真っ白いご飯に、緑のえんどう豆を入れた豆ご飯、好きなんですよね~。
白と緑の色が鮮やかで、食欲をそそりませんか?
ご飯に豆が入ると、豆の栄養がプラスされ見た目だけでなく、栄養価もアップ!
豆にはいろいろな種類がありますが、少しずつ栄養が違うようです。
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この記事の目次
大地を表す5色の豆の栄養と豆の種類は?
豆は昔から縁起物として扱われ、京都では和菓子として5色豆が有名です。

白、緑、赤、黒、黄の5色は、それぞれの色が金、木、火、水、土と大地を表しているそうです。
5種類の色ごとに、代表的な豆の種類と、栄養を紹介していきます。
白い豆(白いんげん豆、白花豆など)
豆の栄養素は、ほとんどが炭水化物(糖質)ですが、この種類の豆は、他にカルシウムや食物繊維を含んでいます。
カルシウムは、体に必要な大切な栄養で、骨や歯を作るもとですよね。
食物繊維は、1日に必要な量が20gから25gと言われ、お腹の調子をよくします。
いろいろな形で体に取り入れたい栄養です。
おまんじゅうを食べるなら、白いんげん豆で作られる白あんがいいな~。
緑色の豆(青えんどう豆・グリーンピース、枝豆など)
この種類の豆は、見た目の色からもわかるように、ビタミンAやビタミンB1が、含まれています。

ビタミンという栄養素には、体にエネルギーを効率よく循環させ、体の調子を整えるという働きがありますよね。
この栄養素が不足する、と肩こりや足のだるさ、イライラや記憶力の低下などの症状があらわれるので要注意!
緑色の豆の種類は、見た目もきれいで、サラダなどのトッピングに、たくさん使いたいですね。
ちー婆(ばぁ)は、枝豆のおつまみが大好きです!
赤色の豆(金時豆、赤えんどう豆など)
金時豆は、いんげん豆の種類の1つで、北海道で全国生産のうち6割が作られています。
この種類の豆は、食物繊維、カルシウム、そして鉄分が含まれています。
鉄分は、必須ミネラルの中でも、筋肉や血液そして体の神経を作る大切な栄養の1つです。
金時豆も赤えんどう豆も、料理の色どりに欠かせない豆の種類。
豆料理で代表的なチリコンカンや、ミネストローネなどに入れると料理が華やかになりますよね。
金時豆を甘~く煮てお茶と一緒に食べるのもおいしいい^^
黒色の豆(黒豆など)
黒豆には、花や果実の色素になるアントシアンや、ポリフェノールが含まれています。
ポリフェノールという栄養は、黒豆だけでなく、いろいろな植物に含まれる栄養です。
体の疲れや疲れ目の予防、コレステロールの酸化を防ぐので生活習慣病の予防にもなります。
1日に約20g取ると、体の良いと言われているので、いろいろな種類のポリフェノールが入った食品を食べたいですね。
ちー婆(ばぁ)は、黒豆せんべいがお気に入り!
せんべいと黒豆の歯ごたえがいいんですよね~。
黄色の豆(黄大豆など)
この種類の豆には、必須脂肪酸であるリノール酸やサボニンという栄養が含まれます。
体内の脂肪に働きかけて、コレステロールを低下させてくれます。
黄大豆は、大豆の1つの種類です。
その大豆には、ポリフェノールの1種であるイソフラボンという天然の栄養が含まれています。
大豆イソフラボンともいわれ、女性ホルモンと同じ働きをするので、女性にやさしい栄養素です。
更年期障害や骨粗しょう病、肌の老化予防をしてくれます。
最近では、女性だけでなく男性のアンチェンジングでも注目されている栄養だそうですよ。
代表的な豆を5種類の色ごとに分けて、栄養を紹介しました。
豆を食べるとき、その豆の色で栄養を考えても、面白いかもしれませんね。
次は、豆の種類を2つの栄養で分けてみました。
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炭水化物を多く含む豆と脂質を多く含む豆の栄養と種類は?
豆の栄養の多くは、炭水化物(でんぷん)と植物性のたんぱく質です。
その2つの種類の栄養が、1つの豆の中にどれくらい入っているかで分けられます。
炭水化物を多く含む豆の種類(小豆、いんげん豆、そら豆、エンドウ豆、ひよこ豆など)
豆は乾燥させたもの、缶詰豆、生豆といろいろ加工の種類があります。
ここでは乾燥させた豆の50%が炭水化物であるという豆の種類です。
炭水化物は、糖質なので取りすぎると中性脂肪に変えられ体内に蓄積されます。
でも体内で一番のエネルギーです。
その他の栄養としては、たんぱく質が20%、脂質はわずか2%しかありません。
脂質を多く含む豆の種類(大豆、落花生など)
炭水化物についていうと、大豆が30%で落花生は35%です。
たんぱく質が大豆は30%、落花生は25%。
そして、問題の脂質が、大豆では20%、落花生について、なんと50%が脂質です。
おいしい落花生は、ついつい食べてしまいませんか?
でも、食べすぎると少し気持ち悪くなりますのね~。
1粒の豆の半分が、脂質(油)ですから。
大豆については、脂質が落花生よりも少ないです。
しかし、大豆油として加工されます。
さらにたんぱく質も多いので、豆ですが、畑の肉と言われる理由がわかりますよね。
豆の栄養と種類についての豆知識
豆は炭水化物、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラル、食物繊維など体にいい栄養が、。豊富に含まれています。
もうひとつの栄養素「葉酸」について紹介します。
葉酸という栄養素は、ほうれん草から発見されたので、そのような名前がついたそうです。
人の血液、特に赤血球が分裂したり、成長したりするのを助ける働きがあります。
葉酸は「造血のビタミン」とも言われていて、妊婦さんや赤ちゃんに授乳している女性には、とても役に立つ栄養です。
例えば豆の種類では、ひよこ豆や大豆が入っています。
大豆そのもの、たくさん食べるのは大変ですね。
豆腐・納豆・豆乳などの加工品を毎日の食生活に、少し取り入れるだけでもいいのかなと思います。
緑色(えんどう豆)と白色(大豆)を使った料理
昨日、近くのお店で、旬のえんどう豆を見つけました^^
晩ごはんに、さっそく豆ごはん。
そして今日は、大豆の缶詰を使って、ドライカレーが夕食でした。
豆ごはんの作り方と感想
材料は、米3合、えんどう豆150g、酒50㏄、塩小さじ1。
米とえんどう豆、酒を入れてから、水の量を合わせます。
我が家は、最近ガスを使って米を炊くことが多いです。
ガスレンジに、お米を炊く機能が付いているので、スイッチを押すだけでOK!
ガスの火が強いので、おいしく、あっという間に出来上がり。
出来たての豆ごはん、蓋を開けると、お米とえんどう豆のいい香り。

