「免許を取ってもう一年も経ったのか~」なんて思いにしみじみさせられますが、実はあき坊(ぼぅ)、いまいちまだワイパーの動かし方が分かっていません(笑)
と言うのも、基本的に雨の日の運転は安全を考え避けるようにしていますし、雨が降ってきても何となくでワイパーの操作をしている状態なので。
他の人からすれば「そんな奴が車を運転してていいのかよ!」と思われてしまうそうですけど、恥ずかしくて、今更誰かにワイパーの動かし方を聞くわけにもいかなくて…

そこで今回は恥ずかしくて今更聞けない「車のワイパーの動かし方」について、あき坊と同じ気持ちがあるあなたにこっそり教えていきたいと思います。
使い方だけでなく、ワイパー交換時期のタイミングなども詳しくまとめました^^
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この記事の目次
車のワイパーはどのようにしたら動く?動かし方は?
雨の日の運転には欠かせないワイパーですが、そもそも車のどの部分を操作すればワイパーを動かせるのか知ってますか?
「知ってるよ」というあなたも下の写真(我が家の車の運転席を撮ったもの)から、ワイパーを操作する場所を当ててみてください。

正解は、この場所なのです!


車のハンドルの左隣にある棒のようなレバーこそ、ワイパーの動かし方に大きく関わる部分!
それでは実際にワイパーの動かし方について説明していきますね。
①ハンドルの左隣にある棒のようなものを見つける(ワイパー)

②棒状のもの(ワイパー)に軽く手を添えて、下に動かしたり、上に動かしたりする
※ 後ろのワイパーを動かすときにはレバーの端っこの部分のみを回す

③ワイパーが動き出す

この3つの手順で車の前後のワイパーは簡単に動かせますから、安心してください^^
ワイパーには5段階の動かし方がある!
基本的なワイパーの動かした方は3つの手順ですけど、何か疑問が残っていませんか?
おそらく、もやもやしたものは「レバーに書かれた英語の文字」についてだと思います。
実はこの文字の違いによって、ワイパーの動く速さやタイミングが異なっているんです!
前のワイパーには、

- MIST
- OFF
- INT
- LO
- HI
この5つがあって、
後ろのワイパーには、

- HI
- LO
- OFF
この3つがあります。
そんな風に言われても意味が分からないと思うので、ひとつずつ説明していきますね。
MIST(一往復だけゆっくり動く)

ワイパーが動かない通常の状態「OFF」からレバーを上に押し上げると、ワイパーが「MIST」の状態になります。
このとき左右に一往復だけゆっくり動くのみで、その後はワイパーは自動的に通常の「OFF」の位置に戻って動かなくなります。
使うタイミングとしては、
- 窓ガラスに軽く水滴が付いたとき
- ホントに少ししか雨が降っていないとき
- 霧やもやで視界が悪いとき
などに使うのがおすすめです。
OFF(通常の状態)

通常、ワイパーはこのOFFの状態になっていて、レバーを上下に動かさない限り動くことはありません。
何も触っていなければ「OFF」ですから、間違えないよう気を付けてください。
INT(中休みを入れながら一定のリズムでゆっくり動く)

ワイパーが動かない通常の状態「OFF」から、レバーを一回だけ”カクッ”と下に押し下げると「INT」の状態になります。
このときは3~4秒くらいの一定のタイミングでワイパーがゆっくりと動き、レバーをOFFに戻さない限り、永遠と動き続けます。
軽い雨が降ってるくらいなら、常に「INT」の状態にしていたほうが毎回「MIST」の操作をする手間が省けるので便利。
車によっては一往復する間隔を調節できるダイヤルが付いている場合もあるので、自分の好みに合わせて動くタイミングを変えるとさらに快適な運転が出来ますよ^^
ちなみに、「INT」は”intermittent”という英語の頭文字をとったもので、「一時的に止める」や「周期的」という意味があります。
こちらも合わせて覚えておくと運転中に「なるほど!」と思うはずです(笑)
LO(中休み無しで動く)

ワイパーが動かない通常の状態「OFF」から、レバーを2回だけ”カクカクッ”と下に押し下げると「LO」の状態になります。
この状態になったワイパーは「INT」のように一時的に止まることはなく、ゆっくり1往復するとまたゆっくり1往復…を始めます。
例えるなら、音楽の授業で使う一定のリズムでカチカチ動く「メトロノーム」のような感じ。
1分間におよそ45回動くのが「LO」の基準となっていて、小雨から大雨くらいまで使うのが一般的には多いですね。
ですが、あき坊(ぼう)のように雨の中で車を運転するのが苦手な人には、少しの雨でも「LO」を使うほうが無難。
HI(中休み無しで速いスピードで動く)

