプ場の名前 | おせりの滝自然公園 |
場所/住所 | 宮崎県東臼杵郡美郷町西郷小原 |
トイレ | 水洗トイレ |
シャワー | なし |
炊事場 | コンクリート製で、調理用のテーブルがある |
かまど | コンクリート製で、耐熱レンガが貼られている |
予約の有無 | 事前に予約しておく必要がある |
お問い合わせ | 西郷村企画課(0982-66-3111) |
注意点 | 山奥のキャンプ場で、朝晩の冷え込みが激しいため、防寒対策は必須です。雨の日には地面がドロドロになるみたいです。 |
「おせりの滝自然公園」は宮崎県三郷町西郷にあり、これまでで一番山奥にあるキャンプ場です。
静かにゆっくり過ごしたい方にはおすすめの場所で、宮崎の大自然を体いっぱいに感じることが出来ます。
と言っても、トイレや炊事場、かまどはちゃんと設置されているため、無料で宿泊できる事を考えると、ありがたい限り。
キャンプに必要なものはすべて、事前に準備しておきましょう。
近くには川が流れていて、暑い夏でもひんやり涼しくなれます。
第5位 日南市にある「猪崎鼻公園キャンプ場」
キャンプ場の名前 | 猪崎鼻公園キャンプ場 |
場所/住所 | 宮崎県日南市大字隈谷甲2348 |
トイレ | 宮崎県日南市大字隈谷甲2348 |
シャワー | なし |
炊事場 | 蛇口が1つしかなく、建物も老朽化している |
かまど | 鉄筋が埋め込んである、古いコンクリート製のグリル |
予約の有無 | 事前予約をする必要ない |
お問い合わせ | 日南市商工観光課(0987-31-1134) |
注意点 | 夏は膝下あたりまで草が伸びています。海岸の森の中にあるキャンプ場のため、蚊が多いです。 |
「猪崎鼻公園キャンプ場」は宮崎県日南市にある無料のキャンプ場で、予約なしで自由に宿泊ができます。
これまで紹介してきたキャンプ場の中では、一番気軽に泊まれる場所かと。
炊事場やかなどには少し難がありますけど、「無料だから…」と思って、我慢してあげてくださいね(笑)
その点、トイレの設備はいいですから。
口コミによると、猪崎鼻公園には「展望台」があるらしく、そのからは宮崎の海が一望できるそうです。
宿泊の際は、朝日が昇る宮崎の海をぜひ見てみてください。
[quads id=1]
宮崎の無料キャンプ場で注意する事とは
あき坊(ぼぅ)が選んだ、宮崎県内の無料キャンプ場を5つ紹介してきました。
ここからは、「無料」だからこそ注意しておきたい点について見ていきましょう。
無料で泊まれるキャンプ場の多くは、「タダ」だけに、「山の中」もしくは「市街地から少し離れた場所」に位置している傾向があります。
そのため、「夏でも涼しい」と感じれる避暑地的な存在でもある一方、交通の便が悪い。

ですから、宮崎県内の無料のキャンプ場を選ぶのであれば、基本的には「忘れ物をしても追加でモノは買えない」と思ってください。
もちろん、絶対に買えない訳ではありませんが、市街地まで行くためには、それなりに時間がかかります。
基本は、キャンプの前までにすべての荷物を準備しておきましょう。
先ほど、「無料のキャンプ場は夏でも涼しい」と言いましたが、ここでも注意点があります!
山の中や市街地から少し離れな場所は、夏でも涼しい反面、日が沈む頃から、気温がグッと下がり。
明け方や夜中は、肌寒く感じることがあるかもしれません。
日中は暑かったとしても、やはり、薄いトレーナーと薄い掛け布団の準備は必要になるかと。
忘れずに持って行ってくださいね。
それから、無料のキャンプ場では「虫」に注意です!
ムカデやゲジゲジ、身近にいる一番の厄介者としては「蚊」。
山の中、海岸沿いに特に多く、蚊の種類によっては、痒みや腫れがひどくなる時もありますから。
まずは蚊に刺されない格好、それから、虫よけスプレーなどを使った対策も合わせてしていきましょう。
こちらの記事で「蚊」の種類や対策について詳しくまとめているので、参考にどうぞ。
そして、最後の注意点として、無料のキャンプ場に宿泊する前に、必ず、宮崎県内にある管理事務所のほうに、一度、確認や連絡を取るようにしてください。
場所によっては、ある期間までしか利用が出来なかったり、実際行くとキャンプさえ出来なくなっていたりしますから。
確実に宿泊するためにも、訪れる前には必ず、事務所に電話する事が大切ですよ。
これは必須!宮崎県内で無料キャンプをするときに準備物まとめ
宮崎県内の無料キャンプ場を訪れるときは、「無料」と言う事もあって、それなりの準備が必要です。
無料だからこそ絶対に必要な準備物を、あき坊(ぼぅ)なりに考えてみました。
- テント(人数に合わせて)
- 食料(生ものの管理は徹底)
- 水(「多めかな」と感じる程度)
- 防寒具(服と掛布団)
- ライトとランタン(多めに持って行くと役立ちます)
- 炭
- カセットコンロとガス
- 救急箱
- 簡易のテーブル、イス
- 虫よけグッズ
何度も言っていますが、無料のキャンプとなると、それなりの覚悟と準備物は欠かせません。
実際、キャンプに行ってから、「あれがない…」なんて事にならないためにも、余裕をもって準備を始め、事前に終わらせる。
これが、宮崎県内で無料キャンプを楽しむコツだと、あき坊(ぼぅ)は思っています。
※ もしかすると、必要な準備物でむけている部分があるかもしれませんが、ご了承ください。
宮崎のキャンプ場(無料)まとめ
宮崎県内にも、無料で宿泊できるキャンプ場はいくつかあり、今回紹介したのは、その中でも、あき坊(ぼぅ)が選りすぐった場所。
「無料」であっても、有料と同じように、炊事場・かまど・トイレなどの設備がきちんと整っていましたから、十分満喫してキャンプが楽しめます。
今年もいつもと変わらず、宮崎の夏は暑くなりそうですが、そんな時こそ、キャンプ日和!
無料のキャンプ場も知ったことですし、今年はお金なんて気にする心配ありません(笑)
そして何より宮崎の夏には、暑く盛り上がれるイベントがたくさん開催されます。
そんなときにでも、無料のキャンプ場を利用してみてくださいね。
無料ならではの注意点や準備物を確認して、今年の夏は、何度もキャンプ場に出かけてみましょう!^^
■ 【参考】宮崎県内のキャンプ情報の記事
- 西米良村の宿泊施設「双子キャンプ場」と「おがわ作小屋村」について