お酒の力で、お米がつやつや輝いて見えました。

味は、塩が適度に効いていて最高!
おにぎりにしてお昼ご飯に食べました。

えんどう豆ご飯は、春の味がします。
白の豆(大豆)を使ってドライカレー
大豆は、缶詰を使うと、簡単に料理に使えますよね。
ちー婆(ばぁ)がよく作る大豆プラスの料理は、サラダ、ミートソース、ハンバーグ、そしてドライカレー。
サラダの場合は、そのまま混ぜるだけ。
それ以外は、大豆を小さく刻んで使います。
そんなに細かく刻みません。
ちょっと大きいほうが大豆の食感を楽しめるので好きです。
ドライカレーの作り方と感想
材料は、合いびき肉200g、大豆1缶、玉ネギ1個、カレー粉適量、レタス数枚。

これらの材料で、3~4人分です。
油をフライパンに入れて火にかけます。


肉、玉ネギの順番によく炒めます。
すべてに火がよく通ったら、刻んだ大豆を入れて混ぜます。

カレー粉を入れたら出来上がり!
カレー粉の量は、好みに合わせて。
我が家は、家族全体が甘口なので、カレー粉は少し少な目。

付け合わせのレタスに、ご飯を包んで食べました。
とてもおいしく食べやすい!好評でした^^
豆ごはんとドライカレーを作って
今回は、どちらも手軽にできる豆を使ったおかずメニューでした。
旬のえんどう豆でも、いつでも使える大豆の缶詰でも、豆の栄養をたっぷり取ることができます。
次は、豆クッキーや豆ケーキなどおやつも作ってみたいと思います^^
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まとめ 豆の栄養と種類について
豆の栄養と種類について紹介してきましたが、少しは豆知識になったでしょうか。
(ちなみに豆知識という単語の中で使われる「豆」の意味は、「小さいもの」という意味で使われていますよ。^^)
ちー婆(ばぁ)は、さやえんどう豆とスナップえんどう豆が、同じえんどう豆の成長の過程の呼び名だということを初めて知りました。
さやえんどう豆は、どんぶりの色どりとして、またスナップえんどう豆はバターで炒めて目玉焼きと一緒になどいつも使っているんですけどね~。
豆苗も、大きく成長したえんどう豆の若葉と茎だそうです。
日本では、最近になって、よく見かけるようになりましたね。
中国では、高級食材として、昔から使われているそうですよ。
小さくて、いろいろな種類がある豆の中には、キラキラ輝く宝石のような栄養が、たくさん詰まっています。
これからも毎日の食卓に、いろいろと取り入れていきたいと思っているところです。