ワイパーが動かない通常の状態「OFF」から、レバーを一番下まで押し下げると「HI」の状態になります。
これはワイパーが動ける一番速いスピードで、言い過ぎかもしれませんが「MIST」や「INT」や「LO」の動きとは次元が違ってます!
だって、1往復するのにも1~2秒くらいしかかからず、1分間で70回くらいのペースで動きますからね。
一般的には大雨や豪雨のときなど、かなり雨が降っている状況で「HI」は使うことが多いです。
高速道路など速いスピードを出さないといけないときは、小雨でも大雨くらいの勢いで窓ガラスに水滴がついてくるため。
そんなときにはワイパーのマックススピード「HI」を使うとかなり便利ですよ。
ま、でも、スピードの出し過ぎは事故の原因にもなりますし、大雨や豪雨ならなおさら安全運転を心がけてください。
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ワイパーの動かし方には注意することがある!
前後のワイパーの5段階の動かし方(MIST/OFF/INT/LO/HI)については分かってもらえましたか?
ひと言でまとめると「雨の降り具合を目安にして、それに合わせワイパーの動かし方も変えてみましょう」ってことです^^
ワイパーを動かすための操作は、基本、信号などで車が止まっているときに行うようにしてください。
運転しながらだと、初心者は特に「ワイパーを動かす」という事に気を取られてしまって、危うく事故になりかけるケースもありますから。
実際にあき坊(ぼぅ)は、もうちょっとで…になりかけたことがありましたから(苦笑)
それに、これを見ている今はワイパーなんて楽勝に動かせそうな気がしますけど、実際に運転してみるとテンパってしまいスムーズな操作が出来ないこともありますからね。
焦るくらいなら、駐車できそうなスペースに車を停め、ひとつずつ丁寧に操作してみましょう。
車の運転を始めてから数か月、もしくは運転に慣れるまでは止まってからワイパーを動かす操作を行うと安全です。
どのくらいでワイパーは交換すればいいの?時期やタイミングは?
ワイパーの動かし方に関しては、おそらくもう完璧にマスター出来たはずです!
あとは実践してひたすら経験を積むのみ。
でも、そうなった場合、「ワイパーの交換時期」っていうのも気になりませんか?
だた車を交通手段の方法として使うだけだと、やはり不具合が起こったりしますからね。
「たかがワイパーされどワイパー」ということで、交換する時期やタイミングについて紹介しておきます。
一般的にワイパーを安全に使っていくためには、本体自体を約1年に一回のペースで交換することをおすすめします。
また、ワイパー本体ではなく、ワイパーのゴムの部分であれば半年に1回のペースで交換しておくといいでしょう。
異変が起こってから交換すると、安全面的にもよろしくないですし、車の窓ガラスにも傷がついてしまいますから。

出来れば本体なら「年に一回」、ゴムなら「半年に一回」のペースで取り換えるようにしてください。
と言っても、僕たちは「車のプロ」というわけではないですから、ワイパーの異変にいち早く気付くことは出来ませんよね。
だからこそ、ワイパー交換のタイミングを知っておく必要があるのです。
交換のタイミングとしては、
- 拭きムラが現れるようになる
- 動くときにガガガッという音が聞こえる
- 窓ガラスの表面に水がにじみだす
- スジのような線が残る
この4つのうちどれか一つでも現れるようになったら、「ワイパーの寿命なのかな」と思うようにしてください。
安全な運転をするためにも、細かい所ではありますがワイパーの時期やタイミングに気を使ってみましょう^^
ワイパーの動かし方や交換時期のまとめ
車のワイパーを動かすためには、運転席のハンドルの左隣りにある棒状のレバーを上下に動かすことで可能です。
揺れのスピードが早い順から、
- HI(OFFを基準にレバーを下に3回下げる)
- LO(OFFを基準にレバーを下に2回下げる)
- INT(OFFを基準にレバーを下に1回下げる)
- MIST(OFFを基準にレバーを上に1回上げる)
このようになってて、雨の降り具合によってワイパーの速さを調節できます。
ワイパーの交換時期としては本体は年に1回、ゴムの部分なら半年に1回をおすすめします。
雨が降っているときしか出番のないワイパーだけあって、その動かし方は免許を取っている人でも分からなくなってしまうレベル。
ですが、安全に運転するためにもやはり重要な車の一部なので、きちんと覚えておきましょう^^
最後にこれだけは言わせてください。
ワイパーの動かし方が分からなくたって、正直、全然恥ずかしくありませんよ。
恥ずかしいのは分からないことを分からないままにしていること、とあき坊(ぼぅ)は感じています^^
この記事でワイパーの動かし方をマスターしたあなたは、明日からは雨が降っていても堂々と運転ができますから安心してください!